経済産業省 GX投資促進室 ネガティブエミッション（ＮETｓ）市場創出に向けた方針

セミナー趣旨

2050年カーボンニュートラルの達成には、大気中のCO2除去が必須であり、これを実現するネガティブエミッション技術（NETs）の早期の社会実装・産業化が必要である。経済産業省では「ネガティブエミッション市場創出に向けた検討会」を開催し、国内外におけるNETsの技術開発・ビジネス動向や、産業化に当たり重視すべき要素等を整理した。そこでとりまとめた、各技術の今後の方向性やルール形成等、市場創出に向けた方針について詳説する。

セミナープログラム

1. Carbon Dioxide Removal（CDR）とネガティブエミッション技術（NETs）とは
    (1) Carbon Dioxide Removal (CDR)の国内外での位置づけと動きや、ネガティブエミッション技術（NETs）の
    　　 分類・定義について
2. CDRに関する動向
    (1) 各国政策・市場動向や、MRV(Measurement, Reporting and Verification)手法の検討の動向について
3. NETsの現状分析・今後の方向性
    (1) NETsの現状分析と今後の方向性や、NETsの特殊性に基づいた考察について
4. ネガティブエミッション市場創出に向けた方針
    (1) 市場形成の初期段階における政府支援策の検討
    (2) ネガティブエミッション市場創出に向けたクレジットの活用環境の整備と初期需要の拡大
    (3) コベネフィットも含めたビジネスモデルの推進
    (4) 必要なルール形成に向けた方針とその検討の在り方について
5. 関連質疑応答
6. 名刺・情報交換会
■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。

セミナー講師

経済産業省
産業技術環境局　環境政策課　GX投資促進室
産業技術総括調査官　博士（理学）（併任）エネルギー・環境イノベーション戦略室
田中　真悟 氏

【略歴】
1993年大阪府立大学総合科学部卒業
1995年同大大学院総合科学研究科修士課程修了
1998年同大大学院理学系研究科博士課程修了　博士（理学）
同年　工業技術院大阪工業技術研究所入所・通商産業技官
2001年（独法）産業技術総合研究所生活環境系特別研究体・研究員
2004年同所ユビキタスエネルギー研究部門・研究員
（途中2013年米国・ミズーリ大学カンザスシティ校に派遣研究員として滞在）
2015年同所エネルギー・環境領域研究企画室・企画主幹
2016年（国研）産業技術総合研究所エネルギー・環境領域電池技術研究部門・研究グループ長
2022年経済産業省産業技術環境局環境政策課カーボンニュートラルプロジェクト推進室（出向）・産業技術総括調査官
同年　日本物理学会領域代表（2023年3月まで）
2023年7月より同省GX投資促進室・産業技術総括調査官

セミナー受講料

1名：33,610円（税込）特典：受講1名につき、同社より1名同行無料（要登録）　
ご請求書は電子データ（PDF）にてお送りいたします。jpi.md@jpi.co.jp から届くメールを必ずご確認ください。

受講について

会場またはライブ配信受講

1. ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。

アーカイブ配信受講

1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
   ※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。