★化学工場で稼働する基本的装置の構造と原理から解説!
☆今回の【化学工学編】に加え、【装置編】も11月に行いました!
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:1/20~1/27(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
【装置編】2024年11月22日(金) 10:30~16:30 ※1日のみ受講希望の方はこちらから
【2日間コース】2024年11月22日(金)、2025年01月17日(金) ※2日間コース受講の方はこちらから
セミナー趣旨
化学工場へ配属が決まった若手社員の中には、化学工学の授業を受けたことがない方(工学部以外の学部出身者)や、授業は受けたものの、その知識が工場の製造現場でどのように使われているかについて、まとまった教育を受けたことがない方が大半かと思います。
そこで、この講演では工場に配属された若手技術者に、化学工学の生きた知識を紹介します。受講者には、実際のそれぞれの製造現場の仕事にその知識を使っていただきいと思います。
習得できる知識
〇 化学工場で実際に役に立つ化学工学の知識
〇 スケールアップによる徐熱問題にどう対処するか
〇 再結晶や化学反応の速度論とその応用
セミナープログラム
1 乱流と層流とレイノルズ数
1-1 配管流れは層流か乱流か?
1-2 撹拌と乱流
1-3 撹拌と撹拌モーターの電力
1-4 撹拌のスケールアップ
2 伝熱の基礎
2-1 総括伝熱係数と温度差
2-2 熱伝導率と総括伝熱係数の基礎
2-3 対数平均温度差の基礎
2-4 総括伝熱係数の計算と測定
2-5 熱交換器の熱量計算
3 反応速度論と反応熱の考察
3-1 バッチ反応速度論
- 1次反応
- 2次反応
- 片方の試薬を小過剰使った反応
- 滴下反応の滴下時間と滴下速度
3-2 連続反応の反応速度論 CSTR(Continuously Stirred Tank Reactor)
3-3 連続反応の反応速度論 PFR(Plug Flow Reactor)
3-4 反応熱の測定
4 スケールアップと伝熱
スケールアップの際の徐熱問題をどうやって避けるか?
5 蒸留塔の理論
5-1 単蒸留と多段蒸留の基礎
5-2 蒸留条件とエネルギー
6 ヒートポンプの原理と応用
6-1 ヒートポンプによる現場の省エネ
6-2 蒸留の省エネに使える
7 乾燥プロセスの熱収支
7-1 乾燥プロセスと蒸留の類似性
7-2 目的物温度の持つ意味について
8 エネルギーコスト
8-1 熱源毎のエネルギーコスト計算
8-2 冷却コストの計算
9 ろ過とスケールアップ
9-1 ろ過速度とスケールの関係
9-2 ろ過圧のろ過抵抗の簡単な理論
10 再結晶の理論
10-1 バッチ再結晶理論(冷却曲線の理論)
10-2 セミバッチ再結晶のやり方
10-3 連続再結晶の理論
【質疑応答】
セミナー講師
アンリ・コンサルティング 代表 森川 安理 氏 【元旭化成(株)】
【専門】有機化学、プロセス化学
【略歴】
1977年3月 東京大学大学院理学系研究科 有機化学専攻 卒業
1977年4月 旭化成 入社
入社後、スクリーニング化合物の合成、プロセス化学研究に一貫して従事。この間薬学博士号取得(東京大学)。その後、医薬原薬製造工場の工場長を10年経験。化学品、医薬原薬、治験薬等の生産を経験。
2009-2012年 九州保健福祉大学薬学部 非常勤講師(一般化学、生物有機化学)
2013年2月 旭化成 退社
2013年3月 個人事業主として技術コンサルタント業開始
技術コンサルタントとして原薬の製造についての解説を31回に渡り以下のサイトに連載しているので参照されたい。
http://www.gmp-platform.com/topics_detail2/id=59
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
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受講について
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