経済産業省の戦略を踏まえた中長期戦略を提示する
~再エネでエネルギー・セキュリティはどう変わる~

セミナー趣旨

我が国のエネルギーは海外に依存し、エネルギーセキュリティーに不安があることは、ロシアのウクライナ侵攻を見るまでもなく明らかである。経済産業省の戦略を踏まえて、カーボンニュートラルに向かう社会にあって、地政学的見地から、日本の中長期戦略を提案する。

セミナープログラム

1.地政学とはなにか
 (1)地政学の歴史
  ・ランドパワーとシーパワーの争い
 (2)地政学の視点
  ・世界地図を逆さに見ると世の中の見方が変わる
  ・リムランドが争点

2.地政学とエネルギー
 (1)エネルギーの輸送とチョークポイント
  ・中東からの原油輸送だけではない
  ・一帯一路
 (2)天然ガスパイプラインとLNG
  ・どちらを選ぶのがよいのか

3.METIなどのエネルギーセキュリティーの検討
 (1)エネルギーセキュリティーの指標に何を選ぶか 
 (2)各国の評価 日本の位置づけは

4.再エネによるカーボンニュートラル
 (1)世界の再エネのポテンシャル
  ・カーボンニュートラルに必要な再エネがあるのか
 (2)豪州の再エネプロジェクト
  ・多くのプロジェクトが計画されている
 (3)グリーン水素は作れるのか
  ・アフリカ、中近東、北米、豪州に巨大なポテンシャル
 (4)エネルギーキャリアは何がよいのか
  ・液体水素、アンモニア、LNG、メタノールなど
 (5)国際エネルギーシステムのイメージ
  ・2050年の絵姿

5.エネルギー安全保障の評価
 (1)どのような指標で考えるか
  ・自給率、チョークポイント、資源賦存量などの指標
  ・指標は掛け算か足し算か
 (2)生産地域と需要国
  ・米国、ドイツ、英国、フランスなどとの比較
 (3)検討条件と検討結果 EU諸国と比べて日本はどうか
 (4)日本はこれからどうすればよいか

6. 関連質疑応答

7. 名刺・情報交換会
■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。

セミナー講師

一般財団法人エネルギー総合工学研究所
研究顧問
工学博士
小野崎 正樹 氏

<略歴>
1975年、早稲田大学大学院化学工学専修修士課程修了後、千代田化工建設入社。1980年から1981年まで米国ウェストバージニア大学留学。2000年に(一財)エネルギー総合工学研究所に移籍し、化石燃料グループの部長、研究所の理事として、日本のエネルギー技術戦略策定、化石燃料の利用技術やCCUSの検討に従事。現在、同研究所、研究顧問。
経済産業省資源エネルギー庁の各種委員会委員歴任。
「図解でわかるカーボンニュートラル」(共著)など著書多数。
博士(工学、九州大学)、米国PE。

セミナー受講料

1名:33,780円(税込)2名以降:28,780円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)

受講について

会場またはライブ配信受講

  1. ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
    ※メールの受信が確認できない場合、「迷惑メール」「ゴミ箱」等に振り分けられていることがございますのでご確認いただけますようお願い申し上げます。

アーカイブ配信受講

  1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
  2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
  3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。
    ※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

33,780円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】JPIカンファレンススクエア

【地下鉄】広尾駅

主催者

キーワード

事業戦略   政策・行政   環境負荷抑制技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

33,780円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【港区】JPIカンファレンススクエア

【地下鉄】広尾駅

主催者

キーワード

事業戦略   政策・行政   環境負荷抑制技術

関連記事

もっと見る