~核融合発電の仕組み、核融合開発の経緯、国家プロジェクトの動向、民間スタートアップの動向~
セミナー趣旨
近年核融合については、米英などが具体的な政策目標を提示して開発を推進するとともに、スタートアップ企業も急速に増加している。民間投資額は、単年度では国家プロジェクトへの投資額を上回るなど非常に活況である。国内でもGX基本計画などで核融合原型炉に言及され、産業化に向けた動きが進みつつある。
多くのスタートアップ企業が2030年代半ばには発電炉を実現するとしている一方で、そう容易ではないという冷静な意見もある。ここでは、核融合の原理、これまでの経緯、最新の開発動向などを客観的に詳説し、発電炉実現に向けた今後の見通しについての見解を提示する。
セミナープログラム
1. 核融合の原理と特長
2. これまでの開発経緯 ~何が難しかったのか~
3. 国家プロジェクトの動向
4. 民間スタートアップの動向
5. 発電炉実現の見通し
6. 関連質疑応答
7. 名刺・情報交換会
■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。
セミナー講師
一般財団法人エネルギー総合工学研究所
原子力技術センター
原子力チーム 部長
都筑 和泰 氏
<略歴>
1994年 3月 東京大学院工学系研究科 物理工学専攻 修了
1997年 3月 総合研究大学院大学 数物科学研究科卒 博士(工学)取得
1997年 4月~1998年11月 日本学術振興会特別研究員(核融合科学研究所所属)
1998年12月~2006年 3月 日本原子力研究所(現 日本原子力研究開発機構)
中型トカマク装置JFT-2Mにて核融合関連実験研究に従事
2006年 4月~ (財)エネルギー総合工学研究所
原子力分野を中心にエネルギー技術全般に関する調査研究に従事
セミナー受講料
1名:33,860円(税込)2名以降:28,860円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
ご請求書は電子データ(PDF)にてお送りいたします。jpi.md@jpi.co.jp から届くメールを必ずご確認ください。
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