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吸収・放散性能の高いアミン化合物、選択的に分離回収する分離膜、その迅速設計へ向けて!
セミナープログラム
【10:30-12:00】
1.機械学習を活用したアミン化合物の探索および分子設計
●講師 奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター センター長 特任教授 理学博士 船津 公人 氏
【習得できる知識】
分子設計における構造生成手法の取り組み方、機械学習の適用法等などを俯瞰する。
【講座の趣旨】
CCSにおけるCO2の吸収材として注目されているアミン化合物の設計を具体的な事例として取り上げ、構造生成手法の事例を紹介する。
1.CO2削減への取組み
2.CCSの背景と取組み
3.CO2吸収剤としてのアミン化合物
4.CO2吸収剤としてのアミン化合物の開発の流れ
5.CO2吸収剤としてのアミン化合物に求められる特性
6.アミン化合物分子設計への取組み方
6.1 原子団寄与法
6.1.1 原子団寄与法の利用における留意点
6.2 分子構造の網羅的発生
【質疑応答】
【13:00-14:30】
2.機械学習を用いたCO2相分離吸収液の探索
●講師 東京科学大学 教授 博士(工学) 下山 裕介 氏
【略歴】 化学工学会 理事
【習得できる知識】
・相分離型CO2吸収の原理
・量子化学計算から得られる分子表面情報
・相分離型CO2吸収液の探索法
・相分離型CO2吸収液の設計法
【講座の趣旨】
カーボンニュートラルの実現,ならびに持続的社会の構築において,CO2の回収・利用技術の構築が重要となっています.CO2の回収技術として主流であるガス吸収プロセスでは,放散工程における膨大な消費エネルギーが課題であります.本講座では,相分離型ゲルを用いたCO2の回収・放散プロセスについて,機械学習を駆使しした相分離型CO2吸収液の探索法について紹介します.
1.相分離型吸収液を用いたCO2回収・利用技術
2.相分離を生じるCO2吸収液
2.1 CO2吸収による相分離の原理
2.2 相分離型CO2吸収液の種類
3.相分離型CO2吸収液の探索法
3.1 量子化学計算より得られる分子表面情報
3.2 機械学習による相分離型CO2吸収液の探索と設計
4.まとめと今後の展望
【質疑応答】
【14:45-16:15】
3.機械学習や分子シミュレーションによるCO2分離材料の設計とその活用
●講師 工学院大学 先進工学部 環境化学科 教授 博士 (工学) 高羽 洋充 氏
※レジュメを更新いたしました(9/30)
【習得できる知識】
CO2分離材料の分離機構と最適な構造の選定について、機械学習と分子シミュレーションを利用した事例について解説します。機械学習と分子シミュレーションの方法論の概要を学べるとともに、多孔質のCO2吸着剤やCO2分離膜を対象とした、実際の活用事例について理解を深めることができます。
【講座の趣旨】
二酸化炭素の分離を省エネルギーで実現するためには、所望する条件に見合った吸着剤や分離膜の開発が必要です。分子レベルから材料の特性を理解し、最適な材料構造を設計するための方法論として、本講座では機械学習と分子シミュレーションを利用した理論的評価・設計方法について講義します。
1.CO2分離材料の概要
1.1 SIFSIX類
1.2 ゼオライト
1.3 膜分離材料
2.シミュレーション方法について
2.1 分子シミュレーション
2.1.1 吸着シミュレーション
2.1.2 拡散シミュレーション
2.2 機械学習
2.2.1 物性の回帰モデル
2.2.2 分子構造の生成モデル
2.3 分離材料の特性評価と最適構造設計
3.CO2分離材料への活用
3.1 SIFSIX類のCO2吸着特性と水蒸気耐性
3.2 ゼオライト膜によるCO2分離
3.3 結晶粒界がCO2分離に与える影響
3.4 混合マトリックス膜によるCO2分離
3.5 高分子膜によるCO2分離
4.まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
1.奈良先端科学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター センター長 特任教授 理学博士 船津 公人 氏
2.東京科学大学 教授 博士(工学) 下山 裕介 氏
3.工学院大学 先進工学部 環境化学科 教授 博士 (工学) 高羽 洋充 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕
受講について
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
60,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、会場での支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
化学反応・プロセス マテリアルズインフォマティクス/ケモインフォマティクス 地球温暖化対策技術
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