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★半導体の基礎体系から開発環境・品質上の注意点、今後の動向予測まで解説します。
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
セミナー趣旨
半導体は、⾃動⾞、鉄道、航空機、スマートフォン、データセンター等のあらゆる産業の競争⼒を産み出す打ち出の小槌であり、経済安全保障の「戦略物資」と考えられている。
本講座では、
・半導体の基礎体系が分かるようになります。個別に深掘りしたい場合は、実践的学習法を示します。
・先端技術をトピックスとしてでなく、技術進化の本流について相互関係を理解できるようになります。
・製造業への応用力として、開発環境と調達、品質上の注意点が分かるようになります。
・ぼやけている2025年から2030年、その先の姿について、未来図を提示して共有することにより、自分あるいは自社の考え方をつくる基盤を示します。
・そして、なぜいま国内に新しい半導体工場を作るのか?「半導体不足」はなぜ起こったのか? センサと半導体はどう関係するのか?電動化(EV)や自動運転、生成AI(人工知能)の将来像は半導体の技術革新でどう変わるのか―― といった身近なようで実はよく分からない「半導体」へのもやもやした疑問に答えます。
受講対象・レベル
・数年の産業経験がある方が望ましいが、産業の分野は問いません。
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
1)半導体の基礎原理(コンピュータ、センサ、パワー半導体)
2)産業界における半導体の特徴の理解(研究開発・半導体不足・品質問題対応など)、
3)半導体を活用してシステム製品をつくりあげる応用力
4)日本の半導体の歴史、現在の課題、2025年から2030年、その先の未来図
セミナープログラム
1.車載半導体の歴史
1-1.内燃機関と半導体の出会い
1-2.カーエレクトロニクスの進化
2.半導体の基礎原理
2-1.シリコン半導体
2-2.化合物半導体
3.半導体製造技術と設計技術
3-1.ウエハ製造工程
3-2.微細化とムーアの法則
3-3.先端工場とクリーンルーム
3-4.アナログ回路
3-5.デジタル回路とコンピュータ
3-6.EDAツール
3-7.品質問題と故障解析
4.最新の車載半導体技術
4-1.自動運転システムの性能を左右する半導体
4-1-1.コンピュータ(CPU, GPU, NPU, SoC, FPGA, メモリ、2.5D/3D実装など)
4-1-2.センサ(MEMSセンサ、イメージセンサなど)
4-2.電気自動車の性能を左右する半導体
4-2-1.パワー半導体(IGBT, SIC, GaN, Ga2O3など)
4-2-2.パワーエレクトロニクス(コンバータ、インバータ)
5.今後の動向予測
5-1.複雑な半導体サプライチェーン、そして半導体不足の原因は?
5-2.自動運転の性能を左右するセンサとコンピュータの未来
5-3.電気自動車の性能を左右するパワー半導体の未来
5-4.日本半導体の凋落、失敗から得た教訓、そして今後の復活の行方は?
5-5.車載半導体の未来図
キーワード:
車載半導体,コンピュータ,センサ,パワー半導体,動向,セミナー,講演
セミナー講師
国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 特任教授
/株式会社クオルテック 顧問 石原 秀昭 氏
(元 株式会社デンソー 半導体部門部長)
【学歴】
1980年4月 - 1982年3月 名古屋大学 大学院工学研究科 電子工学専攻修了
【職歴】
1982年4月 - 2021年3月 株式会社デンソー 半導体先行開発部、IC技術部、電子基盤技術統括部 他 部長、担当部長
2021年4月 ~ 国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学 特任教授
【研究分野】
ものづくり技術(機械・電気電子・化学工学) / 電子デバイス、電子機器 / 組込みシステム、半導体集積回路、コンピューティング、IoT、AI
【書籍】
日経BP社 「図解カーエレクトロニクス」2014年8月
Wiley社 「Encyclopedia of Automotive Engineering(自動車工学百科事典)」 2015年3月
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
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