~ 強磁性・硬磁性・軟磁性の基礎 ~
【全4セミナー 磁性材料の徹底理解と活用 ≪磁性:入門コース≫ 】
★ 強磁性、反磁性、常磁性、反強磁性、フェリ磁性、磁化曲線、熱磁気曲線、反磁界、磁気異方性、磁区構造、硬磁性、軟磁性、磁性体の形状による違い・・・etc.
★ 知っているつもりできちんと理解していない。それが原因で磁性応用の技術・開発に躓いていませんか?
★ 電磁鋼板・モーター・センサ・磁気ディスクの開発等々、磁性の知識不足が原因で躓いている人に、まずは立ち戻って学んでほしい磁性入門のセミナーです。
☆ その他のコース、および全4コースセットでのお申込みはこちらから。
硬磁性:磁石コース【2月20日(水)10:30~16:30】
磁石/永久磁石材料の上手な活用に向けた実用特性理解と材料技術の最新動向
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3354
軟磁性:測定コース【3月7日(木)10:30~16:30】
磁性材料の磁気特性の測定評価ノウハウ
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3355
磁性:モータ応用コース【3月8日(金)10:30~16:30】
モータ駆動システムにおける磁性材料の要求特性と活用技術
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3356
全4コース
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3351
※ いずれか2~3コースを選択受講の場合は、各コースのページから同時にお申込みのうえ、
備考欄にその旨ご記入ください。ご請求時に割引料金を適用します。
セミナー講師
工学院大学 先進工学部 応用物理学科 教授 赤城 文子 氏
【専門】 磁性物理、計算機シミュレーション、磁気ディスク装置、統計学 [磁性応用研]
1984年~2013年 日立製作所中央研究所
(計算機シミュレーションを用いて、磁気ディスク装置の高記録密度化の研究を行う)
2013年~2015年 工学院大学工学部情報通信工学科 教授
2015年~ 現在 工学院大学先進工学部応用物理学科 教授
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で48,600円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,300円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
【2~3コース選択受講の割引料金】(定価/S&T会員価格)
2コース選択受講 81,000円/76,950円 2名で81,000円 (1名 あたり 40,500円)
3コース選択受講 118,800円/112,860円 2名で118,800円 (1名あたり59,400円)
※各コースのページから同時にお申込みのうえ、備考欄にその旨ご記入ください。
ご請求時に割引料金を適用します。(1名分無料適用条件は上記と同じです)
※全4コース受講は
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/3351 よりお申込みください。
得られる知識
磁性の基本的な述語及びその意味、強磁性の特徴、硬磁性と軟磁性の基本的な特徴の3点を知ることができる。
対象
磁性に関してまったく知識はないが、これから磁性に関する勉強をする人、及び磁性の仕事に関わる人に役立つ。
特に、強磁性を分類した硬磁性と軟磁性の基本的な特徴を理解したい人に役立つ。
セミナー趣旨
マグネット、磁気ディスク装置、モーター、センサーなどには、鉄に代表されるような磁性材料が用いられています。本講義では、磁性材料の基本的な性質(磁性)について説明します。初めに、磁性の用途、歴史、述語について、次に磁性の種類とその特徴について、次に磁性の種類の1つである強磁性について、次に、強磁性を更に分類した硬磁性と軟磁性の材料と特徴について、最後に磁気ディスク装置のしくみについて説明します。
セミナー講演内容
1.磁性(磁気)とは何か
1.1 磁石の用途
1.2 磁石の歴史
1.3 磁石の性質(磁性)に関する述語
1) 磁極
2) 磁荷
3) 磁場と磁界
4) 磁気モーメント
5) 磁化
6) 磁束密度
7) 磁化率、比磁化率
8) 透磁率、比透磁率
1.4 磁性の発現
1.5 単位系
2.磁性の種類
2.1 強磁性(フェロ磁性)
2.2 反磁性
2.3 常磁性
2.4 反強磁性
2.5 フェリ磁性
2.6 らせん磁性,人体の磁性
3.強磁性
3.1 磁化曲線
1) 初磁化曲線
2) 磁化率
3) B-H曲線
4) 透磁率
5) メジャーループとマイナーループ
6) 交流消磁と熱消磁
3.2 熱磁気曲線
1) Tcを実験から求める方法の例
2) 飽和磁化とキュリー温度の例
3.3 反磁界
1) 反磁界とは
2) 磁性体の形状の違いによる反磁界の違い
(球、無限に長い長さをもつ円柱、無限に広い面をもつ薄膜)
3) 磁化曲線と反磁界の関係
3.4 磁気異方性
1) 磁気異方性とは(磁気異方性の種類)
2) 結晶磁気異方性
3) Fe、Ni、Coの磁気異方性
4) 磁気異方性エネルギー
5) 立方晶と六方晶の磁気異方性エネルギー
6) 異方性磁界
7) 形状磁気異方性
3.5 磁区構造
1) 磁区とは
2) 還流磁区
3) 磁壁(ブロッホ磁壁,ネール磁壁)
4) 磁界を印加した場合の磁区構造
3.6 交換相互作用
1) 現象論的考え方
2) 量子力学的考え方
4.硬磁性材料
4.1 硬磁性材料とは
4.2 永久磁石
4.3 減磁曲線
4.4 最大エネルギー積
4.5 永久磁石の特性
4.6 アルニコ磁石
4.7 フェライト磁石
4.8 希土類磁石(サマリウムコバルト磁石、ネオジム磁石)
4.9 磁気ディスク、磁気テープに使われる材料
5.軟磁性材料
5.1 軟磁性材料とは
5.2 鉄
5.3 電磁鋼板
1) 無方向性電磁鋼板と方向性電磁鋼板
2) ケイ素4%以上の電磁鋼板
3) ヒステリシス損
4) 渦電流損
5.4 パーマロイ(鉄-ニッケル合金)
5.5 センダスト(Fe-Si-Al合金)
5.6 ソフトフェライト
5.7 アモルファス磁性合金
5.8 磁気ディスク装置の磁気ヘッドに使われる材料
6.磁気ディスク装置の記録のしくみ
6.1 磁気ディスク,磁気ヘッドに使われる材料
6.2 磁気ディスク装置の動くしくみ
6.3 記録のしくみ
□ 質疑応答・名刺交換 □
[キーワード]磁性、磁気特性、強磁性、硬磁性、軟磁性
受講料
48,600円(税込)/人
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