メタバースを支えるAR/VR/MRデバイスの市場と要素技術動向

~各種xR機器の開発動向、ディスプレイ・光学系/部材の整理と技術トレンド~
~進展するアプリケーション開発と今後の市場の方向性~

◎ディスプレイ分野でホットなテーマとなっているXR機器の開発の方向性、トレンド
◎ディスプレイ光源、光学系・部材の技術動向についてさまざまな情報を提供します
◎今後の民生用途への広がりも期待されるスマートグラスの市場規模予測まで解説

セミナープログラム

第1部 「AR/VR/MRデバイスの企業・製品動向と光学エンジン・光学系等の要素技術」

【講演趣旨】
 XRで総称されるAR/VR/MR機器は、リアルとバーチャルの世界をつなぎ、メタバースの進化を支える重要なツールである。
本講座ではXR機器に関する世界各地のイベントでのホットな状況とそこから見える方向性をベースにして、AR/VR/MR機器の重要な構成要素であるディスプレイデバイスと光学系のそれぞれの特徴・性能・メーカなどについて解説する。更に、AR/VR/MRの世界に没入する際に問題となる表示の課題とその対策などを整理しながら、今後の技術の方向性や市場を見通していく。
 
【プログラム】
 1.XR最新動向:メタバースで盛り上がる世界のイベント
  ・世界各地の展示会・国際会議などでのホットな状況
  ・イベントで発信される開発の方向性
 2.AR, VR, MRセットの特徴、用途、代表企業
  ・代表的なAR/VR/MR機器とメーカ
  ・リアルとバーチャルの世界を融合させるそれぞれの手法
 3.コアとなるディスプレイデバイスの特徴, 性能
  ・LCD、OLED、LCOS、DLP、Micro OLED、Micro LED、等
 4.リアルな映像を映し出すカギを握る光学系
  ・VR光学系、AR光学系の原理と構成
  ・使用される部材、開発・製造に関わるメーカ
 5.表示性能と課題
  ・解像度などの基本性能、動画ボケ、VR酔い、など
 6.まとめ:今後の方向、市場予測、など

 □ 質疑応答 □

<得られる知識>
・AR/VR/MR機器の全体像と構成要素の具体的な中身に関する知識、および課題や進化の方向性を知ることができる。

<受講をおすすめする方>
・AR/VR/MR機器の材料や技術に関わる方々、特に材料メーカの企画や開発部門の方々、その他XR機器の技術動向に
 ご関心をお持ちの方々など。
 第2部 「広がるAR・スマートグラスの応用展開と市場規模予測

【講演趣旨】
 ARグラス・スマートグラス市場は従来、光学システムとしては自由曲面および Birdbath が主流になっていましたが、FOV を大きくするためにはレンズを厚くせざるを得ないため、製品が重たくなってしまう傾向があり、民生品向けに大きく展開できるとろこまでには至っていないのが現状です。
 一方、ウェーブガイド技術は米国や日本、イスラエル企業が先行して開発していましたが、中国企業もキャッチアップしてきており、技術的にはまだ成熟していないものの、(ウェーブガイドが)これからのトレンドになると考えられます。さらに現在、VRデバイスがカメラを通してARを実現するパススルー型がVR市場でトレンドになりつつあるとともに、今後これらの市場がAR・スマートグラス市場と重なり合ってくることが考えられます。
 このセミナーでは、グローバルAR・スマートグラス市場動向はもちろんのこと、メタバース、デジタルトランスフォーメーション、マーケティング5.0等の幅広い視点から解説いたします。

【プログラム】
 1.AR・スマートグラスグローバル市場概観
   1.1 市場背景
   1.2 メタバースとAR
   1.3 アライアンストレンド
   1.4 コスト
 2.技術トレンド
   2.1 光学システム(非ウェーブガイド、ウェーブガイド)
   2.2 ディスプレイ光源(LCOS、マイクロOLED、マイクロLED等)
   2.3 Video Passthrough AR
 3.アプリケーション
   3.1 アプリケーションシナリオ
   3.2 AR・スマートグラスとマーケティング5.0
   3.3 表示性能と課題
 4.市場規模予測
 5.まとめ

