高分子延伸フィルムの構造評価とBOPP・PBT二軸延伸フィルムの高性能化・産業用途への展開【LIVE配信・WEBセミナー】

 

★2025年12月9日開講。【①山形大学:伊藤氏】【②東レ:岡田氏】【③興人フィルム&ケミカルズ:橘氏】【④ダウケミカル日本株式会社:杜氏】の4名の専門家が、高分子延伸フィルムの基礎・物性評価から産業展開に向けた製品開発について解説します。

■本講座の注目ポイント
 高分子延伸フィルムは、光学・包装・電子分野で発展を続けています。本講演では、延伸フィルムの構造形成と物性評価の基礎を整理し、分子配向や光学特性などの評価技術に触れます。さらに、産業用途が拡大するBOPP・BOPE・PBT二軸延伸フィルムの開発・産業応用の実例を解説していただきます。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナープログラム

    【第1講】 延伸フィルムの分子配向計測とオンライン計測の研究動向

    【時間】 13:00-14:15
    【講師】山形大学大学院 有機材料システム研究科 教授 伊藤 浩志 氏

    【講演主旨】
     高分子フィルムの延伸について、材料特性、加工技術,構造の評価などを平易に解説する。特に結晶性フィルムとしての要求特性や延伸性、構造と物性評価手法などを紹介するとともに海外の研究動向についても紹介する。

    【講演のポイント】
     最先端の構造計測の事例を紹介しながら、プラスチック成形加工、フィルム成形の基礎、構造形成、物性発現までの関係の本質を分かりやすく解説するとともに、様々な延伸不良の課題について紹介する。

    【習得できる知識】
     ①成形加工およびフィルム延伸の基礎と材料物性
     ②フィルム延伸の構造形成
     ③最近の構造形成の解析手法

    【講演キーワード】
     フィルム、二軸延伸、多層押出、オンライン複屈折計測

    【プログラム】
    1. フィルム延伸過程における現象
     1-1 高分子材料とフィルム成形加工技術
     1-2 延伸過程と光学異方性発現の関係
     1-3 一軸延伸と配向挙動
     1-4 二軸延伸・逐次延伸と配向挙動
    2. フィルム延伸過程における構造発現および評価技術
     2-1 一軸および二軸延伸における分子配向特性
     2-2 延伸フィルムの構造・物性評価
     2-3 国内外のフィルム延伸の研究開発動向
     2-4 フィルム成形・延伸過程におけるオンライン光学異方性計測
    3. 非晶性光学フィルム延伸過程における構造発現および評価技術
     3-1 一軸延伸と分子配向特性
     3-2 光学延伸フィルムの構造・物性評価
     3-3 フィルム延伸・緩和過程におけるオンライン構造計測 (研究開発動向含)
    【質疑応答】

     

    【第2講】 BOPPフィルムの高性能化と工業材料への展開に向けた取り組み

    【時間】 14:25-15:25
    【講師】東レ株式会社 フィルム研究所/研究員 岡田 一馬 氏

    【講演主旨】
     二軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルムは、低密度ゆえ軽量であること、防湿性や吸湿寸法安定性、耐加水分解性、耐薬品性などの化学特性や、絶縁性、誘電特性などの電気特性、離型性に優れる特徴を有しており、包装材料として非常に広範に使用されているものの、機械特性や熱特性、表面平滑性が工業用フィルムとして一般的なPETフィルムに劣ることから工業用フィルムとして使用されることが極めて少なかった。
     本講座では、械特性や熱特性、表面平滑性を世界最高レベルにまで改良した新規開発品を初めとして、種々のBOPP製品のご紹介と工業用フィルムとしての展開事例について解説する。

    【講演のポイント】
     ポリオレフィン原料、ポリオレフィンフィルムの基礎知識と従来品の課題を説明し、世界最高レベルの耐熱性、平滑性、品位を有する最新の開発品BOPPフィルムの開発に関するアプローチ、特性を紹介し、本開発品を用いた展開事例について解説する。

    【習得できる知識】
     ①ポリオレフィン原料、ポリオレフィンフィルムに関する基礎知識
     ②BOPPフィルムの従来課題と課題解決のアプローチ、及び、開発品を用いた場合の展開事例を把握出来る。

    【講演キーワード】
     フッ素フリー(PFAS)、ノンシリコーン、ダウンゲージ、減プラ、CO2削減、高耐熱、高剛性、高品位、高平滑、低コスト

    【プログラム】
    1.東レグループの概要、フィルム製品
    2.背景
     2-1 BOPPフィルムの特徴、用途
     2-2 トレファン®特性向上による用途拡大
    3.新規トレファン
     3-1 高品位化、高平滑トレファン®
     3-2 超高耐熱トレファン®
    4.まとめ
    【質疑応答】

