研究者、技術者のための革新的リーダーシップ手法「ブレークスループロジェクト」の導入事例と成功のポイント
☆短期のブレークスルーゴール設定とボトムアップでの
解決アイデアを引き出すリーダーシップと組織活性化
※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
セミナー趣旨
仕事に関わらず日常生活そのものでもAI、IoTはじめとするDXが浸透してきています。しかし、組織運営はどうでしょうか。効率化ばかりを意識した官僚主義、命令実行型の旧態依然とした組織が多いのではないでしょうか。
そのような組織では、(1)働き甲斐が薄れる(2)現場からアイデアがでにくくなる(3)受動的になり自発性がなくなる、などの状態になります。その結果、仕事のやり方やビジネスモデルも従来の形から抜け出すことが難しくなっているのではないでしょうか。
ブレークスループロジェクト(BTP)は、
・現場に近い多様な組織、専門を持った社員を組織化し
・業績に直結する成果やゴールを掲げ
・その達成期日を90日以内に短く区切り
・行動重視で試行錯誤を繰り返しながら
・毎日、毎週、毎月の目標を達成し、モチベーションを高め、
・現状をブレークスルー(突破)し、
・人と組織を活性化させる
プロジェクトです。
弊社ではこれまで20年以上にわたり1000以上のプロジェクトを国内外で実施してきました。
本セミナーでは、個人と組織活性化、その先にある業績アップ、さらには人的資本の向上を狙い、ブレークスループロジェクトの具体的な実践方法、導入に当たっての注意点、成功事例の紹介、クロスファンクショナルプロジェクトなど大型の戦略プロジェクトとの関係を解説します。
受講対象・レベル
・組織活性化、働き方改革を実施する人事部門、人材開発、教育部門の方
・経営企画、事業企画はじめスタッフ部門(間接部門)、開発設計、営業、生産、物流、フィールドサービスなどのライン部門の管理職、プロジェクトリーダー、など
セミナープログラム
1.組織が停滞する理由
・働き方改革や多様性は本当に尊重されているのか?うわべだけ?
・本社の大きな計画が重視され、現実離れした中長期の施策が多く、なかなか成果につながらない。達成感が得られない
・短期の業績を強く意識しすぎ、指示命令型の業務がほとんどで、自発的なアイデア発想が受け入れられない
・成果に直結しない形式的な間接的業務が多く、多忙化を招き、モチベーションが低下している
・本社主導の大きな計画が示され、誰も責任をとろうとしない。当事者意識がない、無責任体質になっている
・過去の考え方、取り組み方が通用しなくなっているにもかかわらず形式ばかり重視して、従来の仕事のやり方を変えようとしない
・失敗が許されない環境。心理的安全性、自発性が担保されず、誰も新しいことをやろうとしない。言われたことだけをやっていればいいと考えている
2.DXが本格的に浸透する時代の組織の在り方
・生産性、効率性を狙った官僚主義では新しいアイデアや付加価値は生まれにくい
・DX時代では、設備機器などのハード投資よりも人的投資が重要になる
・今の組織は顧客や市場、設計、生産など現場に近い社員のアイデア、発想、パワーを捨てている
・DXで勝ち抜くためには、ボトムアップが勝負になる
・組織のビジョンと個人のビジョンを合わせる
・自発的に立てた目標とそれを達成させることで大きなモチベーションが得られる
・チームで仕事することの醍醐味や幸せを実感する仕掛け
3.新組織マネジメントコンセプト「ブレークスループロジェクト」
・大きなプロジェクトを90日の短期のプロジェクトにする
・ポジティブ、ボトムアップ、アイデア、行動、アジャイルなどがキーワード
・スポンサー、サポーター、プロジェクトリーダー、メンバー、PMOの創発的な組織体制
・準備フェーズ、計画フェーズ、実行フェーズ、振り返りフェーズ
・プロジェクト計画は最短3時間で実施
・90日のブレークスルーゴールの設定
・現状分析とアイデア出し、アイデア評価
・実行ロードマップ
・アクションとタスクにブレークダウン
・スポンサー、サポーターと合意形成
・毎日の実行とポジティブフィードバック
・困難に直面したら駆け込み寺へ
・経営トップのスポンサー、サポーターが現場を観てあげる、障壁を取り除く
・最初の30日はとにかく行動したことを褒める
・次の30日は、アクションを見直し、効果的なものに絞る
・最後の30日は、成功するアクションに加速度をつける
4.ブレークスルーで組織が活性化し、業績アップした事例紹介
・建材商社、加工食品メーカー、商社海外拠点(外国人)、インフラ企業、広告会社などでのブレークスループロジェクトの成功事例とその要因
・成功するプロジェクトのポイント
・自発的、楽しい、既成概念外し、とにかく褒める、毎日フィードバック
・役員、幹部がプロジェクトを観てあげ、障壁を取り除く
・目標にこだわる、危機的な状況をドラマチックに突破する
・ブレークスループロジェクト実施の企業間での人材交流、コンテストでさらにパワーアップ
5.ブレークスループロジェクト導入に当たって
・会社や組織の問題点を整理し、共有する
・トップを交えて、準備フェーズを実行する
・将来期待できるリーダーを抜擢する
・リーダーにメンバー選定の権限を与える
・リーダーやメンバーへトップからの熱いメッセージを伝える
【質疑応答】
セミナー講師
(株)ニューチャーネットワース 代表取締役 高橋 透 氏
※上智大学 非常勤講師、ヘルスケアAIoTコンソーシアム 理事
【略歴】
上智大学経済学部経営学科卒業後、旭硝子株式会社(現AGC株式会社)入社。セラミックスのマーケティング、消費財の新商品開発、広告宣伝を担当。その後大手コンサルティング会社を経て、1996年に経営コンサルティング会社“ニューチャーネットワークス”を設立し、代表取締役を務める。2010年より上智大学非常勤講師(経済学部:コンセプトメイク、全学共通:グローバルベンチャー、理工学部:ものづくり講座)。2016年より「ヘルスケアAIoTコンソーシアム」理事。
【主な訳書・著書】
「顧客経験価値を創造する商品開発入門」(著、中央経済社、2023年6月)「デジタル異業種連携戦略」 (著、中央経済社、2019年) 「技術マーケティング戦略」(著、中央経済社、2016年)「勝ち抜く戦略実践のための競合分析手法」 (著、中央経済社、2015年)「90日で絶対目標達成するリーダーになる方法」(著、 SBクリエイティブ、2014年) 「GE式ワークアウト」(デーブ・ウルリヒ他著、共訳、日経BP、2003年) 「ネットワークアライアンス戦略」(共著、日経BP、2011年) 「事業戦略計画のつくりかた」(著、PHP研究所、2006年 )、「図解でわかる・技術マーケティング」(共著、JMAM、2005年)、「研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方」 (共著、技術情報協会編、2021年)、「共同研究開発の進め方、契約のポイント」(共著、技術情報協会編、2020年)などがある。日本能率協会「JMA MANAGEMENT Vol.8 No.5」に『「デジタル異業種連携」を成功させるために』寄稿。技術情報協会「月刊 研究開発リーダー」など寄稿多数。
日経BP社プレミアムサイトに5年間、日経産業新聞WEB「企業マネジメント最新トレンド」へコラム執筆。弊社コラムサイト「グローバル・エイジ」にてコラム執筆多数。
セミナー受講料
44,000円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計44,000円(2人目無料:1名あたり22,000円)で受講できます。
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