 □ 質疑応答 □

<得られる知識>
・ARスマートグラスの市場動向、マーケティング、将来市場規模予測

セミナー講師

第1部 「AR/VR/MRデバイスの企業・製品動向と光学エンジン・光学系等の要素技術」(13:00~15:10)
 テック・アンド・ビズ(株)  代表取締役 北原 洋明 氏

[略歴]
2006年12月にテック・アンド・ビズ株式会社を設立。ディスプレイ、LED、太陽電池、半導体などの電子デバイス関連の情報サービス活動、ビジネスマッチングなどの活動を展開している。製造拠点および巨大な市場であるアジア各地の現地での生情報を重視し、日系企業の海外ビジネス展開をサポートしている。ディスプレイ子行業協会液晶分会顧問、中国深圳ディスプレイ協会専家顧問を務め、その他の中国・台湾・韓国の業界組織とも連携を取りながら日系企業の現地での活動支援、セミナー・展示会などのイベント開催、企業訪問アレンジなども行っている。
背景となる経歴は、1978~1988年に日電アネルバ(現キヤノンアネルバ)にて主に半導体用スパッタ装置のプロセス開発に従事。顧客へのセールス活動、装置納入後のプロセス立ち上げ・プロセスサポートまでカバー。1988~2000年、日本アイ・ビー・エムにてTFT液晶パネルのプロセス開発および生産技術を担当。この間、第1世代から第3世代の液晶製造ラインの導入・立ち上げおよび次世代ラインの検討に携わる。2001~2006年、同社にて高精細ディスプレイのマーケティング、ディスプレイ関連のソリューションビジネスに携わる。
 業界活動に積極的に参画。業界団体であるSEMI PCS-FPD活動では、副委員長として液晶生産ラインの在り方、生産性向上、業界の指針となるロードマップ作成などについての検討作業に中心的な役割を果たす。その他、JEITA委員、業界セミナーのプログラム委員などに携わる。これらの経験を基に、産業界の動向や技術トレンドなどをまとめ、執筆・講演活動も行っている。

 第2部 「広がるAR・スマートグラスの応用展開と市場規模予測」(15:20~16:30)
 沖為工作室(同) CEO 沖本 真也 氏

[略歴]
1998年 桐蔭学園高等学校理数科卒業。
2003年 大学で文学士(英米文学科専攻)を取得後、自動車業界で営業職として従事。
2007年 市場調査業界での勤務経験を経て、製造業界で新製品開発および上市業務を担当。プラスチック製品メーカーでは日本市場で先駆けて投入した先進物流用プラスチックパレット「スキレッター」の市場調査から開発、上市まで営業職として関わり、開発者の一人として特許登録。
2013年 自動車照明業界での経験を経て、主にドイツ自動車メーカーに対し内装部品の加飾技術の提案を行う職務につき、水圧転写や本杢インモールド成型などの工業化に従事。
2017年 市場調査業界で、主にTrend ForceやKelly Scientific Publications等の海外調査会社や自動運転、LiDAR、車載バッテリーの市場調査のマーケティングを手掛けるとともに、講演活動も行う。業界団体を巻き込んでマーケットの活性化に従事。社会人として働きながら米国大学でMBA取得。
2020年 沖為工作室合同会社を設立。製造業界や市場調査業界で培ったネットワークを生かし、AR/VR、自動運転、車載センサー、5G、EVバッテリーなどの先端技術の市場分析を国内・海外のお客様に提供。さがみはらSDGsパートナーに登録。2020年12月には 米国メディアに注目の企業として取り上げられる。
2021年 市場調査分析レポートの海外販売を開始。

セミナー受講料

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44,000円( E-mail案内登録価格41,800円 )
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2名で 44,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額22,000円)

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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
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1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
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  • PDFテキスト(印刷可)

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開催日時


13:00

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44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   光学技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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電子デバイス・部品   光学技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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