
〜事業性はあるか?求められる規制・制度整備〜
開催日 2025年 4月21日(月)
セミナー趣旨
第7次エネルギー基本計画が閣議決定され、再エネ導入拡大に向けては「蓄電池の導入等」の対策が、また次世代電力ネットワークの構築に向けては「蓄電池やDR等による調整力の確保、系統・需給運用の高度化」が明記された。しかし、蓄電システムへの期待が高まる一方で、そのコスト高による採算性が課題となっている。さらに、国内外の政情不安や、DXに伴う大規模なエネルギー需要の増加など、環境の変化も顕著である。
そこで本講演では、蓄エネルギー技術の動向、アグリゲーションの技術要件、今後求められる規制・制度整備の課題を紹介する。
セミナープログラム
1.再エネ導入目標からみた蓄電・蓄エネルギーの市場規模
(1)再エネ導入目標達成に必要なエネルギー貯蔵
(2)DX/AI推進のため見直される電力需要
(3)多様な蓄エネ技術とLDES
2.始まった電力市場と蓄電池導入の収益性
(1)市場取引の収益性はあるか
(2)アービトラージの収益性はあるか
3.アグリゲーションに求められる運用技術
(1)地方の行政と進める地域系統
(2)レジリエンスの強化、BCPへの対応
セミナー講師
明星大学 理工学部 総合理工学科 電気電子工学コース 元教授
資源エネルギー庁 定置用蓄電システム普及拡大検討会 座長
伊庭 健二(いば けんじ) 氏
1978年3月 早稲田大学理工学部電気工学科卒業
1980年3月 早稲田大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程修了
1980年3月 三菱電機(株)入社
2004年4月 明星大学理工学部 教授
工学博士(早稲田大学)
電気学会フェロー、 IEEE Fellow
セミナー受講料
1名につき 33,990円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 2時間1分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ
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<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
受講料
33,990円(税込)/人
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