【中止】小出力核融合発電の実現に向けた核融合炉工学・超伝導マグネット技術の最新動向と展望

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 17:00 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 原子力・放射線技術   電力技術   プラズマ技術
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

★国家プロジェクトとして原型炉設計が進む           核融合(フュージョン)の現状から将来展望まで ※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー講師

自然科学研究機構 核融合科学研究所 研究部 超伝導・低温工学ユニット教授・博士(工学)柳 長門 氏【略歴など】1987年京都大学大学院工学研究科原子核工学専攻博士後期課程中退、核融合科学研究所助手。2014年より教授。総合研究大学院大学 物理科学研究科 核融合科学専攻教授併任。東北大学大学院工学研究科客員教授併任。2017年度より2022年度まで、核融合科学研究所核融合工学研究プロジェクト研究統括主幹。2017年より特定非営利活動法人核融合科学研究会理事長。2021年10月、核融合スタートアップ企業「株式会社Helical Fusion」を共同創業、2023年4月退社。低温工学・超電導学会、プラズマ・核融合学会、日本物理学会会員。

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 「核融合(フュージョン)」は太陽をはじめとする星々を恒久的に輝かせているエネルギー源です。これを地上で実現できれば「人工太陽」としてエネルギー問題を解決する切り札となるだけでなく、地球温暖化を抑制する究極の対策として期待されます。2050年代からの商業発電開始を目的として、国家プロジェクトとして原型炉設計が進むとともに、世界では民間スタートアップ企業が多数立ち上がり、小型小出力核融合炉のより早期の実現を目指した展開が始まっています。本講演では、核融合研究の現状についてわかりやすく説明します。特に、核融合炉の主要構成機器の動作原理や開発現状・課題を解説するとともに、磁場閉じ込め核融合炉の心臓部とも言える超伝導マグネットについて、高温超伝導技術の最新の動向を中心に将来展望について紹介します。

習得できる知識

・核融合の原理・プラズマ物理の基本・核融合炉工学の概要・大型超伝導マグネット技術・核融合スタートアップ企業の詳細・動向・展望

セミナープログラム

1.エネルギー問題・環境問題 1-1. 世界のエネルギー問題 1-2. 地球環境問題(地球温暖化抑制) 1-3. 地球環境問題(地球寒冷化への対策)

2.各種のエネルギー源 2-1. 再生可能エネルギー 2-2. 原子力(核分裂)エネルギー 2-3. 核融合と他のエネルギーの比較 2-4. 水素エネルギー社会と核融合

3.核融合反応 3-1. 核融合と核分裂 3-2. 地上における核融合 3-3. プラズマとは?

4.プラズマの閉じ込め 4-1. プラズマを閉じ込める二つの方法 4-2. 磁場閉じ込め核融合の基本原理 4-3. トカマクとヘリカル

5.プラズマ物理 5-1. 荷電粒子の運動 5-2. 閉じ込めと輸送 5-3. 電磁流体力学的安定性 5-4. 乱流輸送

6.国際熱核融合実験炉ITER 6-1. 世界の核融合実験装置 6-2. ITER計画 6-3. 幅広いアプローチ活動(ITER/BA) 6-4. JT-60SAトカマク装置

7.核融合原型炉設計(トカマク型) 7-1. JA DEMO 7-2. EU DEMO

8.ヘリカル型核融合 8-1. 大型ヘリカル装置LHD計画 8-2. LHDの超伝導マグネットシステム 8-3. LHDのプラズマ実験 8-4. ヘリカル型核融合炉設計FFHR

9.核融合炉工学 9-1. 核融合炉の主要コンポーネント 9-2. 核融合炉材料 9-3. ブランケット 9-4. ダイバータ 9-5. トリチウム処理 9-6. 核融合発電

10.超伝導マグネット 10-1. 超伝導とは? 10-2. 高温超伝導 10-4. 超伝導の民生機器応用開発の現状 10-5. 超伝導の未来応用

11.核融合スタートアップ 11-1. 核融合スタートアップの興隆 11-2. 欧米の核融合スタートアップ 11-3. 日本の核融合スタートアップ

12.世界の核融合開発戦略 12-1. 米国の戦略 12-2. 英国の戦略 12-3. 中国の戦略 12-4. 日本の戦略(核融合原型炉とフュージョンエネルギー・イノベーション)

キーワード:核融合,フュージョン,炉,プラズマ,トカマク,ヘリカル,超伝導マグネット,研修,セミナー