     

    【第3講】 二軸延伸PBTフィルムの特性と環境配慮包材および工業/産業用途への展開

    【時間】 15:35-16:35
    【講師】興人フィルム&ケミカルズ株式会社 開発推進部 橘 郁人 氏

    【講演主旨】
     当社ではSDGsに代表されるサスティナブルな経済活動に貢献することを目的に、例えばケミカルリサイクル原料やバイオマス由来原料を使用し環境負荷低減に貢献できる製品の開発も積極的に推進しています。
     今回は、当社が工業化に成功したPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂の二軸延伸フィルム(商品名:ボブレット)を用いることにより、食品パッケージにおけるプラスチックの減容化やCO2排出量の削減を中心とした様々な環境負荷低減に貢献する提案について、紹介します。

    【講演のポイント】
     当社が工業化に成功したPBT樹脂の二軸延伸フィルムを用いることによる、食品パッケージにおけるプラスチックの減容化やCO2排出量の削減を中心とした様々な環境負荷低減に貢献する提案について紹介します。

    【習得できる知識】
     ①チューブラー同時二軸延伸法の製造プロセスについて
     ②OPBTフィルムの特性と環境配慮包材としての活用について

    【講演キーワード】
     PBTフィルム、減プラ、減容化、SDGs、レンジパウチ、冷凍食品、プラスチック、CO2削減

    【プログラム】
    1.OPBTの製造方法とフィルム特性
     1-1 PBT樹脂とは?
     1-2 チューブラー同時二軸延伸プロセス
     1-3 OPBTフィルムの特長
     1-4 OPBTフィルムの物性
    2.OPBTを活用したパッケージによる環境負荷低減
     2-1 代表的な活用事例
      2-1-1 レンジ対応パウチ
      2-1-2 深絞りトップ材
      2-1-3 冷凍食品
     2-2 その他の活用事例
      2-2-1 アセプティック適性
      2-2-2 耐内容物性
      2-2-3 放射線滅菌用包材
    3.その他の主な採用例
    4.おわりに

     

    【第4講】 持続可能な未来へ ~ダウのサステナビリティ関連ソリューション~

    【時間】 16:45-17:45
    【講師】ダウケミカル日本株式会社 ダウ日本開発センター 杜 暁黎 氏

    【講演主旨】
     プラスチック製品のサステナビリティに対する要望が年々高まっている中、ダウ・ケミカルは樹脂製品のみならず、循環社会の実現に向けて、トータルソリューションを開発しております。例えば、リサイクル性を高めるための単一素材包装、特に従来製造自体が難しいとされていた二軸延伸ポリエチレン(BOPE)の高耐熱化可能かつ高密度樹脂(InnateTF220)を含む新たなソリューション、一般廃棄物由来のマテリアルリサイクル樹脂やアドバンスドリサイクル(ケミカルリサイクル)樹脂、非食品由来のバイオベース樹脂などの製品を上市し、市場のニーズに合わせて製品ラインナップの拡充を進めております。
     今回の講演では、ダウの全般的な取り組みや戦略はもちろんのこと、いくつか具体的な国内外の取り組み事例を含めてご紹介致します。

    【講演のポイント】
     グローバル企業であるダウ・ケミカルのポリエチレンにおける取り組み、実際に採用される樹脂設計及び包装形態例

    【習得できる知識】
     ①単一素材の設計 (延伸用ポリエチレン樹脂など)
     ②マテリアルリサイクル (PCR樹脂)
     ③ケミカルリサイクル
     ④バイオベース

    【講演キーワード】
     サステナビリティ 単一素材 再生材料 リサイクル バイオ素材 LCA ポリエチレン

    【プログラム】
    はじめに ~ダウのサステナビリティ戦略及びソリューション~
    1. モノマテリアルのパッケージ向けのソリューション(BOPE、低温シール用PEなど)
    2. マテリアルリサイクルとアプリケーション開発について
    3. アドバンスドリサイクルについて
    4. 再生可能原料について
    【質疑応答】

     

    ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
    ※前日のお申込みでも、対応させていただきます

    セミナー講師

    第1部  山形大学大学院  有機材料システム研究科 教授  伊藤 浩志 氏
    第2部  東レ株式会社  フィルム研究所/研究員  岡田 一馬 氏
    第3部  興人フィルム&ケミカルズ株式会社  開発推進部  橘 郁人 氏
    第4部  ダウケミカル日本株式会社  ダウ日本開発センター  杜 暁黎 氏

    セミナー受講料

    ●1名様  :55,000円(税込、資料作成費用を含む)
    ●2名様以上:16,500円(お一人につき)
     ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません


     

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    高分子・樹脂加工/成形   高分子・樹脂材料

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