バイオ医薬品に残存する宿主細胞由来タンパク質(HCP)の測定並びに原因と改善策を含めた品質及び安全性に及ぼす影響【オンデマンド配信】

~LC-MS/MSによるHCP検出の改善策~

【ケーススタディ】
HCPがバイオ医薬品の品質及び安全性に望ましくない影響を及ぼした例について
その原因及び改善策を含めて解説し考察

日時

視聴期間:主催者でお申込み受付後、10営業日(期間中は何度でも視聴可)
2024年4月26日(金) まで申込受付中  /視聴時間:2時間30分 /収録日:2021年3月19日

セミナー趣旨

 バイオ医薬品に残存する宿主細胞由来タンパク質(host cell-derived protein; HCP)は稀ではあるがバイオ医薬品の品質、有効性及び安全性に望ましくない影響を及ぼすことがある。本講座では、HCP測定法の概要及び適格性評価における留意点についてFDA及びEMAにより問題となった例を含めて解説すると共にHCPがバイオ医薬品の品質及び安全性に望ましくない影響を及ぼした例についてその原因及び改善策を含めて解説し考察を行う。本講座は昨年初めて開催され、その後再開の要望が多かったため再度開催することになった。今回は、昨年のアンケート結果で要望の高かったLC-MS/MSによるHCP検出の改善策を加えると共に事例紹介については最新のものを加え約40%が改定された内容となっている。なお、本講座には講師がPHARM TECH JAPAN 2020 Vol.36 No.7, No.17に執筆した総説の内容が含まれる。

セミナープログラム

1. HCP測定法の概要
 1.1 HCPの定義と問題点
 1.2 HCPを測定する必要性
 1.3 HCPの主な測定方法
 1.4 HCPの許容レベル
 1.5 ELISAを用いたHCP測定法の種類
 1.6 ELISAを用いたHCP測定法の開発
 1.7 ELISAを用いたHCP測定法の適格性評価
 1.8 まとめと考察

2. HCPの測定法が規制当局により問題となった事例
 2.1 使用しているHCP測定法の適格性がEMAにより問題となった ケース
 2.2 HCPを通常の試験あるいはバリデーションのどちらで評価するかがEMAにより問題となったケース
 2.3 FDAによるHCPのリスクアセスメントのケース
 2.4 まとめと考察

3. HCPのリスクアセスメント
 3.1 HCP許容基準設定のためのDecision tree
 3.2 バイオ医薬品に含まれるHCPのリスク評価において考慮すべき因子
 3.3 抗体医薬品に含まれるCHO HCPの免疫原性予測方法
 3.4 まとめと考察

4. HCPのプロテオーム解析におけるHCPのmAbからの部分精製の有用性評価
 4.1 プロテオーム解析によるHCP測定の問題点と解決策
 4.2 事例紹介
 4.3 まとめと考察  

5. HCPがバイオ医薬品の品質及び安全性に及ぼす影響
 5.1 HCPの抗体産生が問題となったケース
 5.2 HCPのプロテアーゼ活性が問題となったケース
 5.3 HCPのポリソルベート20及び80の分解活性が問題となったケース
 5.4 HCPの糖鎖分解活性が問題となったケース
 5.5 HCPのバイオ医薬品から糖鎖の切断活性が問題とならなかったケース
 5.6 HCPのサイトカイン活性が問題となったケース
 5.7 HCPの自然免疫活性化が問題となったケース
 5.8 まとめと考察

セミナー講師

日本化薬(株) 医薬事業本部 医薬研究所 バイオ・高分子グループ バイオ技術チーム 医学博士 新見 伸吾 氏 

【略歴】
昭和59 国立衛生試験所 生物化学部第3室 研究員
平成3 国立衛生試験所 生物化学部第3室 主任研究官
平成8 厚生労働省厚生科学課 併任 (平成9年3月解除)
平成9 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部第1室 主任研究官
平成9 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 診断用医薬品室長
平成14 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 第二室長
平成15 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 第三室長
平成25 国立医薬品食品衛生研究所 医療機器部 部長
平成28 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 主任研究官
平成30 国立医薬品食品衛生研究所 退職
平成30 日本化薬株式会社 医薬事業本部 医薬研究所 バイオ医薬品グループ 研究員

日本PDA製薬学会 バイオウイルス委員会
日本医薬品ウイルス安全性研究会 幹事

セミナー受講料

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【1名分無料適用条件】
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,750円 ( E-Mail案内登録価格 33,990円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
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申込締日:2024/04/27

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   バイオ技術   医薬品・医療機器等規制

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