バイオ医薬品・タンパク質医薬品の試験室におけるQC/QAと製造工程の変更に伴う同等性/同質性評価および変更管理

~業務で必要となる生体物質、
 特にタンパク質に関する知識・分析技術の習得~
 
(受講可能な形式:【会場受講】or【Live配信】or【アーカイブ配信】)

低分子医薬を経験してきたQC/QA担当者は、なぜバイオ医薬品・タンパク質医薬品になると戸惑うのか。

本セミナーでは、バイオ医薬品・タンパク質医薬品を担当する試験室担当者が、
悩みやすい、抑えるべきポイントをわかりやすくご解説いただきます。


日時

【会場受講】2025年10月27日(月)  13:00~16:30
      ( 東京・品川区大井町 きゅりあん  4F 研修室)

【Live配信】 2025年10月27日(月)  13:00~16:30

【アーカイブ受講】 2025年11月11日(火)  まで受付(配信期間:11/11~11/26)

【会場受講者、Live配信受講者 特典のご案内】
 会場受講者とLive配信受講者には、特典(無料)として
「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。振り返り学習にぜひ活用ください。

 
【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    これまで低分子医薬を経験してきたQC/QA担当者が、バイオ医薬やタンパク質医薬を担当することになると戸惑うことも多いと思われる。とはいえ、QC/QAで留意しなければならない点は基本的には同じである。異なるのは、生体物質やタンパク質が対象となる点である。
    多くの場合、生体物質、特にタンパク質に関する知識が不足していると予想される。タンパク質の特性や構造などについて解説し、タンパク質で押さえるべき知識をお伝えする。その上で、品質試験についてQC/QAで留意すべき点を解説する。そこには、重要品質特性や変更管理と同等性/同質性評価も含む。
    なお、参考図書として「基礎の生化学(第3版、猪飼篤著、東京化学同人)」を掲げるが、本セミナーの聴講に必須というわけではない。

    習得できる知識

    ・タンパク質に関する知識
    ・タンパク質医薬の特性
    ・タンパク質の分析技術
    ・QC/QAの留意点
    ・変更管理と同等性/同質性評価

    セミナープログラム

    1.タンパク質とは
     1.1 アミノ酸とその種類及び性質
     1.2 等電点
     1.3 ペプチド結合
     1.4 一次構造、高次構造
     1.5 紫外吸収
     1.6 分子量
     1.7 抗体分子
     1.8 翻訳後修飾、アイソフォーム、構造不均一性(分子変化体)
     
    2.タンパク質で用いられる分析技術
     2.1 定量法、活性測定法
     2.2 精製法
     2.3 アミノ酸組成分析
     2.4 電気泳動
     2.5 分子量測定
     2.6 アミノ酸配列
     2.7 ペプチドマップ、LC-MS
     2.8 ジスルフィド結合
     2.9 高次構造(二次構造、三次構造、四次構造)
     2.10 糖鎖分析
     
    3.QC/QAの留意点と信頼性確保
     3.1 低分子医薬と共通する留意点
     3.2 タンパク質医薬での留意点
      3.2.1 構造式のミス
      3.2.2 定量分析の留意点
      3.2.3 タンパク質医薬品の構成成分と重要品質特性
     3.3 製造工程の変更に伴う同等性/同質性評価および変更管理

      □質疑応答・名刺交換□

    セミナー講師

    元 株式会社東レリサーチセンター 医薬信頼性保証室 室長 川口 謙 先生

    <ご略歴>
    東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了後、
    (株)東レリサーチセンターにて28年間、核磁気共鳴(NMR)及び円偏光二色性(CD)によるタンパク質、ペプチド、糖鎖、低分子医薬品の構造解析業務に従事。
    その間、オックスフォード大学に海外留学。
    その後、12年間、品質管理、品質保証に従事。
    構造解析研究室長、医薬信頼性保証室長を歴任。
    2022年4月 退職。
    現在、セミナー講師や執筆活動以外に、製薬会社などで品質管理・品質保証のアドバイザーも務める。
    【元 日本QA研究会 GLP部会 分科会長】

    <主なご研究・ご業務>
    2018年4月~2020年3月:(一社)日本QA研究会、GLP部会、第5分科会長 
    6th GQAC(第6回 国際QA会議)のChairperson(2020.2)

    <著作>
    「構造決定および物性の測定・解析と規格試験法設定(共著)」(2001年 技術情報協会)
    「分析法バリデーション(共著)」(2003年 情報機構)
    「広がるNMRの世界 -40人の研究者からの熱いメッセージ-(共著)」 朝倉哲郎編著(2011年 コロナ社)
    「査察指摘事例をふまえた医薬品の試験検査室/製造工程における OOS/OOT 調査・手順と事例考察(共著)」(2019年 サイエンス&テクノロジー)
    「実務担当者が抱える悩みへ回答! 信頼性基準適用試験での実施基準【Q&A集/SOP例】(共著)」(2021年 サイエンス&テクノロジー)
    「当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ(共著) 」(2023年 R&D支援センター)
    「最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務(共著)」(2024年 技術情報協会)

    セミナー受講料

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    (備考)※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
        ※(会場での)講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

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    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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    開催場所

    東京都

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    【品川区】きゅりあん

    【JR・東急・りんかい線】大井町駅

    主催者

    キーワード

    医薬品技術   バイオ技術   医薬品・医療機器・化粧品等規制

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