
DX時代のレジリエンス戦略とリスク対応力の強化
~BCP、IT-BCP、リスクコミュニケーション、ガバナンスの実践~
セミナー趣旨
デジタル化とビジネス環境の変化が加速する現代において、企業のレジリエンス(強靭性)は、自然災害やサイバー攻撃への備えにとどまらず、IT変革や外部環境の不確実性を見据えた中長期的な視点での戦略的対応が求められます。
本セミナーでは、「デジタルレジリエンス」を軸に、DXやクラウドシフトが進む中で重要性を増すIT-BCP(ITを含む事業継続計画)を中心に、レジリエンス戦略の立て方、リスクコミュニケーション、ITモダナイゼーションやサプライチェーンリスクへの備えなど、現代のリスク要素を広く捉えた対応策について解説します。
また、実践的なリスクコミュニケーションの演習も交えながら、変化と危機に強い組織づくりの考え方、ガバナンスやPDCA/EDM(Evaluate-Direct-Monitor)を通じた継続的改善の視点も交えて、企業の持続的成長を見据えた戦略を考察します。
受講対象・レベル
BCP/BCM(IT-BCP/IT-BCM)に関する業務にかかわるCxO、リーダー、ご担当者の方
危機対応時のリスクコミュニケーションに関わるCxO、リーダー、ご担当者の方
セミナープログラム
1. デジタル時代のレジリエンス戦略
・DX時代の環境変化とリスクの多様化
・レジリエンス戦略の全体像と「あるべき姿」
・レジリエンスを高めるための必要要素と実現手法
2. BCPとIT-BCPの再定義
・BCP・IT-BCPの基本的な構造と役割の違い
・サイバー攻撃・IT障害への対応ポイント
・自然災害対策としてのBCPの再構築の視点
3. リスクコミュニケーションとは何か
・リスクコミュニケーションの定義と全体像
・実務上の課題とその解決アプローチ
4. ケース演習:リスクコミュニケーション
・演習①と解説
・演習の活用方法および演習を業務のサイクルにどう定着させるか
5. レジリエンスとガバナンスの連動
・グローバル/地域別で求められるガバナンスの視点
・PDCAとEDM
・インシデントごとの対応体制(災害、サイバー、品質など)
6. 質疑応答・まとめ(30分)
・本日の総括
・質疑応答と今後の実務での活かし方
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
Ridgelinez株式会社 ディレクター
菊池貴文 氏
富士通入社以来、リスクマネジメントを専門領域とするコンサルタントとして活動。事業継続、内部統制、危機管理、サプライチェーンリスクなど、リスクマネジメントに係る多様なテーマにわたって計画策定から運用、トレーニングといったマネジメントサイクルの構築を多数支援。富士通総研を経て現職。
Ridgelinez株式会社 シニアマネージャー
山田昌和 氏
富士通総研入社以来、事業継続マネジメント( BCM Business Continuity Management )を中心とするリスクマネジメント分野に関するコンサルティングに従事。これまでに、経済産業省などの中央省庁や石油や水道などの重要インフラ事業者を中心に多くの組織の事業継続マネジメントの構築を支援。2020 年4 月よりRidgelinez 株式会社に参画。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
41,800円(税込)/人