
最新の規制動向をふまえた実務のポイントを解説!
~試験法の選定/AQbD/ATP設定/ICH Q2(R2)/分析能パラメータ/試験計画例~
【アーカイブ配信:11/4~11/12(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー趣旨
バイオ医薬品(抗体医薬、ワクチン、遺伝子治療薬など)は、従来の低分子医薬品とは異なり、複雑な高分子構造を持つため、品質管理の重要性が一層高まっています。特に、製造プロセスの影響を受けやすく、バッチ間のばらつきや不純物の管理が課題となることから、分析法バリデーションの必要性が増しています。そのため、FDA(米国食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)などの規制当局は、ICH Q2(R2) などのガイドラインに基づき、分析法の適格性評価(バリデーション)を求めています。
また近年、ICH Q14で提唱されているAnalytical Quality by Design(AQbD)に基づいた分析法開発が進められ、ICH Q2(R2)もICH Q14を意識した内容となっています。本セミナーでは、バイオ医薬品を分析する上の留意点、特性解析や試験法の選定法をご説明したのち、ICH Q14で示されているAQbDとICH Q2(R2)の関係性とICH Q2(R2)に示されている分析法バリデーションについてご説明いたします。
また最後に実際の分析法バリデーションの実施例をご紹介し、バイオ医薬品の分析法バリデーションの要点を整理いたします。
受講対象・レベル
バイオ医薬品の分析業務に従事されている方、これからバイオ医薬品の分析法開発に携わる方。
習得できる知識
・バイオ医薬品における分析法バリデーションについての試験法
・分析法バリデーションについての理解
・AQbDについての知見
セミナープログラム
1.バイオ医薬品を分析する上での留意点
-バイオ医薬品は不均一であること。
-バイオ医薬品の保管上の留意点
-その他の留意点
2.バイオ医薬品の特性解析や品質管理における試験法の選定
-ICH Q6Bに基づいたバイオ医薬品の規格や試験法の選定について
-標準品/標準物質について
-特性解析
-品質管理
3.AQbDとは
-ICH Q14とは
-Analytical Target Profile(ATP)の設定
-リスクアセスメントについて
4.分析法バリデーションとICH Q2
-ICH Q2とは
-ICH Q2(R1)からICH Q2(R2)への変更点
-ICH Q14との関係
-分析能パラメータ
・精度
・特異性
・直線性
・範囲
・真度
・頑健性
5.分析法バリデーション試験計画例
-例1:高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
-例2:酵素免疫測定法(ELISA)
【質疑応答】
キーワード:
バイオ,分析法,バリデーション,パラメータ,評価,セミナー,研修,WEB,LIVE
セミナー講師
(株)ユー・メディコ 分析事業本部 リサーチフェロー 野田 勝紀 氏
《ご専門》
(株)ユー・メディコ入社後、超遠心分析を中心とした
抗体医薬品の凝集体解析に従事。
その後、抗体医薬品の物理化学的特性を利用した処方検討や、
質量分析を利用したバイオ医薬品の品質分析業務に従事。
現在、(株)ユー・メディコのリサーチフェローとして、
抗体などのモダリティに加え、遺伝子治療薬の分析業務にも参画している。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 生物・細胞技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 生物・細胞技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
-
バイオ3Dプリンターとは?バイオプリンティングが拓く医療革命をわかりやすく解説
【目次】 今日の医療現場では、疾患を持つ臓器の移植を待つ多くの患者さんがいます。しかし、提供される臓器は慢性的に不足しており、適合性... -
-
【ものづくりの現場から】革新的医療器具"AIBOU"に学ぶ、医工連携の取り組みとは(豊國)
ものづくりドットコムの連載「ものづくりの現場から」では、現場の課題や解決策に注目し、ものづくりの発展に寄与する情報を提供しています。今回は、医療機器分...