FTAの基礎および効果的な未然防止とDR(デザインレビュー)での活用

43,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 16:00 
主催者 株式会社 新技術開発センター
キーワード FTA   DR(デザインレビュー)
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

FTAを,不具合事象の発生後にただ作成して終わりにしていませんか? 不良や事故が起こらないよう,再発防止に活用できるFTAを解説します!

セミナー講師

上條 仁 氏CS-HK代表・シニアコンサルタント略歴1983年,日立製作所入社。パワーデバイスから自動車用半導体の設計開発,品質保証までを担当。ISO9001&ISO/TS16949(現IATF16949)認証対応,全社品質改善活動でQFDなどの普及を推進する。2002年に退社し,CS-HKを設立。QFD,TRIZ,FMEA/DRBFM,FTA,DR,ISO9001などのコンサルタントとして活動中。著書: 本気で取り組むFMEA(日刊工業新聞社), 本当に役立つTRIZ(日刊工業新聞社・共著)

セミナー受講料

43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。

セミナー趣旨

FTA(Fault Tree Analysis)は不良の木といわれ,事故や不良が起きた時に作成している企業が多いでしょう。

FTAを,不具合事象の発生後に原因調査のためだけの対応に使用するのは,もったいないことです。ただ作成しただけでは成果が出ません。再利用する,再度利用・活用できる環境にすることが重要であり,不良や事故が起こらないように再発防止活用することです。FMEA(故障モード影響解析)を使っている企業も多いと思われますが,FTAとの使い分けこそ大事です。FMEAの重点化,効率化のためにも,きちんとFTAを理解することが重要になっています。

本講座ではFTAのあるべき姿,効果的な作成や活用法,そして,未然防止活動との関連を含めて解説します。

セミナーのポイント

  • 意味の無いFTAやDRなど,役に立っていない事例のポイント
  • 未然防止に有効な道具と使い分け,FTAとFMEA・DRBFMの関連など,未然防止活動の基本のポイント
  • FTAの手順や活用法,留意点など,FTA作成のポイント
  • DRにおける有効活用のポイント

セミナープログラム

I.役に立たないFTA,意味の無いDR(デザインレビュー)とは1.役に立っていない事例2.DRがうまくいかない,パワハラDR?II.未然防止活動の基本1.未然防止と品質保証2.未然防止の3区分の必要性,FTAとFMEA・DRBFMの関連3.有効な道具と使い分け4.FTAとFMEA・DRBFM5.未然防止活動の効率的な適用時期とは6.FTA実施の明確化のためにIII.FTA作成1.FTA活用法2.FTA作成の留意点3.FTAの手順4.基本的な論理記号5.FTAの実施例IV.DRにおける有効活用1.そもそものDRとは2.DRが誤解されている3.DRの効率化により未然防止を有効活用することV.演習(個人演習)◎ 質疑応答