もうスラリーに悩まされない! 複雑な挙動を一から解説
講師が現場技術をもとに体系化した「スラリー工学」に沿って、スラリーの挙動や評価・制御技術を分かりやすく解説します
思い通りに調製できない!試行錯誤を繰り返してもうまくいかない!など、スラリーに悩まされている方におすすめです
セミナー趣旨
本セミナーではこの本をテキストに用い、講師の現場技術との交流をベースに蓄積された学術研究の成果に立って、なぜスラリーの挙動は複雑なのか、複雑さを支配している因子は何か、複雑な挙動をどのように評価し制御するか、新たなスラリー制御技術について講義する。
受講対象・レベル
・ スラリーと悪戦苦闘している技術者
・ 高校程度の物理および物理化学の知識
習得できる知識
・乾式ではなく、なぜスラリーなのか。
・スラリー挙動を支配する因子およびその評価法
・評価すべきスラリー特性およびその評価法
・スラリー調製の勘どころ
セミナープログラム
1.スラリー工学の現状と課題
1.1 微粒子はなぜスラリーとして扱われるか
1.2 スラリーの挙動はなぜ複雑か
1.3 問題解決の道筋
1.4 材料プロセスで重要な評価項目
2.粒子特性
2.1 粒子径,比表面積,密度
2.1.1 粒子径
2.1.2 比表面積,密度
2.2 粒子径分布,粒子構造
3.粒子と媒液の界面
3.1 粒子と分散媒の親和性
3.1.1 溶媒和(水和)
3.1.2 濡性
3.2 粒子の帯電
3.2.1 帯電機構
3.2.2 電気二重層
3.2.3 ゼータ電位測定
3.3 界面活性剤の吸着
3.3.1 界面活性剤
3.3.2 吸着機構
3.3.3 吸着量の測定
3.3.4 アルミナ粒子とポリカルボン酸アンモニウムの吸脱着挙動
4.粒子間に働く力
4.1 DLVO理論
4.1.1 静電ポテンシャル
4.1.2 ファンデルワールスポテンシャル
4.1.3 全相互作用(DLVO理論)
4.2 疎水性相互作用
4.3 吸着高分子により生じる力
4.4 高分子枯渇作用
4.5 粒子間力測定法
4.5.1 表面間力測定装置(SFA)
4.5.2 原子間力顕微鏡(AFM)
4.6 非水分散媒液(有機溶媒)の場合
5.粒子の分散・凝集
5.1 親液・疎液性(濡性)
5.2 粒子の接近・衝突
5.2.1 粒子濃度
5.2.2 ブラウン(Brown)凝集
5.2.3 沈降凝集
5.2.4 剪断凝集
5.3 凝集機構と凝集形態
5.3.1 反発力がない場合(急速凝集)
5.3.2 反発力がある場合(緩慢凝集)
5.4 分散・凝集状態の評価
5.4.1 濁度,透過光強度測定
5.4.2 粒子径分布測定
5.4.3 直接観察
6.スラリー流動特性
6.1 流動特性
6.2 流動特性に影響を及ぼす諸因子
6.2.1 粒子濃度
6.2.2 粒子径と粒子帯電の影響
6.2.3 pH,分散剤添加の影響
6.2.4 経時変化
6.3 流動特性評価法
6.3.1 共軸二重円筒形回転粘度計
6.3.2 円すいー平板形回転粘度計
6.3.3 単一円筒形回転粘度計(B型粘度計)と振動粘度計
6.4 流動特性と成形
7.粒子の沈降・堆積挙動
7.1 粒子の沈降挙動
7.1.1 自由沈降
7.1.2 水平方向の運動
7.1.3 遠心場における運動
7.1.4 干渉沈降
7.1.5 成相沈降・集合沈降
7.1.6 回分沈降試験
7.1.7 沈降パターンの観察例
7.2 堆積層の固化
8.粒子の充填特性
8.1 回分沈降試験による評価・解析
8.1.1 目視
8.1.2 沈降静水圧法
8.1.3 充填特性に及ぼす粒子間力の影響
8.2 定圧濾過法による評価・解析
8.3 流動特性と充塡特性
9.スラリー調製
9.1 スラリー化
9.2 均質化
9.3 スラリー特性の最適化
□ 質疑応答・名刺交換□
セミナー講師
【略歴】
1971年 山形大学工学部化学工学科 卒業
1973年 名古屋大学大学院工学研究科修士課程化学工学専攻 修了
1976年 名古屋大学大学院工学研究科博士課程化学工学専攻 単位取得退学
1976年 名古屋大学工学部化学工学科助手
1986年 名古屋大学工学部化学工学助教授
1987年 (財)ファインセラミックスセンター技術部長
1994年 名古屋大学大学院工学研究科教授
2012年 同上 定年退職、こな椿ラボ開設
研究
固液分散系の挙動解明と評価技術開発
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
主催者
開催場所
東京都
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
類似セミナー
関連セミナー
もっと見る関連記事
もっと見る-
【真空不要】大気圧プラズマ(AP)とは?接着不良を解決しコストを激減させる「魔法の風」の仕組み
【目次】 製造業の現場では、製品の品質と耐久性を決定づける「表面処理」が極めて重要な工程です。これまで、高機能な表面処理を行うために... -
【ナノバブルとは】髪の毛より小さい「魔法の泡」が農業・美容を変える!ウルトラファインバブルの全貌
【目次】 私たちの日常を取り巻く「水」の中に、目には見えないけれど、驚くほどの可能性を秘めた存在があります。それが「ナノバブル(超微... -
【液体を一瞬で粉末に】スプレードライ(噴霧乾燥)とは?原理・メリットから「粉ミルク」等の応用例まで
【目次】 現代の製造業、特に食品、医薬、化学の分野において、「乾燥」工程は最終製品の品質を決定する極めて重要なプロセスです。原料に含... -
驚異の多孔質構造が変える社会環境、MOF(金属有機構造体)の構造・機能、その市場とは
【目次】 現代社会は、地球温暖化対策のための二酸化炭素(CO₂)回収、クリーンエネルギーとしての水素貯蔵、医薬品の高効率な運搬、そして環...