わかりやすいQFD(品質機能展開)の進め方〜効率的な展開手順・方法をお伝えします〜

要求品質の整理,重要度判定,開発活動のムダを省く着眼のしかたなど,
具体例を交えてQFDの考え方・手順,要求品質展開表をやさしく作成する手順を解説します!

セミナー趣旨

品質機能展開(QFD)は,1978年に日本で誕生しました。効率的な新製品開発の進め方として,日本国内にとどまらず,世界に注目されて発展してきました。
しかしながら,手間がかかりすぎる,手法に難解な部分があるといった点から,良さは理解していてもなかなかうまくいかず,途中であきらめたり,導入をためらったりする企業も少なくありません。
QFDを手法ではなく,「感動製品を効率的に開発する」仕事の進め方であると考えると,これらの課題が解決します。
本セミナーでは,大きな手間をかけずによい結果を得るためのQFD展開をお話しします。
要求品質の整理,重要度判定,開発活動のムダを省く着眼のしかたなどについて,ムリなくできる内容をお伝えします。
この内容はUSAでは Fukuhara method と呼ばれ,広く普及しています。

  • 顧客に喜ばれる製品の企画が安定してできてはいない
  • 新製品開発活動でやり直しが多くて困っている
  • QFDのメリットは理解しているが難しそうだ
  • QFDをやってみたがうまくいかなかった
    などと感じていらっしゃる方に,よいきっかけを提供できるセミナーです。

【講座のねらい】
・なぜQFDが有効なのかを理解する。
・やさしいQFD展開のしかたを理解する。

【講座のポイント】
・具体例を交えてQFDの考え方・手順を解説します。
・要求品質展開表をやさしく作成する手順を詳細に説明します。
・開発でのやり直し防止の着眼点を伝授します。

受講対象・レベル

・製造業で新製品開発にかかわる部署の幹部社員・中間管理者・担当者(営業企画,製品企画,設計,試験,生産技術,調達,製造,品質保証など)
・「QFDは初めてだが関心がある」,「以前にやってみたがうまくできなかった」と感じている方には,特に有効です

セミナープログラム

1.QFDとは
1.1 よい品質を考える
  1.1.1 よい品質の提供が企業を支える
  1.1.2 市場が要求する品質の変遷
  1.1.3 顧客満足のしくみ
1.2 開発(活動)の課題
  1.2.1 やり直しのムダは簡単に解決できる
  1.2.2 CAPDからPDCAへ発想を変えて開発の期間短縮
1.3 QFDとは
  1.3.1 新製品開発活動に対する5つの着眼
  1.3.2 「品質の展開」と「品質機能の展開」

2.顧客の感動を得る製品企画
2.1 要求品質(VOC)の整理
  2.1.1 市場調査の限界
  2.1.2 VOCの整理手順
2.2 要求品質展開表(品質表)の作成
  2.2.1 VOCの重要度判定手順
  2.2.2 品質特性への変換のしかた
  2.2.3 品質表の作成
  2.2.4 バランスのよい企画目標の設定法

3.効率のよい開発活動
3.1 重点項目の展開
3.2 できばえ保証
  3.2.1 効果的なDRのすすめ
  3.2.2 作りやすさへの配慮
  3.2.3 生産準備での留意事項

4.QFDの期待効果
5.おわりに

◎ 質疑応答

セミナー講師

福原 證 氏
(有)アイテムツーワン TQMシニアコンサルタント
技術士(経営工学部門)

名古屋工業大学計測工学科卒業,トヨタ車体株式会社(品質機能総括,経営企画),中部品質管理協会(事務局長)を経て,有限会社アイテムツーワン TQMシニアコンサルタント,株式会社アイデア 取締役,一般社団法人 中部品質管理協会 顧問。

(著書)
製品安全技術(事例執筆)       日科技連 1982年
事例に学ぶ方針管理の進め方    日科技連 2022年
事例に学ぶ製造不良低減の進め方  日科技連 2022年

セミナー受講料

35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

35,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

品質機能展開(品質表)   商品企画   技術マネジメント総合

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

35,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

品質機能展開(品質表)   商品企画   技術マネジメント総合

関連記事

もっと見る