要求特性実現への最適解を導く品質工学


~ 研究・開発者が少ない実験で欲しい性能・特性を叶えるために ~


★ よく耳にする「品質工学(タグチメソッド)」、難解と言われるその手法を、きちんと理解できていますか? 複雑に構成要素が絡み合う実務で、きちんと活用できていますか?

☆ トラブルの未然防止、コストや実験回数の削減、クレーム減少……
 導入メリットはわかるものの「実務への落とし込み」がうまくいかない方にオススメのセミナー!

★ フィッシャーの実験計画法/オフライン品質工学/オンライン品質工学/MTシステム……
何が違うの? そもそも品質工学って何? という方にも、評判の「わかりやすい解説」で全力サポート! 反復学習に配慮した資料、事例を通じたわかりやすい解説で、ゼロから学ぶ方も安心



講師


MOSHIMO研 代表 福井 郁磨 氏

【略歴】
元・オムロン(株)、パナソニック(株)、東レ(株)、LG Electronics Japan Lab(株)

【紹介】
 1993年にオムロン(株)に入社し、電子部品の原理開発、加工技術開発、ロボットの研究開発、人の聴感判定を機械化した検査装置開発などに従事。2006年にパナソニック(株)に入社し、生活家電の要素技術開発、新機能製品開発などに従事。
 2007年後半に東レ(株)に入社し、液晶ディスプレイなどの微細加工技術開発などに従事。その後、2010年にLG  Electronicsに入社し、生活家電研究所を京都で立ち上げた。研究所を立ち上げ後は、洗濯機チームリーダー、オープンイノベーション室長を歴任。部品・アッセンブル・材料・外資系の各会社で、新事業企画、技術や製品の企画、それらの研究開発を担当し、プレイヤー、マネージャーとして多面的な経験を積んだ。特に、機械の知能化技術を得意としており、生産システム・検査評価機器・設計開発ツール・家電要素技術等へのAI(人工知能)活用に関して約20
年の経験を持つ。
 また、品質工学(タグチメソッド)に関しては、電子部品・加工技術・検査技術・ロボット・生活家電などの分野で、AI活用と同じく約20年の経験を持つ。2015年にMOSHIMO研を開業。現在、人工知能と品質工学を中心とした製造業企業への技術課題解決支援と、生活関連用品などの研究開発を行っている。
 品質工学会 会員、日本品質管理学会 会員、滋賀県品質工学研究会 会員

【講師が品質工学で成果を出した開発事例】
・生活家電の要素技術  ・成型、プレス、溶接等 加工技術
・センサー、検査機等 センシング技術 ・家電、ロボット等 駆動技術
・配合、プロセス等 材料技術
・エンジン、トランスミッションの異常音検出技術 他、多数


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額 の24,300円)キャンペーン!】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


得られる知識


○ 品質工学(タグチメソッド)の基本的な考え方から、実践手順、実務上の留意点・コツ
○ 開発完了後の量産不良やユーザークレームによる開発手戻りなどの解決策
○ 実験計画法や品質工学を開発で使ったが、上手く行かなかった方々への解決策


対象


品質工学や実験計画法についての知識は必要ありませんが、以下のような方々には特に有効です。
・量産不良やユーザークレームが出て、開発手戻りを課題としている方
・安価な部品の組合せや装置で高い性能目標を達成する開発が必要な方
・これまで通りのやり方では成果が出ずに困っている方々
・実験計画法や品質工学を開発で使ったが、上手く行かなかった方


趣旨


 品質工学(タグチメソッド)とは、製造条件や市場での使用環境がバラつくなどして変わっても、技術・製品が安定するように開発を行う手法を体系化したものです。ただし、コストをかけて選別し、良品のみを出荷する品質管理手法とは異なります。限られた期間内で、バラつきを許容した安価な部品や材料の組合せで高性能を実現するトータルコストダウンを重視した開発手法です。非常に便利な開発手法ですが、品質工学には実践が難しい課題があります。品質工学は、独特の用語と難解な数式を使用し、また、活用にノウハウを必要としているためです。

 今回は、可能な限り数式や専門用語を使わず、身近な生活家電製品の事例をもとに、その開発の最初から最後までのそれぞれの段階で品質工学を実施する手順について、ノウハウを含めて解説いたします。事例の製品に直接関係がない方にも他の技術分野でも応用いただけるように、実施手順を具体的に解説し、仕事の流れに沿って体系的に品質工学を理解していただくことが可能です。なお、本セミナーは、品質工学や実験計画法の予備知識がない方や、これまで品質工学を使ってみたが思うような効果が得られなかった方々を特に意識した内容になっています。


プログラム


0.受講者の習得度ヒアリング
 ・品質工学を知っている人
 ・品質工学を使ったことがある人
 ・品質工学を使ってみて、効果があった人
 ・品質工学を使ってみて、効果がなかった人

