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★チャートの見方・読み方から学ぶ動的粘弾性測定の活用法
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セミナー趣旨
動的粘弾性測定は、高分子材料のヤング率や粘性率、またはガラス転移温度などの物質固有の物性値を定量的に計測できることのみならず、高分子の分子運動や分子構造に関する情報を得ることができることから、ゴムやプラスチックまたは複合材料などの高分子材料の分析・試験・評価に欠かせない測定・分析手法として広く利用されています。
本講では固体高分子材料の動的粘弾性測定について、基本原理を平易に解説するとともに、典型的な測定例を紹介しながら粘弾性測定チャートの見方のポイントを解説します。
<備考>
資料付
<持参物>
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
習得できる知識
・高分子の粘弾性挙動とは
・動的粘弾性測定(装置)の原理
・高分子の分子構造と粘弾性挙動との関係とチャートの見方・読み方
・より正確なデータを得るための測定上の注意点
・より正確なデータを得るための装置の保守管理
セミナープログラム
1.動的粘弾性の概要
1-1 弾性と粘性
1-2 粘弾性挙動
1-3 変形モード
1-4 緩和の種類
2.動的粘弾性データ解析の基本
2-1 温度分散と周波数分散
2-2 ガラス転移温度
2-3 はずむゴムとはずまないゴム(tanδとは)
2-4 見かけの活性化エネルギー
2-5 マスターカーブ
3.粘弾性特性に及ぼす分子構造の影響
3-1 高分子材料の力学的性質に影響を及ぼす因子
3-2 分子量の影響
3-3 架橋の影響
3-4 結晶形態と結晶度の影響
3-5 可塑化の影響
3-6 共重合の影響
3-7 ポリマーブレンド
3-8 分子配向の影響
3-9 複合材料
3-10 熱硬化性樹脂
3-11 熱履歴の影響
3-12 湿度の影響
3-13 動的粘弾性測定によって得ることのできる知見
4.測定のノウハウ
4-1 変形モードの選択
4-2 試験片の準備
4-3 形状因子グラフ
4-4 試験片のチャッキング
4-5 測定条件の設定
5.粘弾性測定装置の保守管理
5-1 装置のチェック
5-2 装置校正(キャリブレーション)
5-3 装置のメンテナンス
キーワード:
粘弾性,ガラス転移温度,分子構造,架橋,結晶,チャート,ノウハウ,セミナー
セミナー講師
(株)日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 主任 大久保 信明 氏
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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