
FT-IRを上手に使うための基礎とスペクトルの解析【アーカイブ配信】
~FT-IRの測定方法、得られる情報、スペクトルの処理と解析方法など~
【視聴期間:4/21~4/30】期間中何度でもご視聴いただけます。
セミナー趣旨
本講演の目的は、FT-IRを使用し始めた方や再度勉強してみようと思っている方を対象に、FT-IRの基礎的なことを確認することです。基礎的なことを確認することで、今まで以上にFT-IRを使いこなすことを目標としています。FT-IR本体測定を中心にお話します。今まで何気無く測定していたかもしれないFT-IR、測定方法は正しく理解していますか?
同じようなスペクトル(結果)に見えるけれどどこが違うのかわからない、どのようにFT-IRを活用していいかわからない…等、いっしょに考えていきましょう。
FT-IRのどの測定方法を用い、それぞれの測定法からどんな情報が得られるのか、解析はどう進めていくのか、解析のポイントは何か、便利なスペクトル処理とはどんなものか、について説明します。この機会にひとつでも多くの疑問を解決し、日常の業務にお役立てください。
習得できる知識
・FT-IR測定でわかること
・FT-IRの測定方法と得られる情報
・スペクトルの処理方法
・スペクトルの解析方法
・データベースの使い方
・データベースの作り方
セミナープログラム
1.はじめに
1-1.大切な分析の視点とは
1-2.分析の中のFT-IR~その位置づけなど~
2.FT-IRの基礎
2-1.FT-IRとは
2-2. FT-IRから得られる情報
2-3. FTIRでスペクトルが得られるまで
2-4. スペクトルとは
2-5. 測定パラメータ
3.FT-IRの測定方法
3-1.測定方法の違い
3-2.本体-透過法の特徴と利用例
3-3.本体-反射法の特徴と利用例
3-4.本体-ATR法の特徴と利用例
3-5.きれいなスペクトルを得るコツ
3-6.前処理とその例
3-7.顕微IR
4.スペクトルの解析 (その1)
4-1.測定から解析の流れ
4-2. データベースの活用
4-3.よく使われるスペクトルの処理とそれを使用した解析
4-4.検量線作成とサンプルの定量方法
5.スペクトルの解析(その2)
5-1.構造解析
5-2.問題解決のための解析
5-3.オリジナルデータベースの作成
5-4.解析のための知識
6.実際のFT-IR使用例
6-1.材料分析の例
6-2.異物分析の例
6-3.劣化分析の例
7.装置使用上の注意点
7-1.装置取り扱い上の注意
7-2.コンタミに対する注意
8.まとめ
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セミナー講師
あなりす 代表・工学博士 岡田 きよみ 氏
<略歴>
1984-2005 王子ホールディングス株式会社
<神埼製紙合併→新王子製紙合併→王子ホールディング>
(主に、フィルム製品の開発および分析業務担当、上級研究員)
2006-2016 株式会社 パーキンエルマージャパン (分光分析関係シニアスペシャリスト)
2016-2019 京都大学 工学研究科 (セルロースナノファイバー関係 特定研究員)
2017- あなりす(分析コンサルタント、受託分析会社)
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
・こちらは4/20に実施したWEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。
【視聴期間:4/21~4/30】
・配信開始日までに、セミナー資料はPDFでお送りします。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
・動画のURLはメールでお送りします。
申込締日: 2023/04/24
受講料
49,500円(税込)/人