シランカップリング剤の反応、処理層、表面被覆状態、効果の解析

~反応メカニズム、処理層・界面状態の分析、処理効果の評価~
 受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ 

シランカップリング剤による効果的・効率的な表面処理を行うために
シランカップリング剤の添加・反応によって表面・界面で何が起きているのかを知る
そして表面や界面をいかにコントロールしていくのか
パルスNMRを活用した処理層、界面、反応性の解析とその新規データ解析の手法も解説

シランカップリング剤の基礎、加水分解、縮合反応コントロールの考え方、
表面や界面の分析手法の使い方、表面・界面設計の考え方、、、、、
表面や界面のシランカップリング剤の分析技術とそこから見えた表面や界面の本当の姿とは


キーワード:シランカップリング剤,加水分解反応,重縮合反応,表面処理,溶解度パラメータ,パルスNMR,TG分析


日時

【Live配信受講】 2025年10月28日(火)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】2025年11月13日(木)  まで受付(視聴期間:11/13~11/27)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     本講座は、シランカップリング剤の反応過程における処理層の構造、表面被覆状態、反応進行の解析および特性への効果等を見いだし、表面・界面で何が起きているのかを知ることで、より効果的・効率的な表面処理を行うことを目的にする。また,処理層、界面、反応性の解析にパルスNMRを活用しており,新規なデータ解析手法を多く創出した。これらを詳細に解説する。

    受講対象・レベル

    シランカップリング剤を使っておられる方,これから使われる方
    予備知識は不要 講演内で理解できるようにします

    習得できる知識

    シランカップリング剤による表面・界面設計の考え方
    パルスNMRによる処理層,界面,反応性の解析方法

    セミナープログラム

    1.シランカップリング剤の課題
     1.1 半導体封止樹脂におけるシランカップリング剤
     1.2 シランカップリング剤の分子構造と相互作用の効果

    2.シランカップリング剤の反応
     2.1 加水分解反応
     2.2 精密にSAM形成をコントロールするために
     2.3 重縮合反応のコントロール
      ・重縮合体の悪影響
      ・pHや分子構造の影響
      ・AFMで見た処理層
     2.4 無機表面との反応~表面の影響
      ・反応性に影響する因子
      ・有機官能基が吸着する場合
     2.5 加水分解なしでも反応するか?

    3.Interphase形成による複合材料の高性能化
     3.1 パルスNMRによる処理層とInterphaseの解析
     3.2 ヘアー構造,ネットワーク構造をつくる
     3.3 絡み合いとIPNの効果
     3.4 インテグラルブレンド法はすごい
     3.5 エポキシ樹脂の吸水率と強度
      ・界面とバルクのどちらの効果?
     3.6 炭酸カルシウムを補強性フィラーに
     3.7 剥がれる界面もまた有効

    4.さらに界面を知るには? とその効果
     4.1 TG分析による処理層の構造解析
     4.2 化学吸着分子を増やすためには
      ・粒子表面でのオリゴマー形成の効果
      ・オリゴマーを使う
      ・長鎖タイプを使う

    5.最近のトピックス
     5.1 シランカップリング剤は多機能化
     5.2 文化財修復とシランカップリング剤
     5.3 これからはメトキシ型からエトキシ型へ
      その問題点
     5.4 第一原理計算の活用

    □質疑応答□

    セミナー講師

    大阪工業大学 工学科 応用化学科 客員教授 学術博士 中村 吉伸 先生

    <ご経歴>
    1980年 神戸大学大学院工学研究科修士課程修了.
    1983年 神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了.学術博士.
    1980年より1997年まで 日東電工株式会社勤務.
    1997年 大阪工業大学助教授.
    2002年より教授.
    2019年 退職.特任教授.
    2025年 客員教授.

    <ご専門>
    高分子化学、高分子物性、高分子系複合材料、接着、粘着

    <学会活動>
    所属学会:高分子学会,日本接着学会,日本ゴム協会他
    学会の役職:日本接着学会理事,学会誌編集委員長等を務めた

    <受賞歴>
    2006年 日本接着学会 学会賞
    2005年 科学技術分野の文部科学大臣表彰 
    2019年 日本接着学会 功績賞 他

    【HP】http://www.oit.ac.jp/laboratory/room/101

    セミナー受講料

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      なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。


    (備考)※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
        ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


     

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    高分子・樹脂材料   複合材料・界面技術   化学反応・プロセス

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