1.品質工学を使うと、どんな場合にどんな効果が得られるのか?
 1.1 洗濯機 振動技術の事例
 1.2 難切削機械開発

2.品質工学のメリットは?
 2.1 品質工学とは
 2.2 品質工学の全体像
  ・オフライン品質工学
  ・オンライン品質工学
  ・MTシステム
 2.3 誤解をなくそう「品質工学=QCではない!」
 2.4 品質工学の目的:開発のトータルコストを下げる
  ・開発リードタイム
  ・製品コストと部品・材料管理コスト
  ・クレームコスト
  ・生産コスト
 2.5 企業競争力から見た、品質工学を適用した開発と従来の開発との差異
 2.6 既存の開発方法と品質工学の比較
 2.7 従来の開発方法と問題点
 2.8 実験計画法の概要と問題点
 2.9 従来開発方法と品質工学の違いまとめ

3.品質工学のデメリットは?
 3.1 概念が難しい、理解を阻むポイント
  ・従来の開発ステップと大きな差異
  ・独特の専門用語
  ・ややこしい数式、計算手順
 3.2 課題となる技術・製品の専門知識×品質工学の専門知識の両面が必要

4.品質工学の前提となる考え方「どちらが良い状態?クイズ」

 ※なぜ、顧客使用状態の変化や量産バラつきの対策を先に検討するべきなのか?

 4.1 難切削機械開発:加工精度の事例
 4.2 従来実験方法と体系的虫食い実験方法の比較事例

5.品質工学の実施手順
 5.1 ステップ1 『技術的な課題を整理』
 5.2 ステップ2 『実験条件の検討』
 5.3 ステップ3 『実験実施』
 5.4 ステップ4 『実験結果を分析』
 5.5 ステップ5 『一番良い条件(推定)の実験検証』

 ※洗濯機の振動問題を事例に、実際の品質工学実施手順の全体像を解説。
  事例は業界を問わず、誰にでもイメージできるモノとして選択しており、
  洗濯機の振動技術の解説が目的ではありません。

6.ステップ1 『技術的な課題を整理』手順の解説
 6.1 開発対象の構成要素の検討方法
 6.2 開発対象に対する評価項目の検討方法
 6.3 開発対象に複数の解決課題がある場合の対策
 6.4 実験データの取り方と、そのバリエーション

7.ステップ2 『実験条件の検討』手順の解説
 7.1 開発対象の構成要素に関する実験回数集約(削減)方法、直交表の解説
 7.2 開発対象に対する評価項目の集約(削減)方法

8.ステップ3 『実験実施』手順の解説
 8.1 実験用試作のノウハウ(試作は各1個で良い理由)
 8.2 実験時の注意点

9.ステップ4 『実験結果を分析』手順の解説
 9.1 実験データの変換とその理由(実験計画法との違い)
  ・実験データを変換して作成する2つの指標「SN比」と「感度」とは
  ・2つの指標に変換する理由
  ・変換に対数(log)を使う理由
 9.2 分散分析表 その見方と使い方
  ・品質工学では通常実施しない分散分析を進める理由とは
 9.3 要因効果図 その見方と使い方
 9.4 構成要素の一番良い条件組合せの推定

10.ステップ5 『一番良い条件(推定)の実験検証』手順の解説
 10.1 推定した一番良い条件が、本当に正しいか?再現性の確認方法
 10.2 推定した一番良い条件が、確認実験で再現しなかった(推定が外れた)場合の考え方

11.実施手順を終えて、目標達成出来なかった場合の対策検討ノウハウ
 11.1 目標未達状態の分析方法と経営判断
 11.2 対策検討手順 概要
 11.3 実施手順1サイクル目の振り返りポイント
 11.4 対策検討1:構成要素の追加検討
 11.5 対策検討2:各構成要素条件の増減検討
 11.6 開発結果を他部署へ移管する際のポイント

12.講義内容のおさらい「品質工学用語にもう戸惑わない!」
 12.1 制御因子
 12.2 誤差因子(ノイズ因子)
 12.3 信号因子
 12.4 特性値(実験データ)、動特性と静特性
 12.5 機能(基本機能と目的機能)と機能性(機能の安定性)

 ※これまでの解説で使用した一般用語を品質工学用語に置き換え、
  それらの対応を示しながら全体のおさらいをします。

13.品質工学で失敗するパターン、結果が出ないパターンの紹介
 13.1 静特性、L9直交表に要注意
 13.2 実験データに不良率など品質特性を採用した場合の問題点

14.品質工学(実験計画法)解析ソフトの紹介
 14.1 お勧め解析ソフトの紹介
 14.2 解析ソフトの使用デモンストレーション

15.学習用 参考文献 紹介

 □ 質疑応答 □


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