【中止】核融合(フュージョン)のイノベーション技術と産業応用

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    地球温暖化への対応として、世界は脱炭素化に向けて猛スピードで変化している。
    最近のEV(電気自動車)市場の急拡大はエネルギー政策に大きな転換を促している。
    エネルギーと脱炭素化の両課題を同時に解決するイノベーションが小型核融合(フュージョン)発電である。
    「夢のエネルギー」である核融合発電への数千億円単位の巨額な投資資金をベースに40社以上の核融合
    ベンチャー(スタートアップ)企業が約20年以内の実用炉の早期実現に向けて挑戦をしている。

    本講演では、投資資金が多く注目度の高い欧米のベンチャー企業のもつ画期的な
    イノベーション技術と応用展開について分かり易く紹介する。

    セミナープログラム

     1.核融合(フュ-ジョン)エネルギーとは何か?
       1-1. 脱炭素化時代の核融合エネルギー開発
       1-2. 核融合発電のしくみ
       1-3. 原子力(分裂炉)発電とどう違うのか?
       1-4. 核融合開発はどこまで進んでいるのか?
       1-5. 核融合反応を起こす高温プラズマとは何か?
       1-6. 高温プラズマを磁場で閉じ込める方法 
       1-7. レーザーで核融合発電の方法
       1-8. プラズマを高温、高密度かつ定常にする方法 

     2.核融合ベンチャーへの過熱する投資と支援
       2-1. 今なぜ核融合発電が注目されているのか?
       2-2. 核融合ベンチャーへの巨額の民間投資と波及効果
       2-3. 核融合ベンチャーの支援活動状況
       2-4. 欧米と日本の核融合ベンチャーの違い 

     3.小型で経済的な核融合炉に向けた技術課題と革新的アプローチ
       3-1. イーター国際協力で進展するトカマク型核融合炉の技術課題とは何か?
       3-2. 中心構造物のないコンパクトなプラズマ閉じ込め方式の利点
       3-3. 磁化ターゲット核融合への新しいアプローチ
       3-4. 常温超電導強磁場コイルの利用
       3-5. 中性子フリーの魅力的な核融合反応の利用と新エネルギー回収法 

     4.核融合ベンチャーのイノベーション技術
       4-1. 常温超電導コイルによるトカマクの強磁場化技術と小型化
           -Commonwealth Fusion Systems(米国)、Tokamak Energy(英国)-
       4-2. 中性粒子ビーム入射でFRC(反転磁場配位プラズマ)の加熱と定常化技術
           -Tri Alpha Energy Technologies(米国)-
       4-3. プラズモイド(FRC)の加速、衝突合体と急速磁気圧縮と誘導型エネルギー回収技術
           -Helion Energy(米国)-
       4-4. 磁化プラズマガンを用いたコンパクトトーラスの衝突合体圧縮技術
           -General Fusion(カナダ)-
       4-5. シアフロー安定化Zピンチで超高密度・高温プラズマ生成技術
           -Zap Energy(米国)-
       4-6. 液体金属用いた遮蔽、エネルギー回収と燃料増殖の炉工学技術
           -General Fusion(カナダ)、Zap Energy(米国)、First Light Fusion社(英国)- 

     5.核融合イノベーション技術の応用
       5-1. 高電圧大電流のパルスパワー装置
       5-2. 宇宙推進機
       5-3. 高温超電導モータによる電動化航空機

     6.まとめと今後の課題 

    セミナー講師

    永田 正義 氏 兵庫県立大学 任教授 / 名誉教授(工学博士)

    <略歴、他>
    大阪大学大学院工学研究科後期博士課程単位取得退学後、学術振興会奨励研究員、
    姫路工業大学助手、准教授を経て、2004年兵庫県立大学大学院工学研究科教授。
    2年前に定年退職。その間、米国プリンストン大学プラズマ物理研究所、ワシントン大学他訪問研究員、
    九州大学、核融合科学研究所の客員教授、電気学会A部門副部門長、論文誌編修長等を歴任、
    電気学会フェロー。
    長年の間、核融合炉の簡素化を目指したコンパクトトーラス核融合研究に従事。
    また脱炭素化に向けたEVを含む電動化技術に関する講演執筆多数

    セミナー受講料

    お1人様受講の場合 51,700円[税込] / 1名
    1口でお申込の場合 66,000円[税込] / 1口(3名まで受講可能)

    受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。

    受講について

    • 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
    • インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
    • 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

     

    受講料

    51,700円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    51,700円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    原子力・放射線技術   電力技術   応用物理一般

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    51,700円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    原子力・放射線技術   電力技術   応用物理一般

    関連記事

    もっと見る