次世代ディスプレイ・デバイスの市場・技術最新動向【LIVE配信】

~ TV用OLED、スマホ用OLEDの構造、画質の技術解析 ~
~ AR・VR機器光学系の進化・シリコンディスプレイ(OLEDoS、LEDoS)に関する市場・技術動向 ~

☆毎年分かりやすいと大好評のセミナーです!

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    セミナー趣旨

     1月開催の国際展示会「CES2023」を見ると、OLEDを使用したTV用ディスプレイ機器のピーク輝度が飛躍的に向上した。性能向上の中心は韓国Samsung Display(SDC)が昨年製品化した量子ドットOLED(QD-OLED)を超効率材料による第2世代技術と、マイクロレンズアレイ(MLA)を搭載したLG Display(LGD)の白色OLED(WOLED)の第3世代技術による。ピーク輝度は両技術の競い合いで2000nitsに到達した。これらOLED輝度が向上した背景には、タブレット、ノートパソコン、そしてテレビ用途に採用されている新技術「ミニLEDバックライト(Mini-LED BL)」、「マイクロLEDディスプレイ(μLED)」技術への対抗の意味がある。
     一方、スマホ用OLEDディスプレイでは昨年発売のiPhone 14 Pro Maxがセンサー感知で2000nitsの高輝度化、フォルダブルスマホGalaxy Z Fold4はCOE(Color filter On Encapsulation)のECO OLED Plus技術採用でその効率を改善している。さらに、メタバース時代到来対応のAR・VR機器ではシリコンディスプレイ(OLEDoS、LEDoS)の投資・開発熱が上っている。
     本セミナーでは、まず、CES 2023展示されたTV用OLED(QD-OLED、WOLED)、iPhone 14 Pro MaxやGalaxy Z Fold4に搭載されたスマホ用OLED、に関する構造や画質を技術解析する。さらに、AR・VR機器の光学系の進化から、搭載されるシリコンディスプレイ(OLEDoS、LEDoS)に関する市場・技術動向含めての解説を行う。

    <備考>
    資料付(PDFデータでの配布)※紙媒体での配布はございません。

    受講対象・レベル

    ・ディスプレイパネル、材料、製造装置に関連のある技術者や営業・開発企画の担当者

    必要な予備知識

    ・ディスプレイとしてLCD、OLED、マイクロLEDなどの用語に違和感の無い程度の知識のある方

    習得できる知識

    ・最新のフラットパネルディスプレイの技術、市場動向を習得できる
    ・スマートフォン、TV、AR・VRの映像機器とディスプレイの技術関連性が理解できる
    ・最新のフラットパネルディスプレイの性能比較が理解できる
    ・最新フラットパネル、OLEDの材料の重要点を理解できる
    ・OLEDoS、LEDoS新技術の最新学会、特許情報を理解できる
    ・ディスプレイパネルメーカの技術やその動向を理解できる

    セミナープログラム

    1.ディスプレイ・デバイスの構造と動作原理
     1-1. LCD、OLEDの構造と動作原理(LCD、RGB-OLED、大型WOLED)
     1-2. フォトルミ(PL)QD、QD-OLED、QD-ELの構造と動作原理
     1-3. マイクロLEDディスプレイの構造と動作原理

    2.CES2023に於けるディスプレイ搭載機器とディスプレイ・デバイスの戦国絵巻 
     2-1. Mini-LED LCD、マイクロLED搭載機器(TV、モニター、ノート)トピックス
     2-2. OLEDディスプレイ搭載機器(TV、モニター、ノート)トピックス
     2-3. フレキシブルOLEDパネル、AR・VR機器トピックス
     2-4. ディスプレイ・デバイスの市場予測と戦国絵巻、進化の製品ライフサイクル

    3. CES2023の技術解説
     3-1. 三星ディスプレイのQD-OLED第2世代技術
     3-2. LGディスプレイのWOLED第3世代技術
     3-3. QD-OLED、WOLED採用TVセットのSide by Side光学特性技術
     3-4. 三星ディスプレイのHybrid(Fold+Slide)フレキシブルOLED技術

    4. フォルダブルGalaxy Z Fold4技術のOLED技術の解析
     4-1. Galaxy Z Fold4仕様、基本性能のまとめ
     4-2. 2021モデルFold3モデルのDisplayモジュール構造とFRP採用状況
     4-3. 2022年Fold4 Displayモジュール分解状況の解析と断面構造推定
     4-4. 比較:デジタイザーの無い最新Galaxy Z Flip4のDisplayモジュール構造
     4-5. Z Fold4搭載UDC(画面下カメラ)技術の解析
     4-6. Z Fold4搭載Eco2 OLED Plus技術
     4-7. Z Fold4搭載Eco2 OLED Plus外光反射特性とその解析

    5. スマホ最高輝度到達iPhone 14 Pro MaxのOLED技術解析
     5-1. 製品仕様、OLED画素点灯写真
     5-2. Display関連新技術、Dynamic Island、Always-On Display
     5-3. 2,000nits越えピーク輝度を含むDisplay光学特性
     5-4. OLEDパネルの発光消費電力(=効率)の調査と解析

    6. AR・VR機器への画像表示光学系、VR・AR機器光学系とその進化
     6-1. XR定義、機器分類、HMD特有表示特性
     6-2. MR方式Apple Vision Proの仕様、構造、できること、採用ディスプレイ ※8/4追記
     6-3. AR機器光学系とその進化
     6-4. AR・VR機器用ディスプレイの市場動向
     6-5. OLEDoSディスプレイ技術
     6-6. LEDoSディスプレイ技術
     6-7. OLEDoSディスプレイ技術 (SONY半導体) ※8/4追記
     6-8. LEDoSディスプレイ技術

    7.まとめ:2023年のディスプレイ輝度と進化の製品サイクル


    キーワード:
    次世代ディスプレイ,LCD,OLED,マイクロLED,セミナー,講演,研修 

    セミナー講師

    (株)サークルクロスコーポレーション
    フェローアナリスト(Fellow Analyst)小野 記久雄 氏
    【ご専門】フラットパネルディスプレイ

    経歴:
     1982年 日立製作所日立研究所 入所。半導体IC、LTPS開発に従事。
     1993年 日立製作所 電子管事業部(後の日立ディスプレイズ)へ異動。
      TFT-LCD開発。特にTV用IPS-LCDの開発を主な担当とする。
     2009年 パナソニック液晶ディスプレイ株式会社へ異動。 
      FPD技術調査担当(LCD、OLED、QLED、μLEDなど)。
     2017年末退職。
     2018年1月よりサークルクロスコーポレーションFellow Analyst 就任。

    著書(共同執筆)
     ・ Edited by S. Ishihara et. al., “High Quality Liquid Crystal
    Displays and Smart Devices” IET(UK) (2019).

    主な受賞歴
     ・ 2013年(公社)発明協会 全国発明表彰、発明賞
     ・ 2015年文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)
       受賞テーマ
      「広視野角で低消費電力を実現したIPS方式液晶パネルの開発」

    登録特許
      457件(JP+USP=329件):2022年5月現在、特許分析に精通。

    セミナー受講料

    55,000円(税込、資料付)
    ■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
      2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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    • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
    • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

     

    受講料

    55,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

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    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    電子デバイス・部品   半導体技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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    電子デバイス・部品   半導体技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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