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★品質試験法に用いられる分析技術とは?
★品質試験法設定のための統計学的とは?
☆各種医薬品(合成医薬、生物医薬、生薬)の標準品事例を参考に解説!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:12/12~12/20(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
標準品と標準物質は、定義上は区別されるべきものだが、その区別はそれほど意識されていない。分野によっては慣用的に定義とは異なる使われ方もある。本セミナーではまずその定義と区別について明らかにする。
次に、標準品の品質試験法設定の技術的な基礎と、試験結果の統計的な扱いについて解説する。統計に関しては出来るだけ分かりやすく解説し、直感的な理解をしていただこうと思う。
試験法では「定量NMR法」についても解説する。定量NMR法は絶対定量法なので、“いわゆる標準品”がなくても定量できる。
以上のことを踏まえて各種医薬品(合成医薬、生物医薬、生薬)の標準品について述べる。
受講対象・レベル
医薬品、化学、食品、化粧品系の企業など(公的機関も含む)。
分析技術者、品質管理、品質保証の従事者。
習得できる知識
〇 標準品と標準物質の区別
〇 品質試験法に用いられる分析技術の知識
〇 品質試験法設定のための統計学的知識
〇 定量NMR法
〇 各種医薬品(合成医薬、生物医薬、生薬)の標準品事例
セミナープログラム
1. はじめに
2. 標準品と標準物質
2-1. 標準品と標準物質の違い
2-2. 医薬品の試験に用いる標準品の定義
2-3. 日本薬局方標準品の分類
2-4. 日本薬局方標準品の保管方法と純度
2-5. 日本産業規格の標準物質
3. 自家標準品あるいは二次標準物質について
3-1. 日本薬局方標準品の管理番号変更と補正係数
3-2. 二次標準品の設定例
4. 分析技術と統計解析
4-1. 分析法バリデーションの概略
4-2. 統計解析の基礎
4-3. 信頼区間
4-4. 検量線に関する統計解析について
4-5. 相対定量法(HPLC法など)
4-6. 検量線の統計解析
4-7. 絶対定量法としての定量NMR法
- 定量NMR法の原理
- 絶対定量法
- 定量NMR法の注意点
- 定量NMR法の事例
5. 化学医薬品の標準品
5-1. 特性値について
5-2. 規格試験法
5-3. 事例
5-4. マスバランス純度
5-5. 日本薬局方標準品にない定量用標準品を使用するとき
6. 生物医薬品
6-1. 特性値について
6-2. 規格試験法
7. 生薬
7-1. 特性値について
7-2. 規格試験法
8. おわりに
【質疑応答】
キーワード:
標準品,分析,HPLC分析法バリデーション,WEB,NMR,開発,セミナー,研修,講習会
セミナー講師
元(株)東レリサーチセンター 医薬信頼性保証室長 川口 謙 氏
【専門】
NMRによる医薬品分析、品質管理、品質保証
2022年に(株)東レリサーチセンター退職後、現在は、セミナー講師や執筆活動以外に、医薬品メーカーなどで品質管理・品質保証のアドバイザーを務める。
2018年4月~2020年3月:(一社)日本QA研究会、GLP部会、第5分科会長
6th GQAC(第6回 国際QA会議)のChairperson(2020年2月)
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
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- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
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