【中止】OLED、VR/AR用ディスプレイの最新技術と今後の予測

★CES2024から読み解く技術予測、最新XR機器の光学系と構成部品!

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    セミナー趣旨

    1月開催「CES2024」を見ると、Samsung、LGがOLED搭載高輝度TV用セットを展示している。
    これらパネルは量子ドットOLED(QD-OLED)、白色OLED(WOLED)である。また、CES2024では、XRすなわちVR/MR/ARの新製品も数多く提案された。VR/MRでは産業用途狙いのSony、Panasonic資本のShiftall、ARはXreal、Vuzixの各社が代表である。これとは別に、2024年2月にはApple Vision Proが米国で販売開始され、市場評価が出始めている。
    一方、スマホ用OLEDディスプレイでは’23年発売の最新iPhone15、‘24年のGalaxy S24でそれぞれ2000nitsを超える高輝度化が実現された。OLED高輝度化は、青色発光材料の効率改善を筆頭に、様々な新技術が採用されている。また、将来に向けてファインメタルマスク(FMM)蒸着で制約されていた開口率を向上を目指す、ホト加工による製造プロセス、の開発も盛んになって来ている。
    本セミナーは、3部構成としている。第1部では、CES2024に展示された最新のOLED搭載機器及びOLEDoS、LED尾S搭載のXR機器の状況を解説する。第2部では効率改善が目覚ましいOLED発光材料、特に最新の青色発光材料の開発状況、開口率向上を目指すホト加工技術を解説する。
    第3部では、CES2024に展示された最新XR機器の光学系の解説及び各光学系(パンケーキ、Birdbath、Waveguide)の効率を算出し、ディスプレイに要求される輝度性能を解き明かす。今回の技術内容は入念な最新特許公報解析で得られている。

    習得できる知識

    1)有機EL(OLED)を中心とするディスプレイ及びこれを搭載したTV、タブレット、ノートPC、スマートフォンの技術動向、今後の動向
    2)OLEDパネル効率向上に関する、発光材料、及び発光層を含むOLEDのホト加工製造技術 
    3)XR(VR,MR、AR)機器の構成、ディスプレイの特性の構造・要件、搭載されるOLEDoS (OLED on Silicon)、LEDoS(LED On Silicon)ディスプレイの技術内容
    4)XR機器と搭載ディスプレイの市場動向
    5)XR機器の光学系(Pancake、Birdbath、Waveguideの各方式)の光学効率の定量算出方法
    6)XR機器搭載ディスプレイの今後の技術動向

    セミナープログラム

    1.OLEDを中心とするディスプレイ・デバイスの構造と動作原理
     1.1 OLEDの構造と動作原理(RGB-OLED、大型WOLED、Micro-Cavity)
     1.2 OLEDの発光材料と動作モード(蛍光、燐光、TADFの比較)
     1.3 フォトルミ(PL)QD (QD-OLED)、QD-ELの構造と動作原理

    2.CES2024に見るOLEDを中心とする最新展示品動向
     2.1 高輝度化が更に進むプレミヤTV(WOLED vs QD-OLED)
     2.2 SDC QD-OLED、LGD WOLEDパネル品種増に対応のGamingモニター
     2.3 高精細OLEDoS採用XR/MR/VR機器、SDCのFlexible OLEDパネル、新動作形態 (スマホ、車載用途)
     2.4 LGDの透明OLED技術解析
     2.5 ‘23年High-End TV製品のSide by Side比較(Mini-LED、WOLED、QD-OLED)
     2.6 SDCの第3世代QD-OLED
     2.7 LGDの第3世代QD-OLED(METATechnology2.0)
     2.8 CES2024後のデバイス戦国絵巻、進化の製品ライフサイクル、市場毎の輝度分布

    3.青発光材料EQE2倍化によるOLED搭載市場製品への影響・効果
     3.1 RGB-OLED発光材効率と消費電力の現状把握、材料改善の効果、コスト試算
     3.2 スマホ/Tablet/Noto PCへの効果内容詳細
     3.3 TV(WOLED、QD-OLED)への効果内容詳細
     3.4 青EQE 2倍化の製品への効果まとめ
     3.5 SDCの青燐光材技術

    4.開口率向上を狙うOLEDホト加工製造技術(IDW2023@新潟の講演情報)
     4.1 VisionoxのViP技術
     4.2 JDIのeLEAP技術
     4.3 半導体エネルギー研究所SELのMML技術      

    5.XR機器の分類、搭載ディスプレイ要求仕様、及びディスプレイ構造と動作
     5.1 XR機器の分類
     5.2 VR・MRとAR機器搭載のディスプレイ要求仕様の違い、画質特性
     5.3 XR用ディスプレイの構造/動作原理(LCD/OLEDoS/LEDoS)
     5.4 XR機器の分類と搭載ディスプレイ

    6.XR機器と搭載ディスプレイの市場動向予測
    7.XR機器光学系の分類と構成部品、光学系&採用ディスプレイ年度推移
     7.1 VR/MR光学系の分類、構成部品、光学系&ディスプレイ年度推移
     7.2 AR光学系の分類、構成部品、光学系&ディスプレイ年度推移

    8.最新XR機器の光学系の光学効率の解析
     8.1 MR機器META Quest 3、Megane X搭載Pancake光学効率解析
     8.2 AR機器XREAL Air2搭載Birdbath光学効率解析
     8.3 AR機器VUZIX Z100搭載Waveguide光学効率解析

    9.XR搭載機器の光学効率のまとめとディスプレイとの関係整理
    10.まとめ


    【質疑応答】

    セミナー講師

    (株)サークルクロスコーポレーション フェローアナリスト 小野 記久雄 氏
    略歴
    1982年(株)日立製作所日立研究所入所。半導体IC、LTPS開発に従事。
    1993年(株)日立製作所 電子管事業部(後の日立ディスプレイズ)へ異動。
    TFT-LCD開発。特にTV用IPS-LCDの開発を主な担当とする。
    2009年パナソニック液晶ディスプレイ(株)へ異動。FPD技術調査(LCD、OLED、QLED、μLEDなど)を行う。
    2017年末退職。
    2018年1月より(株)サークルクロスコーポレーションFellow Analyst 就任。

    専門
    ディスプレイデバイスの技術分野、関連する特許調査・解析

    学会賞など
    ・2013年(公社)発明協会 全国発明表彰、発明賞
    ・2015年文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)
     受賞テーマ『広視野角で低消費電力を実現したIPS方式液晶パネルの開発』
     その他、日本、米国登録特許457件保有、特許分析に精通している。

    セミナー受講料

    1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
    〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

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