
国内外GMP査察/監査対応における事前準備とチェックリストによる製造所の診断/リスク抽出・評価
~「データ完全性」強化のためのリスク評価と「データ完全性」強化の一例(QCラボ)~
製造所のPQS(QMS)をどのように強化するか!
製造所のPQSの診断、及び抽出されたリスクへの対応
データ完全性の観点からの製造施設/設備のALCOAを用いての診断、及び抽出されたリスクへの対応
日時
【Live配信受講】 2023年12月21日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2024年1月10日(水) まで受付(配信期間:1/10~1/23)
※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
セミナー趣旨
今回、『国内外GMP査察/監査対応における事前準備とチェックリストによる製造所の診断/リスク抽出・評価』をテーマとして製造所のPQS(QMS)をどのように強化するかについて講演する。
抜き打ち査察でも適確に対応するには,逸脱(OOS/OOT)などの事例,データの信頼性,作業の信頼性を上げる活動が必要です。特に検査では,各種記録等の書面確認だけではなく,倉庫の原料確認,実際のサンプリング者の確認,さらには個別ヒアリングが行われるため,ヒトの教育も大切です。本セミナーでは,MHRA(医薬品・医療製品規制庁)のガイダンスに記載された,データインテグリティはもちろん,CSV(Computerized System Validation)についても解説されます。留意事項を系統的かつ実践的に学べる良い機会です。是非ご活用ください。
習得できる知識
・製造所のPQSの診断、及び抽出されたリスクへの対応
・製造所の5Sの実施、及びその5S対応
・査察の事前準備(事前資料の作成含む)
・査察の実対応、及び査察結果に対する対応(CAPA)
・データ完全性の観点からの製造施設/設備のALCOAを用いての診断、及び抽出されたリスクへの対応
・データの完全性強化に対する対応
・CSV対応及びバリデーション対応
セミナープログラム
1.無通告査察に対する製造所の改善
1.1 概要
1.2 チェックリストによる製造所の診断
1.3 リスク抽出及びその評価
1.4 製造所の5Sの実施
2.無通告査察の事前準備
2.1 無通告査察の事前準備
2.2 無通告査察における各担当者の役割
2.3 査察及び査察準備室の準備
2.4 プラントツアー
2.5 各担当者の役割
2.6 要求資料への対応の流れ
2.7 実査察
2.7 クロージング会議
2.8 査察結果対応(CAPA)
3.査察/監査で準備すべき資料(例) -データ完全性の観点から-
3.1 概要
3.2 製造結果の作成/検証
3.3 試験結果の作成/検証
3.4 変更管理
3.5 逸脱処理
3.6 OOS/OOT
3.7 OOS/OOT処理フロー
3.8 バッチリリース
3.9 ドキュメント管理
3.10 APR/PQRの作成
3.11 教育/トレーニング管理
4.査察/監査の実践対応
4.1 概要
4.2 無通告査察の実践
4.3 製造所のプレゼンテーション資料の内容
4.4 プラントツアー
4.5 査察官の要求資料への対応の流れ
4.6 クロージング会議
4.7 査察結果対応(CAPA)
5.査察/監査時の留意事項
5.1 概要
5.2 原材料及び製品倉庫での留意点
5.3 製造施設(原薬、製剤及び包装)での留意点
5.4 試験施設での留意点
5.5 ドキュメントレビューでの留意点
6.データインテグリティー強化の重要性、及びその対応一例(QCラボ)
6.1 「データ完全性強化」の必要性
6.2 「データ完全性」とは?
6.3 生データの定義及び管理
6.4 Orphan Data(孤立データ)の取り扱い
6.5 「データ完全性」への基本的な期待(ALCOA)
6.6 当局の「データ完全性」に関する規制のグローバル化
6.7 CY2015中に発出されたData Integrity関連の警告書
6.8 「データ完全性の強化」の必要性
6.9 「データ完全性」の強化のためのリスク評価
6.10 「データ完全性」強化の一例(QCラボ)
7.CSV対応及びバリデーション対応
7.1 CSV対応
7.2 バリデーション対応
□質疑応答□
セミナー講師
GMP/CMC個人コンサルタント(兼務)
山﨑 龍一 氏
【略歴】
1992年4月~2011年7月:国内大手化学メーカーに勤務し、国内主要工場のバリデーション責任者(GMP)、QC長(GMP及びISO)及びでQA長(GMP及びISO)。
2011年8月~2014年5月:武田薬品工業(株)大阪本社のGQAD(コーポレートQA)の主席部員
2014年6月~2015年3月:同社光工場試験技術Gの主席部員
2015年4月~2016年9月:グローバルクオリティー 試験技術Gマネージャー
2016年10月~2017年9月:グローバルクオリティー QSIプロジェクト推進Gマネージャー
2017年10月~2019年7月:武田薬品工業の子会社である日本製薬(株)の品質保証責任者として従事。
2019年8月~:現職
・日本PDA製薬学会の技術教育委員会
日本PDA製薬学会の技術教育委員会のメンバーとして、知識管理をテーマとして活動 (技術移転の観点からの知識の定義・分類、知識の運用、知識管理の恩恵等)し、日本PDA製薬学会主催の年会等で発表、及びファーマテックジャパンへの投稿。
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