~基本特性・重合方法・構造設計・物性評価・高機能化~
 受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ 

「特性、重合、合成、構造制御、修飾、成形加工、フィルム、高機能化、応用技術、、、、」

◎ポリビニルアルコール系の材料を実用化をふまえて包括的に解説!

キーワード:ポリビニルアルコール、合成高分子、高機能化、バイオマテリアル


日時

【Live配信受講】 2025年9月12日(金)  13:00~16:30
【アーカイブ受講】2025年9月30日(火)  まで受付(視聴期間:9/30~10/14)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     ポリビニルアルコール(PVA)は世界で年間約65万トン生産され、接着剤や食品包装フィルム、化粧品、洗濯のりなど様々な場面で利用されている。近年、優れた重合方法や有機反応の台頭により、一次構造を制御したPVAの合成や、簡便なPVAの機能化が行えるようになってきている。その結果、センサーや薬物キャリア、抗菌フィルムなど新しいPVA材料が報告されている。
     本講義では、PVAの基礎から機能化設計、また機能性PVAの応用などについて最新の研究とともに紹介する。

    受講対象・レベル

    ・ポリビニルアルコール系の材料を取り扱っている方
    ・研究開発に携わって数年の若手技術者や新人の方
    ・最新のポリビニルアルコール系の材料について情報を得たい方
    予備知識は必要ございません。

    習得できる知識

    ・ポリビニルアルコール系の材料について基礎知識を得られる。
    ・ポリビニルアルコール系材料の機能化設計と最新の応用について知識を得られる。

    セミナープログラム

    1.PVAの歴史と基礎
     1-1 合成高分子の歴史
      ・天然高分子と合成高分子
      ・これまでにどのような合成高分子が開発されたか
      ・合成高分子の歴史と発展
     1-2 未来のプラスチック
      ・未来のテクノロジーに組み込まれる合成高分子
     1-3 プラスチックの問題点
      ・マイクロプラスチック
      ・ナノプラスチック
      ・マイクロ及びナノプラスチックが環境に与える影響
      ・分解性高分子
     1-4 PVAの性質
      ・PVAの生体適合性
      ・PVAの分解性
      ・PVAの機械的な強度
      ・PVAの透明性
      ・PVAのガスバリア性

    2.PVAの重合方法と構造設計
     2-1 フリーラジカル重合によるPVAの重合
      ・PVAを重合する際のモノマー
      ・PVAの重合方法の問題点
      ・PVAの重合方法
      ・フリーラジカル重合の特徴
     2-2 リビング重合によるPVAの重合
      ・リビング重合の特徴
      ・リビングラジカル重合の特徴
      ・リビング重合によるPVAの合成方法
      ・リビング重合により合成されたPVAの特徴
      ・リビング重合により合成されたPVAの応用
     2-3 PVAの修飾
      ・固体表面へのPVAの修飾
      ・高分子鎖への修飾

    3.PVAの物理化学的な性質の評価方法
     3-1 分子量と分子量分布の評価
      ・核磁気共鳴装置による評価
      ・静的光散乱法による評価
      ・ゲル浸透クロマトグラフィーによる評価
      ・MALDI-TOF MSによる評価
     3-2 結晶化度の評価
      ・X線回折法による評価
      ・示差走査熱量計による評価
     3-3 PVAの成形加工
      ・加工法による強度の向上

    4.PVAの機能化設計
     4-1 有機反応、重合を用いた機能化
      ・ヒドロキシ基を利用した機能化
      ・架橋構造を介した機能化
     4-2 複合材料による機能化
      ・PVAへの刺激応答性の導入
      ・機能化されたPVAフィルムとナノファイバー
      ・機能化されたPVAの分解性

    5.高機能化PVAの最前線
     ・デバイスとしての応用
     ・センサーとしての応用
     ・バイオマテリアルとしての応用
     ・高強度ハイドロゲルとしての応用
     ・抗菌剤としての応用
     ・ナノ構造を利用した抗菌性への応用
     ・その他の応用

    6.まとめ

    □質疑応答□

    セミナー講師

    静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 教授 博士(工学) 小土橋 陽平 先生

    <主なご経歴>
    2011年3月 鹿児島大学大学院 理工学研究科 博士課程修了(工学)
    2011年4月 アルバータ大学(カナダ) 化学/物質工学科 研究員
    2013年6月 物質・材料研究機構(NIMS) WPI-MANA ICYS研究員
    2016年4月 静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 講師
    2020年4月 静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 准教授
    2025年4月 静岡理工科大学 理工学部 物質生命科学科 教授

    <ご専門>
    高分子化学、バイオマテリアル

    【研究室HP】https://kotsuchibashiyohei.wixsite.com/2016

    セミナー受講料

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     ※ライブ配信受講は開催2日前を目安にS&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
      なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。


    (備考)※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
        ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


     

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    高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   分析化学

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