
FT-IRの基礎知識、スペクトル解釈のコツ、失敗例、サンプルの前処理方法、ノイズ処理方法、パラメータ設定方法、微小異物分析についてスペクトルパターンの解釈演習やスペクトルデータ処理の演習を交えてわかりやすく解説する特別セミナー!!
【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
セミナー趣旨
有機物の構造解析において代表的なFT-IRについて、装置をより良く使って頂くための技術を身につける講座です。
装置を正しく使うのに最低限必要な原理から得られたスペクトルを解釈するコツ、陥りやすい失敗例、実際の分析事例などを分かりやすく紹介します。
最後に行う演習では、スペクトルパターンを用いたスペクトルの解析や、各種スペクトルデータ処理など、実践的な内容となっています。
受講者の声
- FT-IR初心者ですが、分子振動の様子や振動モードの種類をバーチャルで示していただき非常にわかりやすく、FT-IRでの異物分析のしくみがよくわかりました。演習問題もあり、実際に考えることで理解が深まりました。ご説明、ありがとうございました。
- 具体的な事例も交えていただき理解しやすかった。基本から具体的なコツまでわかり大変参考になりました。アニメーションや、事例の紹介、演習問題などが用意されており、飽きずに視聴できました。
- 今まで形式的に行っていた操作の理由を理解できました。とても詳しく丁寧な説明で大変分かりやすかったです。資料も詳細に解説できるもので、今後に間違いなく役に立つので有効に使っていきたい。
- これまで本などを読んでも理解しにくかったところがアニメーション等で表現されていてわかりやすかった。チャートを分割する手法はぜひ参考にしたいです。解析のコツがよくわかりました。
- 今年度よりFT-IRを扱うようになったので、原理から学ぶことができて勉強になりました。実例を交えた演習が良かった。内容も分かりやすく良かった。
受講対象・レベル
FT-IR分析者
オペレータ など
必要な予備知識
FT-IRの分析経験がある方が望ましいが、これから分析に従事される方にも役立つ内容となっています。
習得できる知識
1)FT-IRの基礎原理
2)FT-IRの分析手法
3)FT-IRのスペクトル解析
4)微小物(異物)分析のサンプリング
5)顕微FT-IRの分析テクニック など
セミナープログラム
1.FT-IRの基礎
1-1.分子振動と光吸収
1-2.分子振動モード
2.FT-IRスペクトルの解釈
2-1.帰属表の使い方のコツ
2-2.ライブラリ検索のコツ
3.測定手法とサンプルの前処理方法
3-1.透過法
3-2.反射法
3-3.ATR法(一回反射ATR法)
4.良質なスペクトルを得るために
4-1.様々な不具合の処理方法
4-2.パラメータ設定の定石
5.顕微FT-IR
5-1.微小異物分析
5-1-1.前処理ツール
5-1-2.サンプリングテクニック
6.FT-IR演習問題
6-1.スペクトル解析の演習 -スペクトルパターンを用いた解析-
6-2.スペクトルデータ処理の演習
質疑・応答
セミナー講師
講師サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社 CAD事業本部 要素技術開発部 シニアアプリケーション 小松 守 先生
1992年 サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社の前身 ニコレー・ジャパン株式会社に入社。
現在に至る。
専門
赤外分光
ラマン分光
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト:製本資料(受講料に含む)
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
分析化学 品質マネジメント総合
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
分析化学 品質マネジメント総合関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
DEHPとは?危険性や健康への影響、身近な製品例と安全な代替品まで解説
【目次】 DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)、この耳慣れない化学物質が、私たちの日常生活に深く根ざしていることをご... -
PFAS(ピーファス)を分かりやすく解説!有機フッ素化合物の基礎知識
【目次】 PFAS(ピーファス)という言葉を耳にしたことはありますか?PFASは「パーフルオロアルキル物質」の略で、主に有機フッ素化... -
プラスチック分解微生物とは?求められる背景や仕組みについて解説
プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材ですが、その便利さの裏には深刻な環境問題が潜んでいます。毎年膨大な量のプラスチックが廃棄され、海洋や土壌に蓄...