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~ゴム・プラスチック製品の設計・開発から市場クレーム対応まで~
受講可能な形式:【会場受講】のみ
◆熱・光・水分・金属など各種因子による劣化のメカニズムやトラブル事例とは?
FT-IR,DSC,GPC,TG,ESR,NMR,XPS,EPMAなど、種々ある分析法のうち何を選択するべきか?
アレニウス法やアイリング法による寿命評価の実践法や、促進劣化で現実と乖離が生じる理由など、具体的な分析事例と対策例を多数紹介しながら詳説いたします。
材料選定・添加剤活用による効果的な劣化対策の考え方なども併せて解説しています、 高分子材料の開発者・利用者ともにお役立てください。
セミナー趣旨
受講対象・レベル
≪ご注意≫
講師所属団体と競合団体に所属している方のご参加はお断りさせて頂く場合がございます。
予めご了承ください。
セミナープログラム
1.1 各種劣化因子(熱劣化、光劣化、水、酸・塩基、金属による劣化など)と自動酸化反応
1.2 劣化により生じる現象やトラブル
1.3 製品に生じる現実的な劣化現象
2.高分子材料の各種分析法
2.1 不具合原因究明の手順
2.2 前処理法
2.3 材料分析法
元素分析,分離分析,化学構造解析,形態観察,熱分析
2.4 劣化分析法
FT-IR,DSCによる酸化開始温度,GPC,TG,ESR,NMR,XPS,EPMA
2.5 分子量及び分子量分布分析法
2.6 架橋密度の分析・評価法
2.7 ゴム組成分析法
3.劣化対策
3.1 劣化対策のアプローチ
3.2 劣化対策のための劣化原因解析
3.3 材料選択による劣化対策
3.4 添加剤の選択による劣化対策
3.5 劣化対策の検証
3.6 各種材料の弱点
3.7 ゴムの劣化対策
老化防止剤の機能、効果的な配合例
3.8 プラスチックの劣化対策
酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤の機能、効果的な配合例
4.寿命評価法
4.1 寿命の考え方
機能的寿命と商品的寿命
4.2 劣化評価と寿命評価の関係
4.3 寿命評価の流れ
4.4 寿命評価のポイント
4.5 促進劣化で現実と乖離が生じる理由
4.6 寿命のばらつき
4.7 アレニウス法による寿命評価
4.8 アイリング法による寿命評価
5.劣化解析及び対策事例
5.1 劣化因子特定のための注意点
5.2 加硫ゴムの劣化
a. オゾン劣化
b. 残存過酸化物によるエチレンプロピレンゴム(EPDM)の劣化
c. 老化防止剤の溶出
d. 加硫時の水分が加硫NRの寿命に与える影響
e. フッ素ゴムの高温水中における劣化
5.3 プラスチックの劣化
a. ポリアミドの水中での劣化(加水分解、残留塩素による劣化)
b. ポリプロピレンとポリアミド6の光劣化の劣化解析
c. ポリカーボネートの白化(発泡剤による加水分解白化)
d. 酸化防止剤の添加効果による耐久性向上(酸化防止剤の種類、組合せ、添加量の最適化)
□ 質疑応答・名刺交換 □
セミナー講師
セミナー受講料
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※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講について
配布資料
・製本テキスト(会場にて直接お渡しします)
備考
※昼食付
受講料
60,500円(税込)/人
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