学びなおし生産管理実践コース(コード:KSK2)

 現在の製造業においてモノづくりを取り巻く環境は大きく変化し、一方で若手社員や派遣社員による品質不良やクレームが企業の経営危機・破たんの事例も発生している。この様な現状でモノづくり企業が生き残るには、「生産管理力」の強化によって顧客の信頼を獲得することが待ったなしで必要になっている。本セミナーでは、生産管理の仕組みを再構築し現場改革を実践する方法について、講師の指導実績に基づき、ポイントをついた事例を交え分かり易く解説いたします。

【対象】


製造業の幹部・工場長・生産スタッフ
工場全体のマネジメントをする生産管理者
生産革新・改善活動のリーダー
生産管理者の役割と実務(基礎コース)受講生


【コース内容】


1. 生産管理の現状と課題
生産管理を取り巻く現状
生産管理の諸問題
取り組むべき課題とは
2. 生産管理の目的を達成するための重点項目
2-1. 在庫の低減
財務と在庫の関係
余剰在庫があることでの損失
在庫の削減のための準備
改善策の実施
2-2. 納期遅れの防止と対策
納期遅れが発生する原因
納期遅れ防止対策
異常時の対応
2-3. 生産能力と稼働率向上
生産能力とは
稼働率とは
生産能力・稼働率の比較事例
ボトルネックの発見と改善
稼働率の向上対策
2-4. リードタイムの短縮
調達情報の早期入手
発注業務時間短縮
調達期間の確保と短縮対策
PDCA管理手法の遵守
2-5. トヨタ生産方式の導入しようとする場合の課題
需要予測と精度
平準化生産が可能か
販売チャネルでの自社商品単独販売が可能か
生産管理の組織的土壌
従来からの慣習ややり方を変えられるか
2-6. 効率的なSCM供給を行うためのSCM
SCMとは
SCM導入のメリット
SCMの効果を最大化するポイント
2-7. MRPからERPへ
ERPとは
MRPからERPへの概念の拡大
ERPの導入目的
ERPの基本コンセプト
2-8. 生産管理とTOC
TOCとは
制約条件とは何か
TOCの実施と思考プロセス
ボトルネックの対策とスループットの向上


【講師紹介】


加藤マネジメントオフィス 代表 経営コンサルタント 加藤 孝一 氏

1970年、聖橋工業高等専門学校 機械工学科卒業(現、埼玉工業大学)。
1970年、三洋電機株式会社へ入社。自動販売機事業部生産技術センターへ配属。治工具設計、設備設計、IE、工場レイアウト、作業改善、標準時間設定、新人・監督者教育訓練、生産性向上活動に従事。
1977年、同事業部原価管理課センターへ配属。同センター立ち上げに参加。コストテーブル作成、標準原価計算制度の構築、製品別原価表作成管理、製品別実際原価集計及び差異分析と対策、VE提案に従事。
1983年、同事業部製造部部長付へ配属。生産性向上活動の支援、推進に従事。
1984年、同事業部総務部人事課へ配属。全社諸集団活動(ZD,コストダウン)立上げ、導入啓蒙に従事。
1985年、同事業部資材部資材管理課へ配属。コストダウン推進担当(設計、購買、加工費、経費低減の実施)外注指導、管理業務も並行して進めた。同年中小企業診断士の資格取得。
1986年、同事業部特任VE課の立上げに参加。事業部内から適材人材の招集…設計変更を主体に改善提案実施。
1990年、同事業部全社プロジェクト活動に推進担当役として任命される。(1)缶自販機のコストダウンPJ、(2)製造工数低減PJ6ヶ月、(3)カップ自販機のコストダウンプロジェクト6ヶ月、(4)専任で組織改革プロジェクト6ヶ月、(5)デザインレヴュー導入プロジェクト6ヶ月。
1993年、同事業部製造部生産管理課課長として配属。生産性向上管理、標準時間、工程表作成管理、生産計画作成支援に従事。
1994年、同事業部自販機営業部第一営業部へ課長として配属。大手飲料メーカーの本社営業を担当。商品企画、販売管理、債権管理、地域販社の管理支援に従事。
1999年、同事業部自販機営業部東日本営業部長に就任。
2003年、F社に自販機事業譲渡により、産機システム事業部へ移動。ファストフード、ファミレス、居酒屋等飲食関係への食堂機器、厨房販売部門の管理者として従事。
2007年、同社を退職。
2007年、経営コンサルタントとして独立。1985年に中小企業診断士の取得後指導した企業は70数社。製造業を主体に、商社、貨物運送業、観光バス、健康保険組合等。経営指導としては、経営計画策定、経営革新支援、経営管理の仕組み構築、販売管理の仕組み構築、事業継承、後継者育成、経営改善の支援、工場改善、レイアウト等。セミナー講師としては、1990年〜2011年日本IE協会生産管理の基礎講座(各年3日間)、2010年埼玉県産業振興公社5S改善の進め方。2012年、中小企業整備機構5S改善の進め方。2015年、埼玉県産業振興公社原価管理入門

<会員>
・中小企業診断協会群馬県支部会員。
・(一社)群馬県中小診断士協会会員

<登録団体>
・埼玉県産業振興公社 専門家登録。
・埼玉県商工会連合会 専門家登録
・(独)中小企業基盤整備機構 専門家登録
・日本IE協会 講師
・群馬県産業支援機構 専門家登録



※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:30

受講料

36,720円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

主催者

キーワード

IE   トヨタ生産方式   TOC(制約理論):DBR

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