
再エネ事業のM&Aとジョイントベンチャー取引の実務
活発化する再エネのセカンダリー市場で、失敗しないための法務知識
~再エネ事業特有のDD・契約上の論点とFIT/FIPにおける留意点を解説~
開催日時 2025年09月08日(月) 16:30 - 18:30
セミナー趣旨
太陽光発電事業をはじめとする再エネ事業も多数開発されるに至り、M&A取引やジョイントベンチャー取引(JV取引)などのセカンダリー取引も活発になっています。一方で、通常の事業会社のM&A取引やJV取引とは異なり、再エネ事業ならではのデュー・ディリジェンス上の留意点や株式譲渡契約等を初めとする取引契約上のポイントがあります。
本セミナーは、事業会社のDDや契約交渉には慣れているものの再エネ事業に馴染みがない方や、GK-TKストラクチャーなどを活用した再エネ開発には慣れているもののM&A取引やJV取引に馴染みがない方を主に念頭に置き、再エネ事業のM&Aとジョイントベンチャー取引の法務の基礎から発展的論点を解説します。
セミナープログラム
1. はじめに
(1) 再エネ開発の典型的流れ
(2) 再エネプロジェクトのセカンダリー取引の概要
2. 法務デュー・ディリジェンス(DD)の視点
(1) 法務DDの基礎と目的
(2) 法務DDのスコープ
(3) 法務DDの流れとプロセス
(4) 再エネ事業の買収において特に気を付けたいポイント
① 許認可の視点
② 再エネ特措法上の論点(FIT・FIP認定の調査)
③ コンプライアンス上の論点
3. 取引契約のポイント
(1) 株式譲渡契約
(2) 匿名組合契約譲渡契約
(3) ジョイントベンチャー取引の場合(株主間契約を中心に)
4. 再エネ事業特有の論点
(1) FIT/FIP案件における再エネ特措法上の住民説明会
(2) コーポレートPPA案件における留意点
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
~ 法律事務所ご所属の方の聴講はご遠慮願います~
セミナー講師
長島・大野・常松法律事務所
パートナー・弁護士
渡邉 啓久 氏
2007年 慶應義塾大学法学部卒業
2009年 慶應義塾大学法科大学院修了
2010年 長島・大野・常松法律事務所 入所
2016年 University of San Diego School of Law卒業(LL.M., Magna Cum Laude)
2016年 Slaughter and May(London)勤務
現 在 長島・大野・常松法律事務所 弁護士
慶應義塾法科大学院非常勤講師
長島・大野・常松法律事務所
アソシエイト・弁護士
倉知 紗也菜 氏
2011年 一橋大学法学部卒業
2013年 東京大学法科大学院修了
2014年 長島・大野・常松法律事務所入所
2022年 Stanford Law SchoolにてLL.M.を取得
2023年 McDermott Will & Emery ニューヨークオフィス勤務
現在 長島・大野・常松法律事務所 弁護士
セミナー受講料
1名:37,390円(税込) 2名以降:32,390円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
37,390円(税込)/人