
セミナー趣旨
PFASの1つであるPFOSやPFOAについては、その目標値や基準に関して、国際的にも様々な科学的な議論が行われ、日本においても局地的に比較的高濃度で検出された地域からは、その影響に対する不安や対策を求める声が上がっている。
環境省では、科学的知見を踏まえた対応と分かりやすい情報発信を図っている。具体的には、①環境中への新たな排出抑制(作らない・出さない)、②更なる汚染拡大の防止(広めない)、③健康影響の未然防止(目標値等を超える量のPFOS等を摂取しない)、④リスクコミュニケーション(正しく知る)の4つの柱で取り組みを推進している。
本題目では、これまでの環境省の取り組みやPFASに関する国内外の動向等について詳説する。
セミナープログラム
1. PFAS概要
2. 国内におけるPFOS等の検出状況等
(1) 水道水中・環境中での検出状況
(2) 要検討項目・要調査項目の追加
3. 海外におけるPFASに関する動向
(1) POPs条約における近年の追加物質
(2) 諸外国の動向
4. 環境省における最近の主な取り組み
(1) PFAS対策の基本的方向性
① 作らない・出さない(化審法・泡消火薬剤・事故時の対応等)
② 広めない(モニタリング・分析法開発・技術実証等)
③ 摂取しない(飲料水水質基準化・水質検査計画・研究の推進等)
④ 正しく知る(リスクコミュニケーション)
5. まとめ
6. 関連質疑応答
7. 名刺交換・交流会
セミナー講師
環境省
水・大気環境局
環境管理課長
セミナー受講料
1名:37,200円(税込) 特典:受講1名につき、同社より1名同行無料(要登録)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
【会場またはライブ配信受講】
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
【アーカイブ配信受講】
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,200円(税込)/人
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