
~セラミックスの主要な製造プロセスである焼結プロセスの基礎と実際~
受講可能な形式:【ライブ配信】のみ
日時
【ライブ配信】 2025年9月19日(金) 13:00~15:30
【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます
セミナー趣旨
焼結セラミックスの基礎を実例も交えながら体系的に解説
焼結の概要や位置付け、焼結により作られるセラミックスの構造と特性との関連、さらに実例も交えたプロセス制御、、、
熱力学、拡散などの焼結プロセス制御に必要な科学的原理
焼結の基礎とそのモデルである固相焼結、液相焼結、反応焼結、核生成モデル、、、
焼結プロセスでの外観異常、クラック、異物混入、等の不具合とその対策事例
焼結の概要や位置付け、焼結により作られるセラミックスの構造と特性との関連、さらに実例も交えたプロセス制御、、、
熱力学、拡散などの焼結プロセス制御に必要な科学的原理
焼結の基礎とそのモデルである固相焼結、液相焼結、反応焼結、核生成モデル、、、
焼結プロセスでの外観異常、クラック、異物混入、等の不具合とその対策事例
本講座は、若手技術者や新たにセラミックスに携わることとなった方々を対象に、焼結セラミックスの基礎を実例も交えながら体系的に理解します。まず「焼結とは何か」という問いへの答えを言語化すると共にセラミックスの中で焼結がどのような重要度であるかを俯瞰します。次に焼結でつくられる構造を「階層」として捉えます。構造の階層と特性には強く対応する場合と対応しない場合があるためです。特性として機械的・熱的・電気的を取り上げ、この階層構造と関連付けて整理します。さらに、焼結プロセスの制御に必要な熱力学・拡散現象など基礎的な科学を把握します。加えて、固相焼結・液相焼結・反応焼結といった焼結理論の枠組みを通して、製造現場で役立つ基礎知識の定着を目指します。最後に、品質不良と焼結条件のに関する実務的な視点にも触れ、現場での応用力を高めます。
本講義は、焼結の概要や位置付けから始まり、焼結により作られるセラミックスの構造と特性との関連、さらに実例も交えたプロセス制御の3部構成で構成されています。理論と実務の橋渡しを意識した構成とし、参加者が実際の材料設計や製造プロセスに自信をもって取り組めるようになることを狙いとしています。
本講義は、焼結の概要や位置付けから始まり、焼結により作られるセラミックスの構造と特性との関連、さらに実例も交えたプロセス制御の3部構成で構成されています。理論と実務の橋渡しを意識した構成とし、参加者が実際の材料設計や製造プロセスに自信をもって取り組めるようになることを狙いとしています。
受講対象・レベル
若手技術者、セラミックスに新たに携わることになられた技術者
習得できる知識
焼結について実践のための基本的知見
セミナープログラム
1.焼結の概要
・焼結とは
・セラミックスにおける焼結の位置付け
・焼結セラミックスプロセスの概要
2.セラミックス材料の特性と構造の関係
・セラミックス特性の特徴
・結晶と格子欠陥
・セラミックス特性と構造の捉え方についての概観(階層構造)
・機械的特性と構造の関係
・熱特性と構造の関係
・電気的特性と構造の関係
3.セラミックス材料のプロセス制御
・焼結プロセス制御に必要な科学的原理(熱力学、拡散)
・焼結の基礎とモデル(固相焼結、液相焼結、反応焼結、核生成モデル)
・焼結プロセスの不具合とその対策事例(外観異常、クラック、異物混入、等)
質疑応答
・焼結とは
・セラミックスにおける焼結の位置付け
・焼結セラミックスプロセスの概要
2.セラミックス材料の特性と構造の関係
・セラミックス特性の特徴
・結晶と格子欠陥
・セラミックス特性と構造の捉え方についての概観(階層構造)
・機械的特性と構造の関係
・熱特性と構造の関係
・電気的特性と構造の関係
3.セラミックス材料のプロセス制御
・焼結プロセス制御に必要な科学的原理(熱力学、拡散)
・焼結の基礎とモデル(固相焼結、液相焼結、反応焼結、核生成モデル)
・焼結プロセスの不具合とその対策事例(外観異常、クラック、異物混入、等)
質疑応答
【キーワード】セラミックス、焼結、特性、構造、プロセス制御
セミナー講師
技術士事務所ALEITA(アレイタ)代表 福井 剛史 氏
技術士(化学部門) 労働安全コンサルタント(化学)
[略歴]
大学院修士過程修了後、2009年 三菱化学(株) (現、三菱ケミカル) に入社。入社後は現場と研究・開発の両輪で、無機材料の事業開発・製造・基礎研究に一貫して取り組んできました。特には「セラミックス」を中心とした分野で、職務としては国内外メーカーとの製品開発や事業化、自社の複数部門・部署等との製造現場の改善や管理、多くの国内大学・国内企業との協業にて基礎研究を実施してきました。職務の対象としてはセラミックス質の繊維やその加工品、半導体セラミックス系光触媒やその複合材料、工業炉(燃焼炉)の運転・管理、設備改善、技術検討の職務経験があります。これら基礎から応用までの経験を活かした、理論と現場での実践の橋渡しのできる技術情報のご説明やご提案に知見があります。
大学院修士過程修了後、2009年 三菱化学(株) (現、三菱ケミカル) に入社。入社後は現場と研究・開発の両輪で、無機材料の事業開発・製造・基礎研究に一貫して取り組んできました。特には「セラミックス」を中心とした分野で、職務としては国内外メーカーとの製品開発や事業化、自社の複数部門・部署等との製造現場の改善や管理、多くの国内大学・国内企業との協業にて基礎研究を実施してきました。職務の対象としてはセラミックス質の繊維やその加工品、半導体セラミックス系光触媒やその複合材料、工業炉(燃焼炉)の運転・管理、設備改善、技術検討の職務経験があります。これら基礎から応用までの経験を活かした、理論と現場での実践の橋渡しのできる技術情報のご説明やご提案に知見があります。
[HP]
https://fukui-apec-engr.com
https://fukui-apec-engr.com
セミナー受講料
41,800円 ( E-Mail案内登録価格 39,820円 )
定価:本体38,000円+税3,800円
E-Mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
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2名で41,800円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の20,900円)
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は代表者にS&T会員マイページにて発行します(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください)。
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受講について
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)
<配布資料>
製本資料(開催日の4、5日前に発送予定)
※ライブ配信受講を開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講料
41,800円(税込)/人
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