★どれだけ変化の予測が難しくとも、変化には“予兆”がある!未来を読む着眼点教えます!

セミナープログラム

<9:00〜10:15>
【第1部】未だ見ぬ市場へのアプローチ法について 〜市場、技術の未来予測と研究開発テーマ創出、管理のポイント〜
アサヒグループ食品(株) 田頭 素行 氏

【講演趣旨】
多くの企業が中長期の研究開発テーマをどのように設定し進捗管理を行っていくべきかについて答えを求めている。すでに現出している市場には対処できるが、今後の動向をどうつかみ、それを研究開発のリソース配分にどうつなげるかに関しての方法論がわからないという声は大きい。実際には市場の特性、顧客との関係、既存事業との関係、企業の規模、企業文化・風土によって解は変わってくると考えられる。変化の激しい時代に求められる中長期研究開発テーマの設定・管理のポイントについて、過去の事例と筆者の経験を踏まえて考察する。

【講演項目】
1.はじめに

2.VUCAの時代は終わった?

3.「漫然と踏襲」は罪

4.未来は見通せるか

5.兆しをどう集めるか

6.距離感にご注意

7.時間軸をどう読むか

8.Z世代とは何者か

9.見えない市場をどう攻めるか

10.キラーパスをつくる

11.トップの役割

12.ふたつのパラダイム

13.早く行くのか遠くへ行くのか

14.既存事業の未来とアイデンティティ

15.研究者の熱い想いは必要か

16.差別性は戦略か実行か

17.まとめ

【質疑応答】


<10:30〜11:45>
【第2部】ニーズ/シーズのトレンド・新結合・萌芽分析等を組み合わせた最新未来推定手法と研究開発への落とし込み
アスタミューゼ(株) 永井 歩 氏

【講演趣旨】
VUCAな時代においては、益々未来予測・未来推定の必要性は高まっているが、テクノロジーロードマップ、ビジネスシナリオプランニングなどの策定に携わった方は、方向性はあたっても社会実装・実現されていく時間軸が読み切れない、誰がどのように実現していくかが把握できない、他業界との新結合・ブレイクスルーについては配慮しきれない等、数々の難しさを感じているのでは無いだろうか。本セミナーでは、ビジネス/テクノロジーロードマップなどのシナリオ分析やボトムアップでの未来構想への支配的な概念として、ニーズ、シーズの両視点から投資やイノベーターのネットワークや集合知から未来の方向性と時間軸を読み解き、何がどのように実現されていくのかを把握する、最新の未来推定手法とそこからの研究開発テーマの探索手法を紹介する。

【講演項目】
1.未来推定とは?
 1-1.未来推定の難しさ・よくある課題
 1-2.未来推定の構成要素
 1-3.未来推定の手法論概要

2.トレンド・新結合/ネットワーク・萌芽など各種分析アプローチ
 2-1.トレンド分析
  ・研究開発投資・事業化投資など
  ・イノベーター(企業・個人)の流入
 2-2.萌芽分析
  ・萌芽抽出
  ・萌芽深掘り
 2-3.イノベーター分析
  ・新結合
  ・ネットワーク考察

3.研究開発テーマへの落とし込み
 3-1.シーズ・解決策視点での落とし込み
 3-2.ニーズ・市場・価値視点での落とし込み

【質疑応答】


<12:45〜14:00>
【第3部】特許・マーケティング情報からの未来予測と研究開発テーマへのヒント
(株)アイピーアトモス 座間 正信 氏

【講演趣旨】
未来予測は極めて困難であり、どのような研究開発テーマを選定すればよいかは多くの技術者の課題となっている。そのような中で、未来をある程度予測するためには過去、現在においてどのよう研究テーマに関心が持たれているか、他社は何を研究しているかを知ることが一つのヒントとなる。本セミナーでは特許情報を活用して過去、現在において何に興味を持たれているか、どのような分野が成長しそうかを仮説を立てながら考察する方法について解説する。

