新規事業ロジカルマネジメントの実践的基礎講座

33,440 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 事業戦略   マーケティング
開催エリア 東京都
開催場所 【港区】SSK セミナールーム
交通 【地下鉄】内幸町駅 【JR・地下鉄・ゆりかもめ】新橋駅

新規事業創出を高めるためには、どう評価すればよいのか 

セミナー講師

株式会社リーディング・イノベーション 代表取締役社長新規事業開発上級職人芦澤 誉三(あしざわ よしぞう) 氏

1982年 早稲田大学理工学部卒業。石油開発のエンジニアリング会社を経て、日本能率協会コンサルティングに入社し、約14年間、新規事業開発、及びマーケティング関連のコンサルティングを行なう。その後、一部上場メーカーにて年俸契約社員として新規事業開発、及び育成業務に携わり、別会社として独立し取締役に就任。現在、(株)リーディング・イノベーションの代表取締役/シニア・コンサルタントとして、大手・中堅の新規事業開発、研究所発の新規事業開発、フュージョンベンチャーの創出など、新規事業プロデュースの支援を行なっている。

 【主な著書・論文】「事業化プロデューサー養成講座」明日香出版社/「ビジネスレイヤー別新規事業開発実践ガイド」企業研究会/「新規事業に立ちはだかる壁に挑む(16回連載)」(ビジネスリサーチ)企業研究会/「顧客満足を先取りする“提案開発アプローチ”」(ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス)ダイヤモンド社他多数

セミナー受講料

1名につき 33,440円(税込) 同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

※個人でのご参加はご遠慮くださいますようお願い致します。事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。可能な限り講義に盛り込んでいただきますのでお申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。 ■ライブ配信について<1>Zoomにてライブ配信致します。<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。■アーカイブ配信について<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、   視聴用URLをお送り致します。<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。※会場又はライブ配信受講者様で、アーカイブ配信もご希望の場合は 追加料金11,000円(税込)で承ります。 ご希望の場合は備考欄に「アーカイブ配信追加受講希望」とご記入ください。

セミナー趣旨

「この企画は、自社の強みが活かされてないのでダメだ」は、評価会議の場で多く出る言葉です。もちろん、この評価の考え方が正しいという認識のもとに発言していると思いますが、残念ながらこの考え方は、いつも正しいとは限りません。成長分野にあるテーマなのかどうかも、いつも正しい基準とは限りません。

この他にも、常識化された評価の考え方がありますが、常識化された評価のロジックが悪意なく新規事業がつぶれてしまう大きな原因のひとつになっているものと思われます。

先発企業が存在する市場へのニッチ狙いの後発参入なのか、ブルーオーシャンを狙った先行市場参入なのかは、事業の特性が大きく異なるため評価の考え方も変える必要があります。しかし、事業特性別に評価の考え方を変えるという評価の全体体系を構築しているような企業はほとんどないと思われます。また、新規事業のテーマ探索から事業化に至るまでのプロセスにおいては、新規事業の経験が少ないこともあり体系的な進め方がなされておらず、感覚的、属人的なマネジメントになってしまっている企業が多いと思われます。

本セミナーは、新規事業評価とプロセスマネジメントの実態と課題を明確にした上で、事業特性を考慮に入れた評価ロジックと新規事業開発のプロセスに沿った体系的なマネジメントのやり方を中心に解説するものです。

新規事業評価力とマネジメント力が向上することで、事業化される新規事業が増えていく一助になることを目指した講座となっています。

セミナープログラム

1.悪意なく新規事業がつぶれてしまう背景 ・「結局は儲かるかどうか」になってしまう理由 ・感覚的、属人的なマネジメントになっていないか  ・テーマ評価の常識に囚われ過ぎている(おかしいことに気づいていない)2.事業特性分析の重要性と分析方法 ・あまり意識されていない事業特性分析とは ・事業の本質的性質を知ることの重要性 ・評価者はテーマの本質的性質を考察することが重要  ・事業特性分析のやり方 ・テーマ評価、中止・撤退基準設定のための事業特性分析の使い方 ・競争優位戦略、マーケティング戦略立案のための事業特性分析の使い方3.一般的な評価の枠組みについての考察 ・一般的な評価の枠組み例 ・根底にある考え方は“強みを活かして成長分野に参入” ・“強みを活かせ”、“成長分野を狙え”が正しいとは限らない理由  ・新規性の高いテーマは評価できないようにできている ・流行のキーワード(DXなど)が目立っているテーマだと好意的にコメントする傾向4.商品・サービスの価値を顧客はどのように判断するのか ・新規事業、新市場が生まれるメカニズム ・新規事業開発は“置き換え”市場開発である ・3C分析に潜む危険性  ・顧客の価値判断の心理(価値の種類と大きさ) ・基本価値と付加価値と経済的価値に分ける意味5.商品・サービスの価値を顧客はどのように判断するのか ・顧客の価値判断のメカニズム ・顧客価値を構造的に捉えて整理する  ・基本価値と付加価値と経済的価値に分ける意味 ・意味のある価値の差別化の見つけ方6.ビジネスモデルの体系 ・顧客ターゲットを決める前に重要な項目がある ・分かりやすいビジネスモデルの体系  ・もっとも重要な基本モデルの解説7.新規事業評価の実践的ロジック(ロジカル・スクリーニング) ・新規事業に必要なロジカル思考とは ・人はどのように商品を選択するのか ・新規事業評価のロジック(ビジネスモデルの評価の体系と順序と項目) ・新規事業評価のための事業の特性分類 ・事業特性別の顧客価値の相対的評価の進め方  ・新規事業評価の5つの評価ブロック  ①商品力評価のポイント(顧客に選ばれる商品・サービスなのか)  ②戦略力評価のポイント(価格設定は、コア機能は、競争優位策は)  ③実行力評価のポイント(実行できる体制は十分か)  ④事業性評価のポイント(目標の需要ポテンシャルはあるのか)  ⑤リスクの許容度と未来リスクの評価 ・ロジックの限界を知る(ロジックがすべてではない)8.新規事業推進のロジカルマネジメント ・新規事業開発のプロセスの整備 ・新規事業テーマの探索企画の進め方手法と各々の特徴 ・企画立案段階におけるフェイズ毎のマネジメントのポイント  ・進捗状況に応じた推進体制の変化 ・需要予測が難しい理由の本質 ・中止、撤退基準の作り方9.まとめ 10.質疑応答/名刺交換