
技術者・研究者リーダーが最低限知っておきたいビジネスプラン(事業計画)の書き方~自社内の他部署・他部門に適切に伝えるために~<東京会場>
・自身(もしくは、部下の方)が取り組んでいる新規性の高い技術・研究の開発内容を、事業部門や製造部門(場合によっては、お客様)に分かりやすく伝えるための方法論
・具体的なフレームワークの形でお伝えします
セミナー趣旨
新たな開発テーマの探索や新規事業創出の活動において、活動を継続的に行っていくためには、上司だけでなく、事業部門や製造部門、場合によってはお客様に、検討してる内容に対して価値を感じてもらう必要があり、価値を感じてもらうための伝え方が重要になります。
しかしながら、技術・研究開発が専門の方々からすると、新規性の高い開発をビジネスにつなげる、事業化・収益化するということに慣れているわけではなく、上司への提案や他部門への働きかけは、あまり得意ではない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ビジネスプラン(事業計画)を本格的に作成したことがない技術・研究開発のユニットリーダー・課長層の方向けに、最低限知っておいて欲しいビジネスプランの書き方を学んでいただきます。誰にでもできる手順化された方法論になっておりますので、部下の方にも教えやすい内容になっております。
受講対象・レベル
・技術開発部門、研究開発部の方
・上記の中で、新たな開発のテーマを探索されている方、新規事業創出の活動を行われている方
習得できる知識
自身(もしくは、部下の方)が取り組んでいる新規性の高い技術・研究の開発内容を、事業部門や製造部門(場合によっては、お客様)に
分かりやすく伝えるために、
・どのようなフレームワークを用いるか(どうすれば抜け漏れなく検討できるか)
・どのような項目を検討するか
・各項目をどれくらい具体的に検討するか
について理解を深め、アウトプットすることができるようになる方法論
セミナープログラム
1. イントロダクション、アイスブレイク
1.1 講師自己紹介
1.2 本プログラムの目的、ゴール
1.3 アイスブレイク - 後だしジャンケン
2. ビジネスプランニングの全体像
2.1 ビジネスプランニングとは?
2.2 ビジネスプランニング作成のプロセス
3. Step 1 : 概要づくり
3.1 「顧客」とは?
3.2 「顧客」か゛抱える「課題」とは?
3.3 「顧客」に提供している「価値」とは?
3.4 「商品・サービスの説明」の書き方
4. Step 2 : 実現のイメージ
4.1 「使用シーン、実現のイメージ」の考え方、書き方
4.2 「ビジネスモデル」の考え方、書き方、「ビジネスモデル」の情報源
5. Step 3 : 市場と競合
5.1 「競合状況」の考え方、書き方
5.2 「市場規模」の考え方、書き方
5.3 「当社の優位性」の考え方、書き方
6. Step 4 : マネタイズモデル、キャッシュフローモデル
6.1 「マネタイズモデル」の考え方、書き方
6.2 「キャッシュフローモデル」の考え方、書き方
7. Step 5 : ビジョンづくり
7.1 ビジョンづくりの進め方
7.2 事例、書き方のコツ
8. まとめ - ビジネスプラニングの活用に向けて
8.1 本プログラムのまとめ、活用方法
8.2 参考情報、参考図書-もっと勉強したい方へ
8.3 受講生のみなさんへのメッセージ
<質疑応答・名刺交換・個別相談>
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
(株)アイディアポイント 代表取締役社長(一社)日本イノベーション協会 代表理事 岩田 徹 氏
■ご略歴
東京大学工学部精密機械工学科卒 / 同大学院工学系研究科修了後、A.T. カーニー株式会社に入社。
コンサルタントとして、製造業・IT業界を中心に営業、マーケティング、研究開発の業務改革、戦略策定プロジェクトを担当。
その後、外資系コンサルティング会社、SAPジャパンを経て、2006年アルー株式会社に入社、2006年ファーストキャリアを設立。
2011年「創造的人材の育成、創造的ビジネスの確立」をテーマに株式会社アイディアポイントを設立。
代表取締役として新規ビジネスの立ち上げ、創造的人材の育成を行う。一般社団法人日本イノベーション協会 代表理事。
著書に、『システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」』(日経BP、2014年、共著)
『社内起業家 ―サラリーマンでも起業家でもない生き方』(生産性出版、2022年)などがある。
セミナー受講料
1名45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
45,100円(税込)/人