市場の潜在ニーズの見つけ方と製品アイデア・テーマの発想プロセス

~潜在ニーズを見つける具体的・体系的な活動と製品アイデア・テーマの創出への展開~

受講可能な形式:【ライブ配信(アーカイブ配信付)】のみ
■ライブ配信受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■

日時

【ライブ配信】2025年10月29日(水)  10:30~16:30
【アーカイブの視聴期間】2025年10月30日(木)~11月5日(水) 繰り返しの視聴可能です。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    ・潜在ニーズを先取りしよう、そしてテーマ化、製品化につなげよう
    ・大きな売上/高い利益率を実現、無限の収益機会を提供する潜在ニーズを掘り起こす方法とは
    ・表面上には出てこない、顧客自身も説明できないが、確かに存在している潜在ニーズを掴み取る
    ・競合他社や顧客がもたない視点・視野で市場の見えないニーズを探しだす
    ・市場の潜在ニーズの収集・充足と製品・アイデア・テーマへの展開

     20年ほど前から、潜在ニーズを見つけることの重要性がさまざまな機会で、議論されるようになりました。なぜ潜在ニーズが重要かというと、潜在ニーズを充足することで、顧客に提供する価値、すなわち顧客価値を拡大することができるようになり、さらにその大きな顧客価値は顧客の数を拡大し、加えて潜在ニーズは無限に存在し尽きることはないからです。その結果、継続的な大きな収益を生んでくれるからです。しかし、現実にはほとんどの企業で、この潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動を行ってはいません。それは、潜在ニーズの重要性が明確にとらえられておらず、また潜在ニーズを見つけることは必ずしも簡単なものではなく一方で、潜在ニーズを見つけるための具体的な活動とはどのようなものかが、理解されていないためです。
     本セミナーにおいては、市場の潜在ニーズを見つけることの重要性を詳しく議論した後、市場の潜在ニーズを見つける具体的な活動を、大きなフレームワークを提示した上で、そのフレームワークを実行する具体的な活動を、事例を示しながら詳しく提示いたします。本セミナーでは、以上より市場の潜在ニーズを見つける方法を学ぶことができます。

    受講対象・レベル

    研究開発部門、研究企画、技術企画、新事業開発部門、経営企画、商品企画などの部門の方々で、
    ・テーマ創出に携わっておられる方、
    ・テーマ創出の仕組み構築に携わっておられる方
    ・潜在ニーズ探求に関心のある方など

    習得できる知識

    ・市場の潜在ニーズを見つける方法
    ・製品アイデアの発想プロセス

    セミナープログラム

    1.なぜ市場の潜在ニーズが重要なのか?
     -キーエンスの例/日立の例
     -潜在ニーズを見つける体制を構築することの2つの重要な意義
      ・大きな売上と高い利益率を実現
      ・尽きぬ「大きな売上高と高い利益率を実現」する機会を提供

    2.潜在ニーズを見つけるフレームワークとプロセス
     -潜在ニーズの継続的収集のためのプロセスの全体像
     -なぜこのような一見冗長なプロセスとなるのか?
      ・顧客は、自分のニーズを明確にとらえてはいないもの(スティーブ・ジョブズの言葉)
      ・提案を顧客にぶつけ続けると、潜在ニーズが見えてくる(矢と的のアナロジー)
      ・そのために「製品アイデア候補の創出/進化」や「製品アイデア候補の顧客への提示」が必要

