
開催日:2022年12月19日(月)
セミナー趣旨
脱炭素電源への投資を確保するため、2023年度に導入予定の「長期脱炭素電源オークション」の制度設計が進められている。供給力確保のために創設された「容量市場」の特別オークションとして、落札した新規の脱炭素電源は、20年間の収入が固定化される。対象となる電源や入札価格の在り方を中心に、制度設計の論点と課題について解説する。
セミナープログラム
1.電力システム改革と供給力確保の課題
2.容量市場の制度の概要
3.カーボンニュートラルと電源の脱炭素化
4.長期脱炭素電源オークションの導入に向けた議論
5.長期脱炭素電源オークションの制度設計の概要
(1)対象
(2)入札価格の在り方
6.制度に関する留意点や課題
セミナー講師
服部 徹(はっとり とおる) 氏
一般財団法人電力中央研究所 社会経済研究所 副所長
(兼)社会経済分野統括 副研究参事
1996年 国際基督教大学大学院行政学研究科博士前期課程修了
1996年 電力中央研究所入所
2000年 米国オハイオ州立大学全米規制研究所客員研究員
2010年 筑波大学大学院ビジネス科学研究科博士後期課程終了、博士(経営学)
現在 電力中央研究所 社会経済研究所 副所長 副研究参事、中央大学大学院戦略経営研究科客員教授
セミナー受講料
1名につき 33,000円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 2時間9分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
受講料
33,000円(税込)/人
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
HVDC(高圧直流送電)とは?HVDCが描く未来、再エネ社会を繋ぐ革新送電
【目次】 現代社会において、電力は私たちの生活を支える不可欠なインフラです。しかし、その電力供給のあり方は、気候変動問題への対応やエ... -
サーキュラーエコノミーとは?循環型社会への挑戦とその可能性を解説
【目次】 現代社会は、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした「リニアエコノミー(線形経済)」の中で発展してきました。しかし、この一... -
エネルギーハーベスティングとは?自然の力がエネルギーの新しい形に、その現状と展望を解説
【目次】 エネルギーハーベスティングは、私たちの身の回りに存在する太陽光、熱、振動、電波といった微小なエネルギーを「収穫... -