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~試験規模の決め方、サンプル数の決め方、実務的な解析方法、マネジメントとの役割~
セミナー趣旨
信頼性を向上させるには、事実をデータとして捉えて科学的な手法に基づいて改善することが必要です。そのためには固有の専門技術はもちろん、データ解析の基本と信頼性を確実に検証していくことが求められています。一方で、信頼性は”数と時間の壁”と言われます。信頼性、特に信頼性試験では、少ない故障データしかない、いつデータが取れるのか分からないという中で、限られた時間内に答えを出すことが要求されます。
本講座では、信頼性試験規模の決め方やデータに応じた最小のサンプル数の決め方を中心に、実務的な解析方法やマネジメントの役割を紹介します。
セミナープログラム
- 信頼性とその評価、試験
- 信頼性の定義と総合信頼性
- 信頼性の作りこみと評価、試験
- 信頼性試験で何が分かるか
- 信頼性データ解析の基礎とサンプル数
- データ解析の基礎と統計的な手法…演習
- 信頼性で扱うデータの数と時間の壁
- 必要なサンプル数の決め方…演習
- ワイブル分布への適用
- 信頼性試験
- 信頼性試験の目的と特徴
- 信頼性適合試験と信頼性を決定する試験
- 試験の計画と実施
- 結果のまとめ方
- 試験規模の決め方
- 抜き取り試験とその考え方
- 計量一回抜き取りと計数一回抜き取り試験
- 最小の試験規模…演習
- 試験規模を決める上での注意事項
- その他のデータの特徴と見方
- 時間データの持つ特徴
- 加速試験データの特徴…演習
- 市場データの見方と特徴
- データを目で見ることのメリット、他
- まとめ
セミナー講師
原田文明(はらだふみあき) 氏
D-Techパートナーズ(元 富士ゼロックス)
<略歴>
1983年、富士ゼロックス入社。信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。設計段階での部品信頼性の評価および設計検証業務を統括する傍ら開発部門や品質保証部門に対する信頼性技術指導を担当。
2010年に現在の富士ゼロックスアドバンストテクノロジー(株)で品質保証&安全環境評価部長として信頼性評価技術戦略、品質保証プロセスの体系化と品質保証システムの構築および安全環境評価業務を統括。2014年に定年退職。現同社シニアアドバイザー。
外部活動としてIEC国際標準化委員、IEC TC56 WG2(信頼性技法)主査、東京都信頼性研究会アドバイザー、大学講師(非常勤)、日本品質管理学会評議員、日本信頼性学会会員、電子情報通信学会会員、JIS制定委員ほか
セミナー受講料
お1人様受講の場合 53,900円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
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