    3.潜在ニーズ候補の抽出/進化
     -顧客や競合他社がもたない広い視野で市場ニーズを探す
     -市場ニーズを探すための2つの視野と活動
     -その1:提供顧客価値を拡大する:顧客価値拡大モデル<VACES>
      ・顧客自身の製品・サービスの提供価値向上
       日本触媒の例
      ・顧客の購買関与者の懸念・面倒の払拭
       日東電工/IBMの例
      ・顧客の全体コスト低減
       東洋電機の例
      ・顧客社員の作業環境や能力の向上
       加賀屋/コマツ/日本ペイントの例
      ・顧客の社会的価値の向上
       住友化学の例
     -その2:市場を多面的に見る:市場を見る3軸とその活動<TAD>
      ・時間軸(Time)の施策
       マクロ環境分析、シナリオプラニング
       ライトハウスカスタマーの利用(島津製作所の例)
       顧客の先端部門とコンタクト(NEC/IBMの例)、〇〇先進国に目を向ける
       『顧客』の本質ニーズをつかむ(シマノ/ミルクシェイク/ホンダの例)
      ・分野軸(Area)の施策
       顧客ではなく市場に目を向ける(バックホーメーカーの例)、
       広義の市場に目を向ける、
       顧客の製品のライフサイクル全体を見る(テトラパックの例)、
       非顧客の無消費にも注意を向ける(バイクメーカー/アルコール飲料メーカーの例)、
       途上国市場からインサイトを得る(花王//GEの例)、
       数多くの顧客とコンタクトを持つ(ワコールの例)、 
       一人、一社のニーズの背後には千人、百社のニーズがある(電子機器メーカーの例)、
       面で活動する(エーザイ/前川製作所の例)
      ・深度軸(Depth)の施策
       市場と直接の接点を持つ(日立/エーザイの例)、
       顧客の行動観察(ICIペイントの例)、
       顧客を自ら体験する(化粧品材料メーカー/石野製作所/旭化成の例)、
       市場との継続的対話の実施(みずほ銀行/村田製作所の例)、
       ラガードとコンタクトをする、
       顧客のコンサルティング(島津製作所の例)、
       顧客の相談窓口の設置・活用(ディスコの例)、
       顧客のトレーニングの場の活用(テルモ/ファナックの例)、
       顧客サイトに拠点を持つ(日東電工/日特エンジニアリング/ゲストエンジニア制度/コマツの例)、
       顧客と共同で潜在ニーズを探る(日立の例)、
       サービス情報の活用(シマノの例)、
       自社コア技術に基づく顧客との議論の場の設定(富士フイルム/3Mの例)

    4.製品アイデア候補の創出/進化
      -製品アイデア創出プロセス
       ・発散と収束を繰り返す
      -タスク1:良いアイデアとはの定義
      -タスク2:対象市場の選定
      -タスク3:潜在ニーズのリスト化/追加
      -タスク4:製品アイデア候補創出<1次>
       ・効果的なブレーンストーミングの実施法
      -タスク5:製品アイデア評価・選択<1次>
      -タスク6:まとめ<1次>
      -タスク7~タスク9<2次>の活動

    5.製品アイデア候補の顧客への提示
      -「製品アイデア候補の顧客への提示」の目的
       提案を顧客にぶつけ続けると、潜在ニーズが見えてくる(矢と的のアナロジー)
      -どういう形で製品アイデアを顧客に提示するか?

    6.最後に

    質疑応答

    【主催者より】講師と同業者、コンサルティング業の方の受講はお断りいたします
     
    キーワード:潜在ニーズ

    セミナー講師

    ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏

    [専門]
    テクノロジーマネジメント、新規事業戦略、マーケティング
    [略歴]
    大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)(株)、(株)フュージョンアンドイノベーション等を経て、現在ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役社長 経営及び技術マネジメントに関するコンサルティングにおいて20年以上の経験を有す。元日本工業大学大学院技術経営研究科(MOT)教授。北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒 
    著書・訳書に「プロフィット・ピラミッド超高収益を実現する14のシンプルな法則」(著書) ダイヤモンド社(韓国語及び中国語でも出版)、「エマソン 妥協なき経営」(訳書)ダイヤモンド社、その他共著・共訳、雑誌への寄稿多数近著(翻訳):「ステージゲート法 製造業のイノベーションマネジメント」(原著「Winning at New Products」ロバート・クーパー著) 英治出版 2013年

    セミナー受講料

    55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
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    ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


    講師のプロフィール

    プロフェッショナリズムと豊富な経験をベースに、革新的な製品やサービスを創出するプロセスの構築のお手伝いをいたします。

    浪江 一公

    なみえ かずきみ / 東京都 / ベクター・コンサルティング株式会社

    ベクター・コンサルティングは、Bridging technologies and markets toward creating innovationsを目指し、クライエント企業様に技術と市場との間の橋渡しによりイノベーションの...続きを読む

     

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