
水素・イオン・配位結合など種々の超分子結合を高分子材料へ活用し、自己修復や刺激応答性などの機能を得るための材料設計手法のポイントを解説!
セミナー趣旨
本講座では種々の超分子結合を、高分子材料の構造の一部として用いることで得られる機能や材料設計手法について紹介する。
受講対象・レベル
高分子材料や超分子材料の開発に興味がある方。
必要な予備知識
高校卒業レベルの化学の知識。
習得できる知識
・超分子材料の基礎知識
・機能性高分子材料の設計に関する基礎知識
・超分子結合を用いた高分子材料の最新動向
など
セミナープログラム
1.はじめに
2.超分子結合とは
1)水素結合
2)イオン結合
3)配位結合
4)その他の結合
3.高分子材料への利用
4.超分子結合を用いた高分子材料の例
1)層状無機化合物を用いた接着材料、自己修復材料の開発
2)時間制御型自己修復材料の開発
3)刺激応答性高分子材料の開発
4)その他の材料
5.高分子材料の設計指針
1)高分子材料への水素結合部位の導入
2)高分子材料へのイオン結合部位の導入
3)高分子材料への配位結合部位の導入
4)高分子材料へのその他の結合の導入
6.超分子結合を用いた高分子材料開発の最新動向
7.まとめ
<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
宇都宮大学 工学部 准教授 為末 真吾 氏
■ご略歴
2011年 大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻博士過程修了
2011年~2012年 独立行政法人理化学研究所 研究員 生体模倣材料研究チーム
2013年~2017年 新潟大学工学部 助教
2017年~2022年 宇都宮大学工学部 助教
2022年~現在に至る 同 准教授
セミナー受講料
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
受講料
40,700円(税込)/人
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
静電粉体塗装とは?常識を覆す塗装技術!静電粉体塗装の可能性
【目次】 今日の製造業において、製品の表面処理は品質と機能性を左右する重要な工程です。その中でも、環境負荷の低減と高性能化を両立する... -
DEHPとは?危険性や健康への影響、身近な製品例と安全な代替品まで解説
【目次】 DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)、この耳慣れない化学物質が、私たちの日常生活に深く根ざしていることをご... -
RO膜(逆浸透膜)とは?RO膜による水処理の仕組み、メリット・デメリットをわかりやすく解説
【目次】 水は私たちの生活に欠かせない資源であり、その水質は健康や環境に大きな影響を与えます。近年、世界中で水資源の不足... -