
【オンデマンド】 廃プラスチックのリサイクル最新動向
~動き出した廃プラスチックのケミカルリサイクル~
国内外のリサイクル技術・関連規制・企業動向と今後の展望
受講可能な形式:【オンデマンド配信】
◎本セミナーでは、国内外の廃プラのリサイクル規制を概観した後に、
急速に進展する国内外の廃プラのリサイクル技術動向について、ケミカルリサイクルを中心に解説します!
日時
2025年7月30日(水) まで申込受付中/※映像時間:約3時間
※視聴期間:視聴案内日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)
セミナー趣旨
欧米では、廃プラスチックを熱分解し、分解油として石油化学のナフサクラッカーに投入するプラントが次々と稼働を始めている。日本でも、まもなく稼働を始める。既存のナフサクラッカーやポリマーの製造装置が、そのまま使えるため実際的な方法である。これらの最新技術と最新動向を解説する。
受講対象・レベル
・リサイクル事業に関わる方、関心を持っている方
・メカニカルリサイクル / ケミカルリサイクルに携わっている方
・リサイクルビジネスに興味のある方、新規事業を検討している方
習得できる知識
・廃プラのケミカルリサイクルの実際
・PETボトルのリサイクル技術
・解重合によるボマーの分解
・廃プラスチックの液化
・廃プラスチックのガス化
・廃プラスチックのリサイクルビジネス
セミナープログラム
1.1 世界の廃プラ規制動向
1.2 日本の廃プラ規制
1.3 容リ法
2.廃プラのメカニカルリサイクル
2.1 廃プラの選別技術
・EREMA, TOMURA, プラニック etc.
2.2 廃ポリスチレンのメカニカルリサイクル
2.3 廃プラスチックの化学的マテリアルリサイクル
2.3.1 ポリオレフィンボトル
2.3.2 溶媒によるリサイクル
・PP, PS
2.4 フィルムの脱インキ技術
2.5 添加剤による廃プラのアップグレーディング
3.廃プラのケミカルリサイクル技術
3.1 PETのリサイクル
・溶融重合, 解重合
3.2 廃ポリスチレンのケミカルリサイクル
3.3 廃PMMAのケミカルリサイクル
3.4 ポリ乳酸のリサイクル
3.5 ポリカーボネート, ナイロン他
4.廃タイヤのリサイクル
5.廃プラの熱分解
5.1 熱分解の方法
5.2 Cl, Sの除去
5.3 熱分解試験方法
6.廃プラの液化
6.1 廃プラから燃料油の合成
6.1.1 熱分解炉
6.1.2 マイクロ波による熱分解
6.2 廃プラからナフサ原料の製造
・Quanta Fuel, Mura Technology, etc.
6.3 世界の廃プラリサイクル会社の動向
・BASF, Dow, NESTE, Shell, ExxonMobil, SK,インドラマ, etc.
6.4 マスバランス方式
6.5 動き出した日本のケミカルリサイクル
・三菱ケミカル, 三井化学, 出光興産, 住友化学, etc.
7.廃プラから化学品の合成
7.1 廃プラから軽質オレフィンの製造(モノマー化)
7.2 廃プラから芳香族の製造
7.3 廃プラからアスファルト改質剤の製造
7.4 廃プラから界面活性剤の合成
8.廃プラのガス化
8.1 廃プラガス化による合成ガスの製造
8.1.1 廃プラから水素の製造
8.1.2 廃プラ合成ガスの精製
8.1.3 サワーシフト反応
8.2 廃プラガス化合成ガスから燃料油の合成
8.2.1 廃プラからFT合成による燃料油の合成
8.2.2 廃プラTIGASプロセスによる燃料油の合成
8.3 廃プラガス化による合成ガスから化学品の合成
8.3.1 廃プラガス化水素からアンモニアの合成
8.3.2 廃プラガスからメタンの合成
8.3.3 廃プラからメタノールの合成
8.3.4 廃プラからエタノールの合成
8.3.5 エタノールからエチレンの製造
8.4 廃プラ含有都市ゴミから航空燃料の製造
・Furclum (現状), LanzaJet, Shell
9.廃プラのケミカルリサイクルビジネスの展望
9.1 都市ゴミ焼却との組み合わせ
9.2 廃プラケミカルリサイクルビジネスの展望
セミナー講師
<ご経歴>
1968年 福島工業高等専門学校 工業化学科 卒業、住友金属鉱山株式会社 入社、住友金属鉱山中央研究所配属
1969年 日本エンゲルハルド株式会社(現エヌ・イーケムキャット(株))、市川研究所 出向
1970年 日本エンゲルハルド株式会社 本社営業第一部、化学触媒の販売、自動車触媒の販売に従事
1972年 日本エンゲルハルド株式会社 大阪支店、カスタム触媒の開発に従事、公害防止VOC除去触媒の開発
1982年 日本エンゲルハルド株式会社 本社営業第一部、カスタム触媒の開発、Engelhard社(現BASF Catalysts )のProcessの ライセンシング、カスタム触媒開発グループリーダー
1998年 エヌ・イーケムキャット株式会社(旧日本エンゲルハルド株式会社)、化学触媒事業部 事業部長
2000年 理事・化学触媒事業部 事業部長
2002年 事業開発部 燃料電池触媒&新規事業担当部長、Engelhard社(現BASF Catalysts) ポリオレフィン触媒担当
2003年 執行役員 化学触媒事業部
2005年 触媒学会功績賞
2006年 触媒学会副会長、早稲田大学客員研究員
2007年 エヌ・イーケムキャット株式会社 常勤顧問、神奈川大学非常勤講師
2008年 エヌ・イーケムキャット株式会社退社、アイシーラボ (工業触媒コンサルタント) 設立、BASFジャパン主席顧問
2009年 日本ガス合成執行役員
2012年 フロンティアラボ顧問
2014年 NEDO 戦略センター 客員フェロー
<ご専門>
工業触媒の開発がライフワーク、二酸化炭素削減触媒技術
<主な著作>
2003年「工業貴金属触媒」JITE社
2008年「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」S&T社
2010年「エネルギー触媒技術」監修 S&T社
2013年「新しいプロピレン製造プロセス」監修 S&T出版
2013年「工業触媒の最新動向」CMC出版
2013年「シェールガス・オイル革命の石油化学への影響」S&T出版
2014年「シェールガス革命 “第二の衝撃”」日刊工業新聞社
2017年「触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略」シーエムシー・リサーチ
2019年「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」シーエムシー・リサーチ
2020年「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」シーエムシー・リサーチ
2021年4月「触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術2021」シーエムシー・リサーチ
2022年8月「カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品」シーエムシー・リサーチ
2023年2月「グリーン燃料とグリーン化学品製造 ―技術開発とコスト―」 サイエンス&テクノロジー
セミナー受講料
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受講について
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≪配布資料≫
● PDFテキスト(印刷不可)※S&T会員のマイページよりダウンロード可
● 講師メールアドレスの掲載:有
(※ご質問の内容や時期によっては、ご回答できない場合がございますのでご了承下さい。)
(備考)※WEBセミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
※講師の所属などは、収録当時のものをご案内しております。
申込締日: 2025/07/30
受講料
49,500円(税込)/人