【中止】問題解決スキル養成講座 ~マネジメント意思決定と現場レベルの両面の問題解決に取り組むミドルマネージャー向け~<東京会場セミナー>

・【問題解決】に取り組む貴方のために!
・一般的な因果分析はもちろん、あるべき姿の在り方を見直す「イシュー分析」の極意も解説!

セミナー趣旨

■本セミナーの意義
  皆様の仕事は、都度発生する問題の解決は勿論、大きな成果を目指すための問題設定と解決など、何らかの問題解決が伴っていると思います。講師はコンサルティング業界で長く仕事をしてきました。いわばプロフェッショナルとしてクライアントの問題解決を行ってきましたが、問題解決は個人としても様々な手法やスキルの組み合わせが必要で、またチーム・組織のダイナミズムや文化を理解した工夫も求められ、プロフェッショナルの究極のスキルだと考えております。
  特に「あるべき姿を前提にした問題に対処する因果分析」に対して、「あるべき姿の設定上の問題について検討するイシュー分析」は、現場とトップ・幹部の意向をある程度把握しているミドルマネージャーの重要スキルと言えます。本セミナーではこの両方の問題解決手法にふれますが、特にイシュー分析に力点をおいて説明したいと思います。
■本セミナーの解説ポイント
  本セミナーでは、この究極のスキルと言ってもよい問題解決について、問題解決ステップに主眼を置きながらも少し広い範囲で紹介していきたいと思います。
  皆様のビジネスの実情にあった検討を個人あるいはグループでの小演習として実施頂き、理解を深めて頂ければと思います。 
※尚、今回は会場セミナーとしております。対面セミナーならではの細かなコミュニケーションを取りつつ、出来るだけ皆様の興味・関心に沿った講演を目指します。

受講対象・レベル

・マネジメント意思決定と現場レベルの両面の「問題解決」に取り組む立場の方
・研究開発や技術部門のリーダー的立場の方、事業管理や経営戦略部門の方
・特に、上層部にも部下にも働きかけをする必要のある、ミドルマネージャー(中間管理職)の方
※どなたでも参加できますが、事例は研究開発部門を想定してお示ししたいと思います。
※皆様一人ひとりへの配慮の観点で、申込者多数の場合は、受付を停止することがあります。ご了承くださいませ。
   お申し込みはお早めにお願い致します。

習得できる知識

・「問題解決」の一般的な考え方や手法・手順・ステップ
・各層・集団・チームへの適切なアプローチ方法・働きかけ方のコツ
・自社の文化を踏まえた、問題解決の具体策・アイデア(演習を通じて)など

セミナープログラム

1. 問題とは―プロフェッショナルとしての問題解決とは?
 ・問題とは―あるべき姿と現状のギャップ、発生型と設定・将来型問題の違い
 ・プロフェッショナルとしての問題解決―問題解決は知識・スキルの集大成
 ・ミドルマネージャーの問題解決の重要さ―トップ・幹部と現場の両視点での問題解決
2. 問題解決に必要な基本スキル
 ・言語化、コミュニケーション力、論理的思考、分析的思考、概念的思考
 ・ファシリテーションと会議の運営
3. 問題解決の3つの原則
 ・発生型と設定型問題の問題解決の違い
 ・下から上、上から下の構造化
 ・問題の定義SCR(状況 Situation―困り事 Complication―解決策 Resolution)
4. 発生型問題解決となぜなぜ分析(因果分析)
 ・問題解決のステップ
 ・問題の定義とあるべき姿確認
 ・要因分析と解決仮説
 ・実行、評価と定着横展開
 ※事例紹介を交えて説明します
5. あるべき姿設定型問題解決とイシュー分析
 ・イシュー分析事例
 ・イシュー分析の3つの特徴と検討の進め方  
   5-1 構造化―解決仮説をトップイシュ―(KeyQuestion)とし Why/What/Howでツリー構造化
   下から上に発想し上位~下位のツリー構造として整理
   仮説の伴う案はYes/Noクエスチョン
   ツリー構造で問題の分解と検討・実行の役割分担・進捗管理
 5-2 相反事象と循環問題の対処―困難な問題の多くは相反・循環問題でその解決にはモデルが効果的
   事例:相反事象(トレードオフ)や循環問題の解決
   イノベーションの多くは既知のモデルの転用 トレードオフ問題の解決例
   参考例をモデルとして解決策に適用(発想推論)
 5-3 対象領域と範囲の設定―発生型問題と異なる設定問題の波及対象領域と範囲の設定
   例・新たな戦略は企画・設計されるがあるが(例:製品戦略と部品表)、
               組織・プロセス・人は従来のままでギャップが生まれる。
   事例:異なる波及範囲 改善から改革までどのレベルのテーマかの選定が必要
   事例:成功要因未充足 新たな戦略は企画・設計されるが、
        組織・プロセス・資源(人)は従来のままでギャップが生まれる
   事例:戦略と組織・プロセス・資源(人)問題の区分
            あるべき姿の設定はテーマの模索が必要
            3つのツールを使用→ペイオフマトリックス、機能連鎖、SPRO
            テーマの選定には解決仮説案と評価が必要
 ・検討の進め方―SCRでの問題定義と解決
  解決策に役立つモデルの分類
  モグラ叩きから問題解決経路を定めた問題への取組へ
6. 問題解決に向けて個人の能力とチーム組織への働きかけ
 ・個人と組織への働きかけ
 ・組織の巻き込み方や距離の置き方―ミドルマネージャーの問題解決のもう一つの側面
  既存職制、非公式チーム、プロジェクト組織化
7.小演習
 SCR分析または個人/組織への働きかけ方
8. まとめ・Q&A・名刺交換会


■受講者の声
・「“イシュー分析”という新たな思考方法の気づきを与えて下さりありがとうございました。
     事例も多く非常に分かりやすかったです」(研究・製造)
・「丁寧な説明ありがとうございました。とてもわかりやすく腑に落ちました」(メーカ・人材教育)
・「大変わかりやすく勉強になりまして、再度受けたいと思いました。ありがとうございました」(福祉)
・「不透明な環境下での課題設定とその解決方法の考え方・意識しておくべきことについて気づきを得ました」
   (生産管理)
・「ブレーンストーミングなど問題解決に役立てたいと思います」(製造管理・クレーム対応)

セミナー講師

 清水 弘 先生   日本工業大学 技術経営大学院 教授 

■講師紹介
京都大学工学部合成化学科卒業。東洋エンジニアリング(株)で化学プラントの設計部門に勤務後、
1990年よりアーサー・D・リトル(ADL)に参画。
製造業を中心にIT企業、技術系サービス業のイノベーションとグローバル展開に関する戦略、技術、組織の
経営課題の解決に従事。2003年よりパートナー。
2010年から日本工業大学技術経営大学院で技術と経営に関する教育と研究にも携わる。
2015年より教務委員長、同年にADLシニアアドバイザー(現任)、2022年より研究科長(現任)。
IT企業、材料企業、中国自動車部品企業などの社外取締役、監査役やアドバイザーにも従事(現任)。

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
  • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
  • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
  • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
  • 録音・録画行為は固くお断り致します。
  • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
  • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
    場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

技術マネジメント総合   コミュニケーション   なぜなぜ分析

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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技術マネジメント総合   コミュニケーション   なぜなぜ分析

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