【講演項目】
1.特許情報とはなにか
 1-1.特許記号の種類と特徴
 1-2.特許記号からわかること
 1-3.日本の特許出願の傾向

2.未来予測をするための仮説
 2-1.市場規模の仮説
 2-2.成長する市場の仮説
 2-3.特許記号による市場規模と成長性をみる

3.特許情報の分析から未来をよむ
 3-1.FIから知る未来予測
 3-2.Fタームから知る未来予測
 3-3.さらに深い分析をするには
 3-4.特許情報と市場情報を組合わせて成長市場を検証する

【質疑応答】


<14:15〜15:30>
【第4部】未来創造のためのバックキャストを活かした研究開発テーマの創出
三菱ケミカル(株) 宗像 基浩 氏

【講演趣旨】
研究開発は未来を創る仕事です。また、研究開発では予測された未来を創るのではなく、より良い未来社会をイメージしてその社会を実現するためには何をする必要があるのかを、現在とのギャップから想像して研究開発を実行して埋めていくということが大切です。また、ギャップを考えるために、フォアキャストだけではなくバックキャストも活かして考えると、どんなギャップがあって何をすればいいのかが、分かりやすくなることがあります。今回はこのような考え方を活かして研究開発テーマを創出することについてご説明したいと思います。

【講演項目】
1.研究開発について

2.良い未来をイメージすることの大切さ

3.未来と現在のギャップを考える方法とギャップを埋めるための視点
 3-1.フォアキャストとバックキャストについて

4.こうした方法を活かしたテーマの創出

5.推進の際に心がけて欲しい事

【質疑応答】


<15:45〜17:00>
【第5部】未来洞察による未来志向の研究開発テーマ創造
(株)日本総合研究所 橘田 尚明 氏

【講演趣旨】
私たち日本総研ミライデザインラボは未来洞察という方法論を切り口に、民間企業を始めとする様々な組織における未来志向の活動を支援してきました。イノベーションを目的とした研究開発テーマ創出は私たちが得意とするフレームワークの源流でもあります。研究開発テーマの創出における悩みとは、「新しいものを出したいが、自社から離れすぎてもいけないという矛盾する要件をバランスさせながら、どのように自社領域を拡張していけるか?」という問いで表現できるのではないかと思います。私たちの実践する方法論は、知らないことを知りに行く「気づき」を原動力に、誰かが提唱するデフォルトの未来から抜け出し、自分達で可能性の領域を広げていく活動です。当日は私たちが得意とするフレームを一つの叩き台としつつ、自分達に合うテーマ創出の方法はどういうものかを考えるきっかけにして頂けたらと思います。

【講演項目】
1.自己紹介

2.未来に対する態度の多様性

3.未来洞察とは何か?

4.未来洞察が求められる背景

5.未来洞察を実践するための方法
 5-1.汎用的なプロセス
 5-2.未来デザイン・ラボが得意なフレームワーク
 5-3.フォーキャスト
 5-4.スキャニング
 5-5.強制発想
 5-6.機会領域
 5-7.テーマ導出

6.未来洞察の実例紹介
 6-1.プロジェクト実績紹介
 6-2.ケース紹介1:未来年表
 6-3.ケース紹介2:ビジョニング

7.未来洞察の効用

【質疑応答】

セミナー講師

1.アサヒグループ食品(株) 研究開発本部 研究開発企画部 部長 田頭 素行 氏

2. アスタミューゼ(株) 代表取締役社長 永井 歩 氏

3. (株)アイピーアトモス 代表取締役 座間 正信 氏

4. 三菱ケミカル(株) P&C/MMAビジネスグループ C&A本部 C&A研究開発センター C&A大阪室長 宗像 基浩 氏

5. (株)日本総合研究所 未来デザイン・ラボ マネジャー 橘田 尚明 氏

セミナー受講料

1名につき66,000円(消費税込み、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕

受講について

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  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


9:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

技術ロードマップ   知的財産マネジメント一般   マーケティング

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