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―有機薄膜太陽電池など有機デバイスの高性能化に向けた最新動向―
※日程が1/19(木)から3/7(火)に延期になりました。(1/13更新)
セミナー趣旨
有機トランジスタや有機太陽電池などの有機デバイスは、印刷プロセスにより製造可能であることから低コスト、低環境負荷であり、さらに軽い、フレキシブルといった特長をもつ次世代型デバイスです。これらは、将来のIoT社会や脱炭素社会実現に向けて重要なデバイスとして注目されています。近年、有機デバイスの性能を司る材料であるポリマー系有機半導体材料の進展はめざましく、材料の革新によって有機デバイスの性能は格段に向上しています。例えば、有機トランジスタではアモルファスシリコンを凌ぐキャリア移動度が当たり前のように得られるようになり、有機太陽電池においてもエネルギー変換効率は18%に到達しています。
本セミナーでは、有機半導体の分子設計や物性、構造などの基礎から、特にポリマー系有機半導体の最新の開発動向と有機デバイス(特に有機薄膜太陽電池)の高性能化に向けた重要課題や今後の展望について紹介します。
受講対象・レベル
・有機機能性材料や有機半導体、有機デバイスにたずさわる若手技術者の方、興味のある方
必要な予備知識
・大学学部レベルの化学の知識があれば理解できると思います。
習得できる知識
・ポリマー系有機半導体に限らず、π電子系化合物や有機機能性材料の分子設計や構造制御に関する考え方を理解することができます。
・有機トランジスタや有機薄膜太陽電池の原理や高性能化に向けた考え方や本分野の最新動向について理解することができます。
セミナープログラム
1. 有機デバイスと有機半導体の基礎
1-1. 有機デバイス
1-2. 有機半導体
(1) 分子軌道やエネルギー準位
(2) 伝導メカニズム
1-3. ポリマー系有機半導体のこれまでの進展
2. 有機トランジスタの高性能化に向けたポリマー系有機半導体の開発
2-1. 結晶性の制御
2-2. 分子配向の制御
2-3. 主鎖内伝導と主鎖間伝導の制御
2-4. p型ポリマー
2-5. n型およびアンビポーラー型ポリマー
3. 有機薄膜太陽電池の高効率化に向けたポリマー系有機半導体の開発
3-1. 材料に求められる機能
3-2. 吸収帯の長波長化
3-3. モルフォロジー制御
3-4. 分子配向制御による高移動度化と高効率化
3-5. 精密電子準位制御による電圧損失抑制
4. まとめと今後の展望
【質疑応答】
有機デバイス,有機半導体,分子設計,物性,構造,太陽電池,講演,研修
セミナー講師
広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 博士(工学)尾坂 格 氏
【ご専門】
有機材料化学、有機半導体、有機デバイス
【その他の役職】
広島大学 特に優れた研究を行う教授職(Distinguished Professor)
広島大学 A-ESGセンター副センター長
フォトポリマー学会理事
Polymer International誌エディター
ACS Applied Materials & Interfaces誌アドバイザリーボード
【受賞】
2013年高分子学会日立化成賞
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
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2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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受講について
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- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
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