
各種化学物質規制に対応した安全性試験・環境影響試験の基礎知識と最近のトレンド<会場受講>
化学法規制対応の際に知っておきたい各種安全性試験法・毒性試験法とその要点について、最近の国際的な動向もふまえ解説します。
セミナー趣旨
各国の化学品規制のベースとなるリスク評価のために必要な有害性情報となる安全性および環境影響(毒性)試験の概要を解説する。またそれら試験の最近のトレンドについても紹介する。
受講対象・レベル
化学品管理・規制対応に携わっている方(初~中級レベル)
習得できる知識
・化学物質のリスク評価、有害性評価のための試験法の基礎知識
・最近の試験法に関する情報
セミナープログラム
Ⅰ.規制とリスク評価
1. リスクとは
2. 化学物質の定量的リスク評価
3. 国際的な規制の流れとリスク評価
4. 国内規制とリスク評価
5. リスク評価の方法(有害性評価、ばく露評価)
Ⅱ.リスク評価に求められる各種安全性試験・環境影響試験法
1. 分解度試験
2. 濃縮度試験
3. 分配係数測定
4. Ames試験
5. 染色体異常試験
6. 反復投与毒性試験
7. 藻類生長阻害試験
8. ミジンコ急性遊泳阻害試験
9. 魚類急性毒性試験
10. 高分子フロースキーム
Ⅲ.最近のトレンド
1. GFC(化学物質に関するグローバル枠組み)について
2. New Approach Methodsの考え方と動物代替法の開発について
3. その他
<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
(株)三菱ケミカルリサーチ 製品安全評価部門 プロダクトスチュワードシップ推進部 部長 博士(薬学) 新野 竜大 氏
■ご略歴
三菱化学安全科学研究所にて生態毒性試験を中心に環境リスク評価に関連する試験法開発に従事、
その後、三菱ケミカルおよび三菱ケミカルリサーチにてプロダクトセイフティー関連業務に従事(現在に至る)
■ご専門および得意な分野・ご研究
生態毒性、環境リスク評価、製品リスク評価、代替試験法開発
■本テーマ関連のご活動
セタックジャパン副理事長、SETAC A/P理事、環境毒性学会幹事、水環境学会バイオアッセイ研究委員会幹事長
セミナー受講料
1名40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
40,700円(税込)/人