2日で学ぶ統計学と実験計画法

初心者向けセミナーです

【2日間セミナー】Excel実習講座!
初学者のために検定・実験計画のツボを分かりやすく解説!

セミナー講師

千葉大学 園芸学部 食料資源経済学科 教授 栗原 伸一 氏

セミナー受講料

1名につき70,000円(消費税抜き、昼食・資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき65,000円(税抜)〕

セミナー趣旨

IoT技術やグローバル化の進展で開発競争が激化する一方、コストカットの嵐も吹き荒れる現代で、技術者職や研究職に求められているのは「実験を正しく配置し、期待通りの結果を誤りなく確認できる」能力です。しかし、日本では統計学の教育がおろそかにされてきたため、現場の多くの方は苦手意識を持っています。今回のセミナーでは、そうした「実験を成功させなければならないが、統計学については全くの素人」という方々を対象に、Excelやフリーソフトで具体的な事例を扱うことで、検定や実験計画のツボをわかりやすく解説します。また、実験計画法は、近年、産業界で再評価されている品質工学(品質管理)の入り口でもあることから、多くの方にとって欠かせないセミナーといえるでしょう。 なお、今回受講される方には、講師である栗原先生の著書『統計学図鑑』(オーム社)を進呈いたします。

セミナープログラム

【1日目】2月4日(火) 10:30~17:00
統計学入門 〜確率分布から検定まで〜

第1部「統計学とは?」
1.記述統計学
  1)記述統計学とは?
  2)バラツキの統計量(偏差,分散,標準偏差)
2.確率分布
  1)確率分布とその種類
  2)二項分布から正規分布へ
  3)標準化と標準正規分布(Excelでの演習)
  4)z分布表の読み方(Excel関数での演習)
3.不偏推定
  1)推測統計学とは?
  2)統計記号の使い分け方
  3)標本分散の修正
  4)自由度とその語源
  5)Excel分析ツールの設定と基本統計量の計算

第2部「標本分布と信頼区間の推定」
1.標本平均の分布(誤差)
  1)標本平均の分布と誤差
  2)標本サイズと誤差の関係
  3)誤差分散と標準誤差
  4)標本平均の標準化
2.信頼区間の推定
  1)信頼区間と信頼係数の意味
  2)正規分布とz分布による区間推定
  3)t分布と分布表の読み方(Excel関数の演習)
   4)t分布による区間推定(Excel分析ツール)

第3部「仮説の検定」
1.検定の基本
  1)検定の概要と手順
  2)仮説の設定(帰無仮説と対立仮説)
  3)標準正規分布を使った1標本の平均の検定
  4)t分布を使った検定(Excel分析ツール)
  5)p値による判定と片側検定
2.2群の平均の差の検定
  1)2群の平均の差の検定の原理と対応関係
  2)対応の"ない"2群の差の検定(Excel分析ツール)
  3)対応の"ある"2群の差の検定(Excel分析ツール)
3.等分散の検定とF分布
  1)2群の平均の差の検定の前提条件
  2)等分散の検定
  3)F分布とF値
  4)F分布表の読み方(Excel関数の演習)
  5)ウェルチの検定(Excel分析ツール)
4.質疑応答と相談会

【2日目】2月5日(水) 10:30~17:00
実験計画法入門 〜分散分析から直交計画法、標本サイズの決め方まで〜

第1部「分散分析」
1.分散分析の概要と不偏分散
  1)いろいろな分散分析
2.対応のない一元配置分散分析
  1)対応関係と分散分析の原理
  2)変動の計算(総変動,群間変動,群内変動)
  3)分散分析とF検定(Excel分析ツール)
3.対応のある一元配置分散分析
  1)対応のある一元配置分散分析の原理
  2)標本間(被験者間)変動
  3)対応のある一元配置分散分析(Excel分析ツール)
4.対応のない二元配置分散分析
  1)交互作用とは?
  2)二元配置分散分析の原理(Excel分析ツール)

第2部「多重比較と実験計画」
1.多重比較法
  1)検定を繰り返してはいけない理由
  2)いろいろな多重性調整法
  3)Bonferroni法の解説(Excel分析ツール)
2.フィッシャーの三大原則
  1)実験での成功とは?
  2)原則1:繰り返し
  3)原則2:無作為化
  4)原則3:局所管理
  5)完全無作為法か?乱塊法か?

第3部「直交計画と検出力分析」
1.直交計画法
  1)実験を間引いて効率化する
  2)直交配列表の仕組み
  3)L8表を使った直交計画法(Excel分析ツール)
  4)品質工学への応用(Excel分析ツール)
2.標本サイズの決め方(検出力分析)
  1)理想的な標本サイズとは?
  2)標本サイズを左右する4要素
  3)検出力と効果量(第一種の過誤と第二種の過誤)
  4)標本サイズの計算(G*powerの演習)
3.質疑応答と相談会