
セミナープログラム
Ⅰ.自動車産業の構造変化を踏まえた自動車ボディ部品の一体成型動向
13:30~14:40 松浦 佳(まつうら けい) 氏
自動車の電動化に伴い、ソフトウェア開発等の重要性が増しているため、自動車ボディ部品に求められる付加価値は相対的に低下している。競争力の軸がコスト低減へと変化する中、ギガキャストを用いたボディ部品の一体成型技術が注目されており、新興EVメーカーを中心に採用が広がっている。
本講演では、完成車メーカーとサプライヤーが取り組む一体成型技術のメリット・デメリットを比較し、今後の製造方向性を考察する。
1.グローバルにおける電動化動向
2.自動車ボディ部品の一体成型動向と適用可能性検証
3.今後の自動車ボディ部品製造の方向性
4.質疑応答/名刺交換
Ⅱ.ギガキャストの特徴と当社の取り組み
14:50~16:00 新田 真(にった しん) 氏
自動車の電動化が進む中、ダイカスト製品の適用内容も変化している。
従来は、エンジンブロックや変速器などのケース・カバー類が主な使用用途であったが、材料・金型・鋳造の技術の向上により、ボディシャシーへの適用も可能となり、その採用が増えてきている。
その中で、複数の部品を集約させた大型一体ダイカスト(ギガキャスト)は、中国を中心にその採用が進んでいる。その技術動向や製品の特長、当社におけるギガキャスト機導入の取り組みを紹介する。
1.ダイカストの活用(活用ポイントと環境性能)
2.市場動向(電動化によるニーズ変化)
3.ギガキャスト(市場および技術動向)
4.他社品の調査(リペアビリティ、金型構造)
5.リョービの取り組み(試作機導入と要素技術)
6.質疑応答/名刺交換
セミナー講師
株式会社みずほ銀行 産業調査部 自動車・機械チーム アナリスト
松浦 佳(まつうら けい) 氏
2017年4月、みずほ銀行入行。国内支店にて法人向け営業に従事。2022年4月より産業調査部に所属。自動車・機械チームにて自動車業界を担当し、主に完成車メーカーや部品サプライヤーの事業戦略ディスカッション/提案業務に従事。
リョービ株式会社 ダイカスト企画開発本部
研究開発部 部長
新田 真(にった しん) 氏
1992年 日本大学大学院卒業、リョービ株式会社に入社。研究部に配属され、1999年 V6クローズドデッキタイプのシリンダーブロックを開発、2011年より中国に赴任し新工場の立ち上げに従事。2020年より研究開発部長を担当し、現在に至る。
セミナー受講料
1名につき 33,990円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますので
お申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。
■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。
■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は
追加料金11,000円(税込)で承ります。
ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」と記入ください。
※複数名でお申込の際は、アーカイブ配信追加受講者様の各ご芳名を備考欄に
追記をお願い致します。
受講料
33,990円(税込)/人
前に見たセミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
ギガキャストとは?ギガキャスト金型がもたらす自動車製造の進化、技術の全貌とその影響
【目次】 自動車産業は、常に革新と進化を求められる分野です。その中で、近年注目を集めているのが「ギガキャスト」という技術です。ギガキ... -
-
グリーントランスフォーメーション(GX)とは?脱炭素とカーボンニュートラルを超えた新たな挑戦
【目次】 「グリーントランスフォーメーション(GX)」という言葉は、近年ますます注目を集めています。GXは、脱炭素やカー... -
デジタルツインとは?DX時代におけるデジタルツインの重要性と展望を分かりやすく解説
【目次】 デジタルツインという言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。これは、物理的な対象やシステムのデジタルコピーを指し、リアル...