英語的発想と効果的表現パターン:国際的な交流の場面を切り抜けるために

英語による研究者同士の交流を助ける会話術 [練習問題付き]


★ 報告すべき事、自分または自社の考え・主張などを、齟齬なく相手に「英語で」伝えるには?

★ 国際会議のレセプション、営業先や海外研究者との交流の場、得意先に招かれたパーティなどで、「英語に自信がないから」と、自社や日本人同士で固まっている現状を打破したい方!


★「効果的な英語表現」基礎とともに、国際交流の場で使える「英会話力」を身につけたい方へ。


<例えば、こんな時のために>

「 どうやって話の輪に入ればいいんだろう 」「 英語での世間話って、何を話せばいいの? 」「 会話がうまく続けられない 」「 ここで話を切り上げたい! 」
→ 英語になると途端に分からないことだらけ? そんな方も安心、場面に応じた適切な会話を身につけましょう

「 あの英単語が出てこない!どう言えばいい? 」「 聞き取れなかったけど、何の話?! 」「 つまり、どういうこと? 」「 あれを言わなきゃいけないけれど、話の主導権が相手にあるなぁ… 」
→ 聞き取れない/話せない からと慌てて、その後もその焦りを引きずる…なんて事がないように「その場を切り抜けるための話術」も備えておきましょう!


★ 仕事では適正確実に情報伝達を行い、かつ相手の機嫌も損ねずに自分の考えを主張する。コーヒーブレイクやちょっとした雑談のときには、談笑で親交を深めて更に良好なビジネス関係を……。


フォーマルな場、インフォーマルな場、どちらでも使える英語表現を身につけたい方は必聴です。


講師


日本医科大学 武蔵境校舎 外国語教室 教授 﨑村 耕二 氏
(一般社団法人)学術英語学会 代表理事、(国立大学法人)京都工芸繊維大学 名誉教授

【専門】 テクスト分析、言語表現論
【略歴】
 福岡市出身。西南学院大学卒業。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。高知大学人文学部教授、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科教授を経て、2013年9月より現職。1991年-1992年文部省在外研究員としてオックスフォード大学に留学(ウルフソン・コレッジ客員研究員)。

 著書に『最新 英語論文によく使う表現 基本編』(25年以上のロングセラー改訂版)、『英語で明確に表現する』、『英語で論理的に表現する』(以上、創元社)などがある。特に、膨大な言語データの解析と英語表現パターンの類型化を得意とする。現在、医学部で、主に医学英語の語源と語形成を講義している(「十二指腸はなぜduodenumと呼ぶのか?」、など)。また、一般社団法人学術英語学会(2014年に設立)の代表理事として「研究者のための英語」の推進に努めている。


受講料


43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の21,600円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


得られる知識


・英語的発想
・現実の場面で使える多様な英語表現の知識
・研究者交流の英語リテラシー
・英語の用法を調べるためのツールの知識


趣旨


 日本の学校では英語を学ぶために多くの時間が費やされ大きな努力が傾けられていながら、実際の場面では、思うことを英語でうまく表現できない、と言われています。学校教育に携わる者として、語彙や文法の習得に関して一定の成果は上がっていると思いたいのですが、一つだけ確かに欠けているものがあると感じています。それは、言語以前に、ものをどのようにとらえるかという観点です。物質的な実体であれ精神的な概念であれ、ものをどのようにとらえるかという問題は、それをどう表すかという問題の基盤にあります。しかし学校では、それをうまく系統化して教えてはいません。

 この講演では、英語で一定の内容を説明しようとする時、ものの特徴・構成・状態・動作などのとらえ方をまずパターン化し、それに、順序・配列・階層といった観点を加えることで効果的な英語表現の技法を身に付けることを目指し、一般的な場面で役立つ技法を解説します。加えて、英語表現の具体的用法を調べるためのツール「言語コーパス」の導入も行います。

 さらにもう一つ、英語の発想を身に付けることで会話の場面をうまく切り抜ける応用例として、研究者同士の英語による交流を取り上げます。会話の輪の中に入っていく方法、会話を進めるための方法、会話の中で発生する不規則な状況への対応法などを解説します。 いずれにしても、国際的な場面を切り抜けるために役立つお話をいたします。(一部、練習問題にも取り組んでいただきます。)


プログラム


1.導入: 英語的発想とは何か

2.ものをどのようにとらえるか
 2.1 特徴・構成・状態・動作などの観点でものをとらえる
 2.2 順序・配列・階層などをもとに内容を組み立てる

3.英語でどのように表現するか
 3.1 基本的内容を提示する
 3.2 基本的内容を修飾する
 3.3 即物的・概念的・比喩的に表現する
 3.4 論理的に表現する
 *学習のためのヒント(単語で覚えない。かたまりで覚える。)

4.英語表現の探索を助けてくれる強力なツールを使用する
 4.1 言語コーパスとはなにか (*受講者が既知であれば省略します)
 4.2 言語コーパスで何ができるか

5.研究者・技術者のための英語ソーシャライジング技法
 5.1 ソーシャライジング
  ・現代においては e-mail での通信が有力なツール。
  ・直接会って話をする(既知・未知の相手)。
        visiting a professor, etc.
        cocktail party / welcome drinks / welcome reception
  ・パーティーで歩き回って歓談する(mingling)
 5.2 会話に入る
  ・話しかける
  ・話の輪に入る
  ・自己紹介する
  ・small talkで打ち解ける
 5.3 会話を続ける
  ・積極的に反応する
  ・質問する
  ・質問に答える
 5.4 会話を終える
  ・上品にそつなく切り上げる
  ・うまく言い訳をする
 5.5 その場を切り抜ける会話のヒント
  ・割って入る
  ・話のバトンを取り上げる
  ・相手の感情を損なわないための前置き表現を使う
  ・言葉が浮かばないときに助け舟を出してもらう
  ・聞き取れない時にうまく聞き返す
   (または、要点がつかめない時に説明を求める)
  ・相手の話を要約する

6.ネットワーキング
 6.1 人と人を引き合わせる
 6.2 提案する・勧誘する
 6.3 今後の関係継続を示唆する(Let’s keep in touch.)
 
 □ 質疑応答 □


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

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【港区】芝エクセレントビル B1F KCDホール

【地下鉄】大門駅 【JR・モノレール】浜松町駅

主催者

キーワード

人財教育・育成   海外事業進出

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