【中止】パワーデバイスセミナー:電気自動車シフトではずみのついたパワーデバイス・パッケージ開発の最新技術~シリコン(Si)およびSiC/GaNデバイスと実装の最新技術~

SiC/GaN開発技術の今後の動向について、市場予測を含めわかりやすく解説します。

セミナー趣旨

  2022年現在、世界各国は自動車の電動化(xEV)開発に向け大きく進展している。そして2030年代には日、米、欧、中がガソリン車の新車販売を禁止するなど、xEVは、もはや大きな潮流となった感がある。xEVの性能を決める基幹部品であるパワーデバイスでは、新材料SiC/GaNデバイスの普及が大いに期待されている。しかしながら現状では、シリコンIGBTがxEV用途の主役に君臨しており、今後しばらくはシリコンIGBTの時代が続くともいわれている。これはとりもなおさず、SiC/GaNデバイスの性能、信頼性、さらには価格が市場の要求に十分応えられていないことによる。最強の競争相手であるシリコンIGBTからSiC/GaN開発技術の現状と今後の動向について、パワー半導体素子や実装技術、さらには市場予測を含め、わかりやすく、かつ丁寧に解説する。

受講対象・レベル

・パワーエレクトロニクス開発ご担当、パワーデバイス開発ご担当
・パワーエレクトロニクス機器販売、パワーデバイス販売ご担当者

必要な予備知識

教養程度の工学の知識があれば十分です。

習得できる知識

・パワーデバイスならびにパッケージ技術の最新技術動向。
・パワーデバイス市場。シリコンIGBTの強み。SiC / GaNパワーデバイスの特長と課題。
・SiCデバイス実装技術。SiCデバイス特有の設計、プロセス技術、など

セミナープログラム

1.パワーエレクトロニクス(パワエレ)とは?
   1-1 パワエレ&パワーデバイスの仕事
 1-2 パワー半導体の種類と基本構造
 1-3 パワーデバイスの適用分野
 1-4 パワーデバイスを使うお客様は何を望んでいるのか?
 1-5 シリコンMOSFET・IGBTだけが生き残った。なぜ?
 1-6 パワーデバイス開発のポイントは何か?
2.最新シリコンMOSFET, IGBTの進展と課題
   2-1 パワーデバイス市場の現在と将来
 2-2 パワーデバイス開発のポイント
 2-3 最新MOSFET、IGBTを支える技術
 2-4 IGBT 薄ウェハ化の限界
 2-5 IGBT特性改善の次の一手
 2-6 新構造IGBT:逆導通IGBT(RC-IGBT)の誕生
 2-7 シリコンIGBTの実装技術
3.SiCパワーデバイスの現状と課題
   3-1 半導体デバイス材料の変遷
 3-2 なぜSiCパワーデバイスなのか
 3-3 SiCのSiに対する利点
 3-4 各社はSiC-MOSFETを開発中。なぜSiC-IGBTではないのか?
 3-5 SiCウェハができるまで
 3-6 SiC-SBDそしてSiC-MOSFET開発へ
 3-7 SiC-MOSFET普及拡大のために解決すべき課題
 3-8 SiC-MOSFET最近のトピックス
 3-9 SiCのデバイスプロセス(Siパワーデバイスと何が違うのか)
 3-10 SiCデバイス信頼性向上のポイント
 3-11   SiC-MOSFET内蔵ダイオードのVf劣化とは?
 3-12   ショットキーバリアダイオード(SBD)内蔵SiC-MOSFET
4.GaNパワーデバイスの現状と課題
   4-1 なぜGaNパワーデバイスなのか?
 4-2 GaNデバイスの構造
 4-3 SiCとGaNデバイスの狙う市場
 4-4 GaNパワーデバイスはHEMT構造。その特徴は?
 4-5 ノーマリ-オフ・ノーマリーオン特性とはなに?
 4-6 GaN-HEMTのノーマリ-オフ化
 4-7 GaN-HEMTの課題
 4-8 GaNパワーデバイスの弱点はなにか
 4-9 縦型GaNデバイスの最新動向
 4-10 縦型SiCデバイス 対 縦型GaNデバイス。勝ち筋はどちらに?
5.酸化ガリウム・ダイヤモンドパワーデバイスの現状
   5-1 酸化ガリウムとその特徴
 5-2 酸化ガリウムパワーデバイス最新開発状況
 5-3 ダイヤモンドパワーデバイス開発状況
6.SiCパワーデバイス高温対応実装技術
   6-1 高温動作ができると何がいいのか
 6-2 SiC-MOSFETモジュール用パッケージ
 6-3 パワーモジュール動作中の素子破壊例
 6-4 SiCモジュールに必要な実装技術
7.まとめ

セミナー講師

 岩室 憲幸 先生   国立大学法人 筑波大学 数理物質系 物理工学域 教授 博士(工学)

■講師略歴
1984年 早稲田大学理工学部卒、1998年 博士(工学)(早稲田大学)
富士電機株式会社に入社。
1988年から現在までパワーデバイスシミュレーション技術、IGBT、
ならびにWBGデバイス研究、開発、製品化に従事。
1992年 North Carolina State Univ. Visiting Scholar. MOS-gate thyristorの研究に従事。
1999年~2005年 薄ウェハ型IGBTの製品開発に従事。
2009年5月~2013年3月 産業技術総合研究所に出向。SiC-MOSFET、SBDの研究ならびに量産技術開発に従事。
2013年4月~ 国立大学法人 筑波大学 教授。現在に至る。
■専門
シリコン、SiCパワー半導体設計技術
■本テーマ関連学協会での活動
IEEE Senior Member
IEEE Electron Device Society Power Device & IC Technical Committee Member
電気学会 シリコンならびに新材料パワーデバイス・IC技術調査専門委員会 元委員長
電気学会 上級会員、応用物理学会会員
パワー半導体国際シンポジウム(ISPSD) 2017、2021 Steering Committee Member.
2020年4月 電気学会 第23回優秀活動賞 技術報告賞
2020年12月 日経エレクトロニクス パワーエレクトロニクスアワード2020 最優秀賞を受賞

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbps以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   半導体技術   自動車技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   半導体技術   自動車技術

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